24時間対応!ガボット登場で国民生活がさらに便利に
2023年、日本政府は、国民の生活をより便利にするため、総務省の指導のもと、新たなデジタル化計画を実行に移した。
そして2024年3月26日、この計画の一環として、子育て支援やマイナンバー制度、医療保険、給付金や定額減税など、国の制度に関する質問に24時間対応するチャットボット「Govbot(ガボット)」が生まれた。
ガボットの特徴は、ユーザーが選択肢から質問を選ぶか、任意で質問を打ち込むと、即座に回答が得られる点にある。約1300の質問と回答が用意されており、例えば「所得税の定額減税」に関する質問では、30件の回答がヒットし、より詳細な情報を求めるユーザーの要望に応える。
ガボットの挑戦
しかし、ガボットはまだ完璧ではない。特定の質問に対しては、「お住まいの自治体にお問い合わせください」という、あまりにも簡素な回答を返すこともあり、ユーザーの疑問を完全に解消できないケースもあった。
これに対し、総務省の担当者は「チャット形式であるため、簡潔な回答を心がけているが、これが疑問の解決の手がかりとなれば」と述べ、今後は自治体職員とのヒアリングを通じて、回答の精度向上や新たな質問の追加に取り組むとしている。
ガボットは日本語以外の15言語にも対応しており、多言語でのサービス提供を通じて、より多くの人々に利用されることを目指している。
ガボットの誕生とその挑戦は、日本の行政サービスがデジタル化の道を進み、国民の生活をより便利にしようとする政府の強い意志を示している。今後もガボットは進化し続け、国民一人ひとりが直面する様々な疑問や課題に対して、より質の高いサポートを提供していくことだろう。
【関連リンク】
・税や保険、給付金などの質問に「チャットボット」で回答 国と地方共通、総務省(Microsoft Start)
https://x.gd/Q6KwC
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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