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エヌビディアの時価総額、一時アマゾンを超え米4位に

アメリカの半導体大手のエヌビディアの時価総額は、AIブームを追い風に上昇し、20年ぶりに一時アマゾンを抜き米4位に躍り出た。

エヌビディアが圧倒的シェアを誇る画像処理半導体(GPU)の需要が、生成AIブームを受けて急速に高まり、今年に入って株価が高騰していた。

Bloombergのデータによると、2月12日エヌビディアの時価総額は1兆8300億ドルに達し、アマゾンの1兆8000億ドルを抜いた。その後はアマゾンが再び抜き返したが、グーグルの親会社であるアルファベットの時価総額1兆8500億ドルからも遠くない水準だ。

モルガン・スタンレーは目標株価750ドルへ引き上げ 年初から40%株価上昇

エヌビディアの株価は2023年には3倍以上に上昇、年初からすでに約40パーセントも上昇している。過去2ヶ月だけでもテスラの時価総額に匹敵するほどの上昇を見せている。モルガン・スタンレーは同社の目標株価を603ドルから750ドルへ引き上げた。

AIに使われる半導体需要は続くと思われるが、急速な株高のため上昇を維持できるのかという懸念が再燃している。

前回アマゾンの時価総額を上回ったのは2002年以来で、当時の水準は両社ともに60億ドルを下回っていた。

関連リンク

米エヌビディア時価総額、20年ぶりアマゾン超えが視野(ロイター)
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/R6MJGFQRHRJWPFAHZFB5R6KHJA-2024-02-07/新しいウィンドウで表示されます

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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