「Assistant with Bard」、Googleアシスタントの進化版!
Googleは2023年10月4日に「Made by Google」という新製品発表イベントで「Assistant with Bard」を発表した。AndroidとiOS向けに数ヶ月以内にリリース予定であり、最初にサポートされるスマートフォンは、Pixelシリーズ(Pixel 6以降)とGalaxy S23シリーズ、そして来年発売予定のGalaxy S24シリーズだ。
Assistant with Bardは、Googleアシスタントのパーソナライズされた回答能力と、Googleの生成AIチャット「Bard」の生成機能と推論機能を組み合わせたものである。
テキスト、音声、画像を使って対話することができ、ユーザーの代わりにプランを立てたり、タスクを先回りして推測して支援する。Assistant with Bardは、ユーザーがオプトインすれば、Gmail、ドライブ、ドキュメントにアクセスすることができる。
Assistant with Bardは個人データにアクセスするが、ユーザーのプライバシーを重視して設計されており、個別のプライバシー設定を選択することができる。ただし、現時点では日本語で利用できるかどうかは不明だ。
Assistant with Bardの利便性とは
「Made by Google」の発表イベントでは、実際にPixel 8に搭載されたAssistant with Bardの機能を披露してくれた。まず最初に紹介されたのは、Gmailの未読メールの要約機能だ。
Assistant with Bardに「重要なメールを教えて」と入力すると、未読メールの中から重要だと思われるメールの内容が要約されてまとめられた。また、Assistant with Bardに聞いた内容をリスト化し、新しいGoogleドキュメントとして作成することも可能だ。
そのままGmailの文章として送信することもできる。別のアプリを開いてコピー&ペーストする手間が省けるのだ。Googleは、これらの機能は「初期段階にすぎない」と強調し、今後新たな機能が順次追加されるとコメントした。
【関連リンク】
・Assistant with Bard: よりパーソナルなアシスタントへの一歩(Google)
https://blog.google/products/assistant/google-assistant-bard-generative-ai/
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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