Chatworkが7月1日より社名を変更 新しい社名は「kubell」
ビジネスチャット「Chatwork」や業務プロセス代行サービスの「Chatworkアシスタント」などを提供しているChatwork株式会社が、2024年2月9日の取締役会にて社名を変更することを決議した。
3月27日の株式総会での承認をもって、7月1日から新しい社名「kubell」に変更する予定だ。
新社名には、kubellのサービスを通して、全ての「働く」人の心に宿る火に、薪を「くべる」という想いと決意が込められているという。
「BPaaS」事業を拡大 MVNO事業からは撤退
同社の主力事業は中小企業向けに提供しているビジネスチャット「Chatwork」だ。しかし、ビジネスチャットが企業の必要な分だけ利用できるソフトウェアサービス「SaaS」である一方、近年は中小企業の労働生産性向上やDXの推進を目的に「BPaaS」事業にも着目してきた。
2024年から2026年に向けた中期経営計画では、中期ビジョンの中心に「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」を掲げており、新社名「kubell」に変更することでイメージを刷新する。
ソフトウェアを提供するSaaSに対し、業務プロセスそのものをクラウドを通じて提供するBPaaS事業の開発・運営を担う新会社「kubellパートナー」も4月に設立する。子会社のChatworkストレージテクノロジーズも同日に社名を変更する。子会社の新社名は「kubellストレージ」とする予定だ。
一方、2022年4月に新規参入し提供を続けていた法人向けMVNOサービス「Chatwork Mobile」だったが、拡大していく上で時間とコストがかかりすぎると判断。MVNO事業からの撤退が発表された。
- 関連リンク
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Chatworkが社名変更 「kubell」(クベル)に(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2402/09/news167.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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