Gmailに導入を検討中の新機能「サブスクフィルター」、購読メールを自動分類
毎日、受信箱をゼロにしたくてたまらない人にとって、頭の痛い存在が購読メールだ。この度、GoogleのGmailに「サブスクフィルター」という新機能の噂が流れた。これは、知らず知らずのうちに溜まっていく購読メールによるストレスを解消してくれる。
機能の中身は、購読メールをフィルタリングしてまとめて表示してくれるというもので、購読メールの数に応じて細かく分類・ソーティングすることも可能だ。例えば「10通以下」「20通以上」「年4回」といったカテゴリーに分けられるのだ。
この機能は、AndroidのGmailアプリにて発見されたもので、サイドバーのラベルに「Manage Subscriptions」という項目が追加されていたという。
セキュリティ強化と一石二鳥の新機能
購読メールの手間を軽減したいという願いは、Googleもきっと汲んでいるはずだ。というのも、2023年10月にGoogleは購読メールの送信ルールを厳格化したからだ。
新しいガイドラインに沿わない送信者からのメールは、2024年2月1日以降は一時的にエラー表示がされ始めた。さらに、4月1日からは徐々に受け取りを拒否し、6月1日以降は完全にGmailユーザーの受信箱に届かなくなる予定なのだ。
こうした動きから、GoogleはGmailユーザーを迷惑メールから守ろうと尽力していると見て取れる。サブスクフィルターの開発も、おそらくその一環なのだろう。
新機能によって、一般のセキュリティを通過した有害なメルマガも自動でフィルタリングできるかもしれない。購読メールのストレスから解放されるだけでなく、セキュリティ面でも強化が図れそうだ。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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