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NTTデータとTeraaSky、Salesforceビジネス強化への提携を発表

2024年4月12日、NTTデータとTeraaSkyが資本業務提携を発表した。この提携により、Salesforceビジネスでの両社の強力な体制の構築が進行中だ。Salesforce認定資格保有数は両社合わせて4,670個にのぼり、日本最大のSalesforceエンジニアグループに。

NTTデータはTeraaSkyの株式15.97%を取得し、可能性としては最大20.12%まで増やす。ただし、TeraaSkyの2025年から2027年の営業利益が25億円を超える場合に限る。

両社は金融、ユーティリティ、交通などの特定インダストリー向けの共同サービスの企画が進行中で、まずは金融分野から取り組む予定だ。生成AIの活用や、APACを中心としたグローバル展開の計画もある。

そもそもSalesforceとは

Salesforceは企業と顧客の間をつなぐクラウド型ビジネスアプリケーションプラットフォームだ。マーケティング、営業、カスタマーサポートなどの部署間で顧客情報を連携し、顧客との接点強化や営業プロセスの最適化を実現する。

Salesforceはハードウェアやソフトウェアの初期投資が不要で導入が容易だ。また、クラウドサービスのための高いセキュリティを備える。2020年時点で世界中で18万5000社以上の企業が採用し、日本国内でも富士通やセゾンなどの有名企業の導入事例が多数ある。

NTTデータとTeraaSkyの提携は、新しいサービスの創出やグローバル展開の加速など、さまざまな可能性を秘めている。デジタル変革を加速させる重要な一歩となるだろう。

【関連リンク】

・NTTデータがテラスカイに出資、新株予約権行使の条件は「営業利益25億円超」(日経クロステック)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/09174/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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