初代iPhoneからiPhone14までの性能や値段の変化を解説!
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2023.05.11 初代iPhoneからiPhone14までの性能や値段の変化を解説!

iPhoneといえば、アップル社がリリースしているデザインや機能性が高いスマートフォンですが、2007年の初代モデル以来、年々新しいモデルが発表され、その性能や価格も変化しています。

最新のモデルでは、高度なカメラやスクリーン、バッテリーの持続時間が改良され、映画のような高クオリティーな動画の撮影が可能です。また、5G対応や防水機能の向上など、先進的な機能も追加されています。

一方、価格については、初代のiPhoneの時から当時では高額な価格であったため商業的な成功を疑問視する声もありましたが、現在でも高価格帯のスマートフォンの代表格となっています。 また、アップルは低価格帯のモデルも提供し、より多くのユーザーに受け入れられています。

そこで、今回はiPhoneの性能や値段の変化を最新版(iPhone14)までまとめていきます。ぜひ参考にしてください。

  • 初代iPhoneは日本では発売されなかった
  • 次のiPhoneでは10倍ズームなど更なる機能が期待される
初代iPhoneからiPhone14

初代iPhoneのスペック・最新版との違い

初代iPhoneのスペック・最新版との違い

初代iPhoneのスペック・最新版との違いについて以下の通り解説します。

・スペック・値段
・最新版との違い

スペック・値段

スペック・値段

初代iPhoneが発売されたのは2007年6月29日で、価格は8GBモデルが599ドル(約8万円)でした。初代のiPhoneはインカメラがなく、カラーはシルバーのみでした。

残念ながら日本での発売はありません。搭載されているカメラは200万画素でした。画像は方眼紙のように小さい四角形が集まって構成されています。この方眼の数を表すものが画素数です。多ければ多いほど画像がより精細で、滑らかに表示される訳です。写真としてプリントする分には100万画素あれば事足りるので、200万画素あればかなりキレイな写真を撮影できます。

また、初代iPhoneは音楽プレーヤーと携帯電話の一体化という革新的な機能に注目が集まり、熱狂的ファンを生みました。

最新版との違い

最新版との違い

現在の最新モデルであるiPhone 14 / iPhone 14 Plusは、2022年に発売されましたが、初代とどう違うのでしょうか。

初代iPhoneでは、ディスプレイは3.5インチ(115.2×61×11.6mm)でしたが、iPhone 14 は6.1インチ(146.7×71.5×7.80mm)で値段も119,800円(税込)からと、初期に比べて画面サイズも値段もアップしています。

また、初代iPhoneのカメラはインカメラなしで200万画素でしたが、iPhone 14 / iPhone 14 Plusは広角・超広角カメラ・メインカメラ・インカメラを搭載しており、1,200万画素です。1,200万画素あれば画像をA4サイズで印刷しても高画質になります。

その他にも、初代iPhoneはストレージが16GBまででしたが、iPhone 14 Proは128GBから1TBまでのストレージが選べます。iPhone 14 / iPhone 14 PlusではFace IDやTouch IDなどの認証技術が採用されているのも、大きな違いです。

iPhone 3からiPhone 14までの歴史

iPhone 3からiPhone 14までの歴史

iPhone 3からiPhone 14までの歴史を以下の通り解説します。

・iPhone 3からiPhone 8|ワイヤレス充電が可能に!
・iPhone XからiPhone SE (第3世代)|5G対応
・最新モデル iPhone 14|Dynamic Islandの採用

iPhone 3からiPhone 8|ワイヤレス充電が可能に!

iPhone 3からiPhone 8|ワイヤレス充電が可能に!

