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AIに関する最先端の研究を行う米メタ、AI製品化に向けた取り組みを加速

アメリカのカリフォルニア州に本社を置くメタ(旧Facebook)がAIを活用した製品開発に向けた取り組みを加速させると方針を示した。

インスタグラムやスレッズに投稿されたこの方針だが、実現に向けてのインフラ構築が着々と進められている。

メタは、2024年末までにH100 GPUをエヌビディアから約35万枚、他のサプライヤーからも多数調達するとした。合計で約60万枚のGPUを確保する見込みだ。

H100 GPUは、1チップで1PFLOPSを超える性能を実現できる新しいアーキテクチャのGPUである。

昨年生成AIチームを発足、チームの活躍とそれに伴うAI技術の普及と発展が期待される

メタの研究組織FAIRは、10年以上AIに関する最先端の研究を行ってきた。Segment Anythingという技術では、高度なオブジェクト認識を可能にした。

だが、ソーシャルメディア製品やAR(拡張現実)/VR(仮想現実)ハードウェアへの取り組みは遅れていた。

昨年、こうした状況を変えるため生成AIチームを発足。

それ以来、AI言語モデルLlamaや、テキストプロンプトにより背景画像や広告コピーを生成するツール、AIアシスタントのMeta AIを搭載したレイバンのスマートグラスを開発するなど数々の実績を上げてきた。

このようなメタのAI製品化の加速は、新しいツールや体験を生み出し、ビジネスの可能性を広げるだろう。AI技術の普及とさらなる発展が期待される。

関連リンク

米メタ、AI製品化の取り組み加速へ 半導体大量調達(ロイター)
https://jp.reuters.com/business/technology/LXTS5EZ3YFIJ3FGZ5AT3OGSLUQ-2024-01-19/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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