高解像度でディテールまで再現!OpenAIのDALL-E 3が画像生成に進化
米OpenAIは「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Enterprise」で画像生成を可能にするためのプラグインとして、文章から画像を生成するAI「DALL-E 3」を利用することを発表した。
DALL-E 3は高解像度の画像を生成できる最新の画像生成AIで、文字や顔、手などのディテールにも対応している。プロンプトに基づいて4枚の画像を生成することができるが、著作権や肖像権の侵害を防ぐため、有名人や公人の描画は拒否される。
また、安全性チェックが実施され、性的な画像や誤解を招く画像も提供されない。DALL-E 3はChatGPTとしても利用可能で、マイクロソフトのBing Chatでも利用が始まっている。また、DALL-E 3で生成された画像を識別するツールの開発も進められているが、まだ研究・開発中である。
Bing ChatでDALL-E 3を無料提供中
Bing Chatでは「Bing Image Creator」というツールを使用して、OpenAIの最新画像生成AIモデル「DALL-E 3」を無料で利用できる。Bing Image Creatorでは、生成される画像に透かしが入り、AI作成であることを証明する。
また、ChatGPT 同様、ヌード、暴力、ヘイトスピーチ、違法行為を含む画像は生成できない。不適切な画像を削除するコンテンツモデレーションシステムも備えている。
【関連リンク】
・DALL・E 3 が ChatGPT Plus および Enterprise で利用可能になりました(OpenAI)
https://openai.com/blog/dall-e-3-is-now-available-in-chatgpt-plus-and-enterprise
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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