タイムツリー(TimeTree)とは?基本的な使い方や危険性について解説 ニュース

タイムツリー(TimeTree)とは?基本的な使い方や危険性について解説

「予定を入れたのに忘れてしまう」という経験は、誰にでもあることでしょう。

そんなときに役立つのが、無料で利用できるスケジュール管理・共有アプリ「タイムツリー(TimeTree)」です。

直感的な操作で予定を管理でき、最大200人とのカレンダー共有や、リマインド機能を備えています。

本記事では、タイムツリーの基本的な使い方から便利な機能、セキュリティ面での注意点まで詳しく解説します。

タイムツリー(TimeTree)とは

タイムツリー(TimeTree)とは
出典:TimeTree

タイムツリー(TimeTree)は、全世界で5,500万人以上のユーザーが登録しているスケジュール管理・共有アプリです。

スマホやPCで利用できるため、友人や恋人、家族、同僚などとカレンダーを共有し、効率的に予定を調整することができます。

色分け機能があり、一目で予定を把握できるデザイン性の高いカレンダーとしても有名です。

無料のカレンダー共有アプリ

タイムツリー(TimeTree)は基本無料で利用可能で、同一アカウントでログインすればカレンダーが同期されます。

たとえば、スマホで追加した予定がPCにも自動的に反映され、異なるデバイスでもシームレスに利用可能です。

無料版と有料版の違い

無料版有料版
ファイル添付写真写真、PDF、ファイル
バーチカル表示
スケジュールの優先表示
専用サポート窓口
広告非表示
料金0円・月額プラン300円
・年額プラン3,000円

無料版と有料版では、利用できる機能に大きな違いがあります。

まず、ファイル添付機能です。無料版では写真のみ添付可能ですが、有料版にアップグレードすると、PDFやWordファイルもカレンダーに添付できます。大切なデータを添付しておけば、必要なときにすぐ確認できる便利な機能です。

次に「バーチカル表示」です。バーチカル(vertical)は「垂直」や「縦」を意味し、視覚的に分かりやすく予定を管理できます。最大3日分の予定を時間軸で表示できるため、空き時間も一目で把握でき、効率的なスケジュール調整が可能です。