初代iPhone以降、以下のように次々と新モデルが発表されてきました。

・iPhone 3G
・iPhone 3Gs
・iPhone 4
・iPhone 4S
・iPhone 5
・iPhone 5c
・iPhone 5s
・iPhone 6/6 Plus
・iPhone 6s/6s Plus
・iPhone SE
・iPhone 7/7 Plus
・iPhone 8/8 Plus
・iPhone X/XR/XS/XS Max
・iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
・iPhone SE (第2世代)
・iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
・iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
・iPhone SE (第3世代)
・iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max

iPhone 3〜iPhone 4では、高解像度のディスプレイの搭載や動画撮影・初めてインカメラが搭載されるなど、発売前から行列ができるほど注目されていました。

歴代iPhone

iPhone 5以降では高価格化が進み、iPhone 4は発売時46,080円、iPhone 5は61,680円でした。iPhone 5cではホワイト・ピンク・イエロー・ブルー・グリーンが発表されるなど、カラーバリエーションも豊富になりました。

大手キャリアでの取り扱いも開始され、iPhoneユーザーが急速に増えた頃でした。Touch IDによる指紋認証技術も採用されました。

iPhone 6 Plusでは5.5インチ(158.1×77.8×7.1mm)の大型ディスプレイが話題になりましたが、次のiPhone SEでは小型化し、Phone 7ではイヤホンジャックがなくなるなど、ミニマムな見た目に変化していきます。iPhone 8になると、ワイヤレス充電が可能になりました。ワイヤレス充電では、ケーブルやプラグを使うことなく、充電器に置くだけで充電ができます。

iPhone XからiPhone SE (第3世代)|5G対応

iPhone XからiPhone SE (第3世代)|5G対応

iPhone XからはFace ID(顔認証)が搭載され、iPhone XS以降再び画面が大型化していきます。iPhone XS Maxでは6.5インチ(157.5×77.4×7.7mm)と、女性の手のひらに収まらないほど大きくなりました。

その後も進化が進み、iPhone SE(第2世代)やiPhone 12を経て発売されたPhone 13ではシネマティックモードが搭載され、映画のワンシーンのような撮影が可能になりました。シネマティックモードとは被写体以外をぼかして、印象的な動画を撮れる機能です。

自動で新しい被写体を認識して、被写体を強調した撮影ができるので、スマホで映画のようなクオリティの動画が撮れます。iPhone SE(第3世代)でも、5Gと指紋認証の両方に対応するなど、更なる進化が止まりません。

最新モデル iPhone 14|Dynamic Islandの採用

最新モデル iPhone 14|Dynamic Islandの採用

現在の最新モデルは iPhone 14 / iPhone 14 Plusです。(2023/4現在)最新モデルである iPhone 14 / iPhone 14 Plusでは、Dynamic Island機能が搭載されています。

Dynamic Islandとはバッググラウンドで動いているアプリを、アプリを開くことなく操作できるものです。例えば、音楽アプリをバックグラウンド再生中にアプリを開くことなく早送りできたり、タイマーのオンオフを設定できたりします。

カメラの性能も向上し、より暗闇での撮影も問題なく行えるようになりました。その他にもアクションモード(走っている人などを被写体に、手振れが少ない写真を撮影できる)や最大29時間のビデオ再生が可能になるなど進化しています。

iPhoneの今後

iPhoneの今後

2023年秋に発売される予定のiPhone 15シリーズでは、ペリスコープ望遠カメラが使われると予想されています。

ペリスコープ望遠カメラは潜水艦でも利用されており、10倍ズームなど高い倍率でのズームが可能になります。

また、すでにiPhone 14の上位機種にDynamic Islandが搭載されたことから、iPhone 15でも採用される可能性があります。

さらに、AI技術の進化によって、より高品質な写真が撮影できるようになるといったカメラ性能の向上も期待されています。加えて、バッテリーの持ち時間の向上や、5G通信の高速化など、技術面での改善も期待されています。

まとめ

性能と価格の両面で進化を遂げてきたiPhone

iPhoneは、初代モデル以来、性能と価格の両面で進化を遂げてきました。最新モデルには、高度なカメラやスクリーン、バッテリーの持続時間などが改善され、5G対応や防水機能の向上など、より優れたパフォーマンスと利便性を提供することができます。

一方、価格については、初代iPhoneが高価格帯であったことから批判を受けていましたが、値段以上の機能やデザイン性にファンが増えて支持されています。

iPhoneの性能や価格は、時代の変化や技術の進歩によって変化しており、今後もより高度な機能や改良が期待されています。

PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部

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