fusetter(ふせったー)とは?Twitter(現X)の投稿ネタバレを隠すツールの使い方を解説
Twitter(現X)で話題の作品やイベントについて共有したいけれど、ネタバレをしてしまわないか心配でツイート(現リポスト)を控えてしまうことはありませんか?
そんなときに役立つのがfusetter(ふせったー)です。しかし、使い方や設定方法がわからず、手が出せないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、fusetter(ふせったー)の基本的な使い方から、具体的な設定手順や注意点、さらにセキュリティ面の情報までを詳しく解説します。
この記事を読むことで、fusetter(ふせったー)を使ったスマートなツイート(現リポスト)の仕方がわかり、ネタバレを気にせず自由に投稿できるようになります。
- 目次
fusetter(ふせったー)とは?
fusetter(ふせったー)は、主にTwitter(現X)上で使用されるネタバレ防止用の伏せ字ツイート(現リポスト)サービスです。
このツールの特徴は、ツイート(現リポスト)内容の一部を伏せ字にすることで、読者に直接的なネタバレを避けることができる点にあります。
運営会社
fusetter(ふせったー)は、株式会社信興テクノミストによって運営されています。
株式会社信興テクノミストは、1930年に創業された老舗のIT企業で、元々は電話機向け通信機器の販売からスタートしました。
1947年に法人化され、その後IT業界へと進出し、広範な技術サービスを提供しています。
fusetter(ふせったー)はいつから始まったのか
fusetter(ふせったー)は2012年にサービスを開始し、これまでに1,400万人以上が利用しています。
漫画、アニメ、映画、ドラマ、音楽など、多様なジャンルのファンに支持されてきました。
fusetter(ふせったー)の使い方
それでは、fusetter(ふせったー)の使い方を詳しく説明します。
1. ログイン
fusetter(ふせったー)を利用するには、まずTwitter(現X)アカウントでログインする必要があります。fusetter(ふせったー)のウェブサイトにアクセスし、「fusetterを使ってみる!」をクリックします。
2. アプリの認証
Twitter(現X)アカウントへのアクセス許可を求められます。「アプリを認証」をクリックして、Twitter(現X)のIDとパスワードを入力します。
これで、fusetter(ふせったー)があなたのTwitter(現X)アカウントと連携します。
3. ツイート(現リポスト)の作成
ログイン後、ツイート(現リポスト)したい内容を入力します。伏せ字にしたい部分は半角の大括弧([])で囲みます。
たとえば、「この映画は[ネタバレ]がある」といった形です。
116文字以上の長文も投稿可能で、その場合は「もっと書く」をクリックして追記部分を追加できます。最大で100,000文字まで入力可能です。
4. 公開範囲の設定
ツイート(現リポスト)の公開範囲を設定します。選択肢には「だれでも」「合言葉を知っている人」「ツイート内の@付きの人」「自分のみ」があります。特定の人にだけ見せたい場合は、合言葉を設定することも可能です。
5. ツイート(現リポスト)の投稿
内容と公開範囲が決まったら、「今すぐ投稿する」をクリックします。
最後に、もう一度確認画面が表示されるので、ここで「ツイートする」をクリックします。
投稿後、fusetter(ふせったー)上に保存されたツイート(現リポスト)は、Twitter(現X)にもリンクとして表示されますが、自動的にはツイート(現リポスト)されませんので、手動でTwitter(現X)に投稿する必要があります。
6. 過去のツイート(現リポスト)管理
マイページ機能を利用すると、過去に投稿した伏せ字ツイート(現リポスト)を確認・編集・削除できます。ただし、fusetter(ふせったー)上で削除してもTwitter(現X)には残るため、別途削除が必要です。
隠し機能
fusetter(ふせったー)では、伏せ字の表示をカスタマイズすることができます。
大括弧([])の最後に♡を入れることで、伏せ字の○がすべて♡に変わるという隠し機能です。
この機能を使うことで、より個性的な表現が可能になります。
fusetter(ふせったー)の安全性
fusetter(ふせったー)の使い方は理解したけれど、アプリ連携やセキュリティ面の安全性が心配、という方もいるでしょう。
そこで、現在の情報をもとに、fusetter(ふせったー)の安全性について調査しました。
アプリ連携の権限
fusetter(ふせったー)を利用する際にはTwitter(現X)アカウントとの連携が必要で、いくつかの権限を要求されます。
これにはプロフィールの情報やアカウント設定の確認などが含まれ、ヘルプセンターのよくある質問にも明記されています。
ユーザーが許可した範囲内でのみ機能し、勝手にツイート(現リポスト)したりアカウントを操作したりすることはありません。
セキュリティの強化
2023年4月11日以降、Twitter(現X) APIが有料化された影響でfusetter(ふせったー)は一時的に利用できなくなりましたが、その後セキュリティ面での強化が行われました。
これにより、ユーザーのデータ保護が強化されているとされています。
ユーザー情報の管理
fusetter(ふせったー)では、ユーザーのIDやパスワードを直接管理していないため、Twitter(現X)側での認証が必要です。
fusetter(ふせったー)自体が個人情報を保持することはありません。
fusetter(ふせったー)の導入事例
fusetter(ふせったー)には、さまざまな導入事例が存在します。
ここでは2つを紹介します。
企業のプロモーション活動
企業がfusetter(ふせったー)を利用して、特定の製品やサービスに関する情報を伏せ字で投稿し、ファンコミュニティを盛り上げる事例がありました。
たとえば、飲料会社が映画とのコラボレーションキャンペーンを行い、伏せ字ツイート(現リポスト)を通じてファンとのインタラクションを促進しました。
参考:映画の公開に先駆けてオリジナルイラストのバナーを掲載。作品の認知度アップに繋がりました!
個人の創作活動
fusetter(ふせったー)は、小説や長文の投稿に便利です。
最大100,000文字まで投稿できるため、作家やクリエイターが自分の作品をメモしたり、フォロワーと共有したりするために、頻繁に利用しています。
まとめ
本記事では、fusetter(ふせったー)の使い方や安全性について解説しました。
このサービスによって、気軽にネタバレを避けつつ、さまざまな話題について自由に意見を述べることが可能になります。
ぜひfusetter(ふせったー)を活用してみてください。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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