【即効性アリ】iPhoneが重くなる原因と3つの対処法を解説
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2024.03.15 【即効性アリ】iPhoneが重くなる原因と3つの対処法を解説

日本にiPhoneユーザーが多いことは世界でも有名です。

その割合は2024年8月時点で69.3%のシェアを占めています。

そこで、本記事ではiPhoneを使っていると重くなってしまう原因とその対処法について解説します。

この記事はこんな方々におすすめです。

  • 最近、iPhoneの調子が悪くなってきた
  • 読み込み速度が遅くて不便さを感じる
  • 今のiPhoneをできるだけ長く使いたい

近年は物価高や円安の影響でiPhoneが値上がりしており、簡単に次から次へと乗り換えるのが難しくなっていますよね。

今使っているiPhoneを少しでも長く、良い状態で使い続けるためにも、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。

iPhoneが重くなる5つの原因

iPhoneが重くなる5つの原因

まずは、iPhoneが重くなってしまう原因について理解しておきましょう。iPhoneはスマホ1つで何でもできてしまうが故に、処理する作業が多くなりがちです。

以下の5つの原因を理解しておけば、「今なぜiPhoneが重くなっているのか?」が明確になるので、ぜひ最後までご覧ください。

  • メモリが不足している
  • 空き容量が不足している
  • キャッシュや不要データが溜まっている
  • ソフトウェアの不具合
  • 経年劣化などのiPhone自体の劣化

ひとつずつ見ていきましょう。

原因①:メモリが不足している

原因①:メモリが不足している

「メモリ」が不足しているとき、iPhoneの動作は重くなってしまいます。

メモリとは「RAM」と呼ばれるもので、ストレージ容量のことではありません。iPhoneが同時に扱えるデータ容量のことを意味します。

メモリを机として考えるとわかりやすいです。

広々した机なら同時に多くの教科書やパソコンなどを置けますが、小さいと置けるものが限られますよね。

そのメモリ容量が今行っている作業(同時にたくさんのアプリを開くなど)に見合っていない場合、動作が重くなってしまいます。

原因②:空き容量が不足している

原因②:空き容量が不足している

また、iPhoneのストレージ容量が不足していることも動作が重くなる原因になります。

ストレージ容量はみなさんもよく知る「◯GB」といったもので、最近のiPhoneは128GBが最低容量です。

ストレージ自体はデータの保管容量なのでiPhoneの動作を遅くする直接的な原因にはなりませんが、容量がいっぱいだと作業中の一時的なデータ保存ができなくなり、その結果動作が重くなってしまいます。

原因③:キャッシュや不要データが溜まっている

原因③:キャッシュや不要データが溜まっている

iPhoneでさまざまなアプリを利用すると思いますが、使用していると各アプリ内にキャッシュというデータが溜まっていきます。

キャッシュとはアプリやWebサイトなどのデータを一時的に保存して、読み込み時間を短縮する仕組みで、何度も開くアプリを開くときは非常に便利な機能です。

しかし、このキャッシュが溜まりすぎると、逆にiPhoneの動作が重くなってしまいます。そのため、定期的に削除して容量に空きを作ることが大切です。

原因④:ソフトウェアの不具合

原因④:ソフトウェアの不具合

また、ソフトウェアの不具合によってもiPhoneが重たくなる場合があります。

最新のiOSにアップデートしたとき、たまに不具合などが発生します。Appleは大きな企業なのですぐに修正されますが、そのような不具合があるとiPhoneにバグが起きたり、重くなるんです。

原因⑤:経年劣化などのiPhone自体の劣化

iPhone自体の試用期間が長くなればなるほど、動作スピードも落ちてしまいます。

その原因としては「端末自体の劣化」や「端末性能が最新アプリに対応できない」といったものが挙げられるでしょう。

スマホアプリのゲームのクオリティも年々上がっているので、数世代前のiPhoneだと「開くだけで落ちてしまってプレイできない」といったこともあるでしょう。

以上が、iPhoneが重くなる5つの原因でした。

次に、このような原因を踏まえた上で、iPhoneを軽くする方法を解説します。

iPhoneが重いときの3つの対処法

iPhoneが重いときの3つの対処法

では、iPhoneの動作が重いときにはどのように対処すればよいのでしょうか。ここでは3つの対処法を紹介します。

  • ストレージ容量の空きを増やす
  • Safariやアプリのキャッシュを削除する
  • iPhoneを再起動する

ひとつずつ見ていきましょう。

方法①:ストレージ容量の空きを増やす

まずは、ストレージ容量の空きを増やしてみましょう。ストレージ容量は色々なものを保管するのに使われており、空きを増やす方法はたくさんあります。

下記のリストにあるものを取捨選択して削除してみてはいかがでしょうか。

  • 不要なアプリ
  • 不要な写真
  • 不要なファイル

写真などを削除する場合は、iCloudでバックアップを取っておきましょう。そうすれば、データは残したままストレージ容量の空きを増やせますよ。

方法②:Safariやアプリのキャッシュを削除する

方法②:Safariやアプリのキャッシュを削除する

また、キャッシュを削除することでiPhoneの動作を軽くできます。

キャッシュはブラウザやアプリ内に溜まるので、設定アプリから削除しましょう。

キャッシュを削除すれば動作が軽くなりますが、再度アプリ・Webサイトを開くときに読み込み量が多くなってしまうことには注意してください。

方法③:iPhoneを再起動する

iPhoneは再起動することで不要なメモリが削除され、動作が軽くなる場合があります。
そのため、「細かい設定はややこしくて嫌だ」という方はまずiPhoneの電源を一度シャットアウトしてみてください。

ただし、頻繁にシャットアウトと再起動を繰り返すとiPhone内の電池に負担をかけてしまうので、たまにやることをおすすめします。

以上がiPhoneが重いときの3つの対処法でした。万が一、iPhoneが重いと感じられたときはこれらの方法を実践していただければ幸いです。

まとめ:iPhoneの重さを解消して長持ちさせよう

まとめ:iPhoneの重さを解消して長持ちさせよう

今回は、iPhoneが重くなる5つの原因とその対処法について徹底解説しました。

他にもiPhoneの動作を軽くする方法はありますが、まずは今回紹介した3つの方法をお試しいただければと思います。

現代社会において、スマホは生活に欠かせないものです。しかし、だからといって頻繁に買い換えられるような金額でもありません。

iPhoneをできるだけ長持ちさせて、「生活の質」と「コスパ」の両方の最大化を目指していただければ幸いです。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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