ゆるふわ系SNSタイッツーとは?X(旧Twitter)との違いや機能について解説
ゆるふわ系SNSとして注目を集める「タイッツー」。
この記事では、X(旧Twitter)に似たシステムを持ちつつも、独自の進化を遂げたタイッツーがX(旧Twitter)とどう違うのか、また主な機能をわかりやすく解説します。
目次
タイッツーは、2023年7月1日よりサービスを開始した、hoku氏個人による開発・運営のSNSです。
X(旧Twitter)に似たシステムを持ちつつも、独自の進化を遂げています。
とくに注目すべきは、リプライ機能の細やかな設定です。
「フォロワーのみ」「自分がフォローしている人のみ」など、ユーザーが「楽しい」と感じるための配慮がされています。
また、政治や宗教の話題を規制することで、トラブルを未然に防ぐ工夫もなされています。
X(旧Twitter)とタイッツー、この2つのSNSの最大の違いは、その運営方針にあります。
タイッツーは広告に頼らず、pixivFANBOXやコラボキャンペーンなどから収益を得ています。
一方のX(旧Twitter)は、広告収入を主軸とし、APIの有料化など、収益性重視の改革が目立ちます。
この運営方針の違いが、SNSの個性やユーザー体験を形作っているのです。
それぞれの特色が、ユーザーにどのように受け入れられていくのか、今後の展開が気になるところです。
SNSで見栄を張ったり、他人と比べてしまったり、SNSが時に重荷になることもあるでしょう。
そんな中、hoku氏は「やさしく寄り添うSNS」をテーマにタイッツーを開発しました。
気取らず、気楽に、誰もが雑談を楽しめるようなサービスを目指し、SNSの原点とも言える「気軽さ」と「楽しさ」を追求しています。
タイッツーの主な機能を、投稿、交流、その他に分けて紹介します。
メインの機能となる「投稿機能」についての紹介です。
最大140文字のテキスト、画像2枚、GIF画像、外部リンクを投稿できます。
投稿された画像は、上下または左右がトリミングされて表示されるため注意が必要です。
通常のタイーツに加えて、最大全角6,000文字のテキスト、画像を最大8枚、または15秒以内のショート動画を1本添付できます。
追加テキスト内では、見出し、太字、動画埋め込みなどの独自タグが使えます。
「交流機能」3つを紹介します。
他のユーザーのタイーツを自分のフォロワーのタイムラインに流すことができます。
RTボタンを押すと、上からリタイーツの確認のポップアップが出てきます。
コメントに加えて、11種類のスタンプで返信できます。
リプライできる範囲(全員、フォロワーのみなど)や種類(スタンプ、コメントなど)をタイーツごとに設定できます。
共感したタイーツにハートマークを付けられます。
いいねしたタイーツの一覧は自分だけが見ることができ、他人には見えません。
その他にも、タイッツーには便利でユニークな機能が多数搭載されています。
特定のワードを含むタイーツを非表示にできます。
最大300ワードまで登録できます。
タイーツをPTL(パブリックタイムライン)や検索結果に表示しないようにできます。
GIFアニメーション画像制作ツールやゲームなど別のコンテンツで遊べます。
タイッツー内で使えるポイント「タイーツ石」を集めてガチャが引けます。
ガチャでゲットしたアイテムは、今後何かに使えるらしいです。
AIに悩み相談ができます。
1回の相談に1,000タイーツ石が必要です。
タイッツーの使い方はとても簡単です。
まず、タイッツーの公式サイトにアクセスし、メールアドレスを使ってアカウントを作成します。
メールアドレスに認証用URLが届くので、アクセスすると登録が完了します。
タイーツの投稿は、画面右上にある「タイーツする(つぶやく)」ボタンをクリックして開始します。
タイーツでは、140字以内のテキストや2枚までの画像、GIF、外部リンクを気軽に投稿でき、誰でも簡単に利用できるようになっています。
さらに、「がっつりタイーツ」を活用すれば、6,000字のテキストや8枚の画像、15秒のショート動画など、より多くのコンテンツを投稿でき、表現の幅が広がります。
気になる投稿にいいねやリタイーツ(RT)ができ、コメントだけでなく、スタンプでもリプライを送ることができます。
ハッシュタグやキーワードでの検索に加え、PTL(パブリックタイムライン)ではさまざまなユーザーの投稿を閲覧でき、興味関心を広げられます。
タイーツを通じて、楽しみながら交流の輪を広げていきましょう。
タイッツーは開発者であるhoku氏によって日々改善が続けられていますが、できないこともあります。
タイッツーは現在Webブラウザ版のみで、アプリ版はリリースされていません。
今後リリースされた際には開発者のXで報告があるはずなので、気になる方はフォローしておくのが良いでしょう。
リプライは2段階まで可能です。
つまり、リプライに対するリプライ(リプライ返し)はできますが、そのリプライ返しに対する返信はできません。
他のユーザーのタイーツを引用して、自分のコメントを追加することはできません。
代わりに空リプで引用リツイートのようにしているケースが見られます。
本記事では、ゆるふわ系SNSタイッツーについて解説しました。
タイッツーはX(旧Twitter)に似たシステムを持ちながら、ユーザーが楽しめる独自の機能を提供しています。
投稿機能やリプライの細かな設定、トラブルを防ぐための規制など、使いやすさと安心感が特徴です。
タイッツーの目指す「やさしく寄り添うSNS」により、気軽に雑談を楽しみ、充実した交流を目的としたい方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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