マイクロソフトの新機能「Recall」にプライバシーの懸念
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2024.06.13 マイクロソフトの新機能「Recall」にプライバシーの懸念

世界的なコンピューター技術企業GIGABYTE Technologyは、COMPUTEX TAIPEI 2024に先駆けて、「GIGABYTE AI TOP」と呼ばれる画期的なソリューションを発表した。

CEOのエディー・リンは、「GIGABYTE AI TOPは、デスク上でAI学習の実現をモットーに、ローカルAI時代のラストワンマイルを完成させることを目指す」と述べている。

人工知能(AI)は近年、生成AIの分野で急速な進化を遂げており、その市場規模は2022年の400億ドルから2032年には1.3兆ドルにまで拡大すると予測されている。しかし、プライベートクラウドやオンプレミスでカスタマイズされた生成AIを利用するには、技術的なハードル、予算制約、セットアップの手間、セキュリティ上の課題などが立ちはだかっていた。

完全ローカル対応の3要素から成るAI総合ソリューション

そこで、GIGABYTE AI TOPはAIモデルをローカルで学習するためのオールラウンドなソリューションで、「AI TOPユーティリティ」、「AI TOPハードウェア」、「AI TOPチューター」の3要素から構成される、カスタムAIモデルを構築できる総合的なエコシステムを開発した。

AI TOPユーティリティは、親しみやすいユーザーインターフェースと操作性を備えた新しいソフトウェアで、プライバシーとセキュリティを維持しながら、最大2360億パラメータの大規模言語モデルをサポートする。

AI TOPハードウェアはクラウド上の従来の学習ソリューションと比べて柔軟性とアップグレード性に優れ、家庭用コンセントで構築が可能だ。さらに、AI TOPチューターは総合的なコンサルティング、セットアップガイダンス、技術サポートを提供する。

これらの機能により、初心者やプロフェッショナルを問わず、簡単にAI学習プロジェクトを立ち上げることができる。またGIGABYTEはAI TOPの発表に続き、AI PCなどの新製品も披露しており、ローカルAIの普及に向けた取り組みを加速させている。

【関連リンク】

・自分でAIを育てるGIGABYTE「AI TOP」とは?直感的で深い知識は不要(PC Watch)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1597142.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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