今なら初月無料で利用できるので、気になる方は有料版に登録し、機能面に触れてみるのもおすすめです。

タイムツリー(TimeTree)基本的な使い方

タイムツリー(TimeTree)を初めて利用する方のために、基本的な使い方を解説します。

カレンダーの新規作成

まず、11種類の項目から目的に合ったものを選びます。

11種類の項目から目的に合ったものを選ぶ

次に、カレンダー名を設定し作成します。
カバー画像はあとから変更することができます。

カレンダー名を設定し作成

続けて、新しい予定のタイトルを入力し、保存します。

新しい予定のタイトルを入力し、保存

カレンダーを共有すれば、友人とコメントでのやり取りや「いいね」を送り合うことも可能です。

共有カレンダーへの招待と参加

招待するには、「その他」にある「メンバーを招待する」をタップすることで、手軽に共有できます。

「LINEで招待する」や「カカオトークで招待する」などのボタンが用意されているので、お好みの方法で招待しましょう。

共有カレンダーへの招待と参加

受け取った側はURLをタップするだけで簡単に参加可能です。

受け取った側はURLをタップするだけ
出典:TimeTree

タイムツリー(TimeTree)の便利な機能

タイムツリー(TimeTree)には、以下のような5つの便利な機能が揃っています。

通知機能

タイムツリー(TimeTree)に予定を登録しても、確認し忘れてしまっては意味がありません。

そこで役立つのが通知機能です。

当日、1日前、2日前など、好きなタイミングで通知を設定できるため、忘れやすい予定には複数回通知を設定しておくことで安心感を高めることができます。

通知機能

複数カレンダーの管理

プライベート、家族、ビジネスなど用途別にカレンダーを作成し、各カレンダーに異なるメンバーを招待して共有可能です。

最大200人とカレンダーを共有でき、チームや家族でのスケジュール管理も簡単です。

さらに、最大20個までカレンダーを作成できるため、細かい目的別のスケジュール管理にも対応しています。

参考:参加可能メンバー数/保有可能カレンダー数を知りたい

チャット機能

各予定にチャット機能が付いており、コメントや画像を共有できます。

チャット機能

別のチャットツールを使わずに予定ごとにコミュニケーションを取ることができ、業務効率も向上します。

LINEのような感覚で利用できるため、情報のやり取りがスムーズです。

インポート機能

Googleカレンダーやスマホの標準カレンダーアプリからのインポートが可能で、既存のスケジュールを簡単に移行できます。

インポート機能

一から入力する手間が省け、複数のカレンダーを一元管理することができます。

ToDoリスト機能

タイムツリー(TimeTree)はスケジュール管理だけでなく、タスク管理にも対応しているToDoリスト機能を備えています。

個人用と共有用でリストを分けられるため、プライバシーを守りながら効率的にタスクを管理できます。

タイムツリー(TimeTree)に危険性はある?

タイムツリー(TimeTree)はスケジュール管理や共有に便利なアプリですが、安全に使用するために注意すべき点がいくつかあります。

セキュリティロック機能がない

タイムツリー(TimeTree)アプリ自体にはセキュリティロック機能が搭載されていないため、スマートフォンにパスコードや生体認証が設定されていないと、他人にカレンダー内容を簡単に閲覧されるリスクがあります。

スマートフォン本体にロックをかけ、他人にアクセスされないように保護しましょう。

共有設定ミスによる情報漏洩のリスク

タイムツリー(TimeTree)はカレンダーの共有機能が充実していますが、共有先の間違えや、誰でも見られる公開カレンダーにしてしまうと、意図せずプライベートな情報を共有してしまうリスクがあります。

共有設定ミスによる情報漏洩のリスク

共有設定を行う際は、招待リンクの送信先や共有メンバーの確認を慎重に行い、適切な相手だけに情報が届くよう注意しましょう。

スパムメールの自動登録

iPhoneユーザー向けに提供される「Found in Mail」機能は、メール内の日時を自動でカレンダーに登録します。

しかし、この機能が有効だと、スパムメールからの情報もカレンダーに登録される可能性があり、意図しないスケジュールが追加されることがあります。
参考:見覚えのない予定が表示されたら

タイムツリー(TimeTree)の設定で「Found in Mail」機能をオフにして、必要のないメールからの情報がカレンダーに登録されないようにしましょう。

データの残存リスク

タイムツリー(TimeTree)をアンインストールするだけでは、作成したアカウントやカレンダーのデータは消えません。

先にアカウント情報を完全に削除してからアプリを退会するようにしましょう。

アカウント削除は、「設定」→「アカウント設定」から行えます。

データの残存リスク

これで、後からデータが流出するリスクを回避できます。

タイムツリー(TimeTree)を使うメリット

最後に、タイムツリー(TimeTree)を使うメリットの紹介です。

カラーラベルでスケジュールが管理しやすい

カレンダーにカラーラベルを使うことで、視覚的にスケジュールの把握がしやすくなります。

カラーラベルでスケジュールが管理しやすい

たとえば、仕事の予定を青、プライベートの予定を緑と色分けすることで、ひと目で内容を直感的に理解できます。

色ごとの時間配分を分析することで、自身の時間の使い方を視覚化し、効率的なスケジュール管理が可能になります。

いつでもどこでもスケジュールの共有と確認が可能

前述のとおり、最大200人とのカレンダー共有、20個までのカレンダー登録、PCやスマホの同期、これにより自宅や外出先でもスケジュールの共有と確認がスムーズに行えます。

基本無料で利用可能

PDFやWordファイル添付が不要であったり、広告が表示されても問題なかったりする場合、無料で利用できます。

基本使用料がかからないため、気軽に利用を開始でき、経済的にも安心です。

まとめ

タイムツリー(TimeTree)まとめ

本記事では、タイムツリー(TimeTree)の基本的な使い方や便利な機能、注意すべきセキュリティリスクについて解説しました。

安全に利用するためには、デバイスにロックをかけ、共有設定を慎重に行うことが重要です。

タイムツリー(TimeTree)を活用し、効率的で安心なスケジュール管理を始めましょう。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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