マスク氏代表のxAIがGigafactory of Compute建設 米メンフィスに ニュース

マスク氏代表のxAIがGigafactory of Compute建設 米メンフィスに

イーロン・マスクによって設立されたアメリカの人工知能開発会社「xAI」が、「Gigafactory of Compute」の建設地をテネシー州メンフィスに決定したと、6月5日にメンフィスの商工会議所が発表した。

Gigafactory of ComputeとはxAIの技術革新と市場競争力を飛躍的に向上させる可能性を秘めた世界最大のスーパーコンピュータだ。5月、xAIは60億ドルの資金調達を行い、同資金を高度なインフラ構築などに活用するとしていた。

メンフィス史上最大の投資 2025年秋に稼働か

新規参入企業による投資としてはメンフィス史上最大となる見込みだ。マスク氏は、エヌビディアの画像処理半導体「H100」を10万個搭載したデータセンターを建設し、2025年秋までに稼働させたいと述べており、H100の購入だけでも数十億ドルの投資に達する。

一方、新規雇用人数は100〜150人規模になる見込みだと報じられており、メンフィス商工会議所のテッド・タウンゼント会長は記者会見で、「メンフィスは、『速さ』と『力強さ』が融合したグローバルな結節点として浮上した」と語った。

またタウンゼント氏は「かつての製造施設に建設される」とも述べ、米Phoenix Investorsが保有する米Electroluxの工場跡地が建設場所になるとみられる。

【関連リンク】

・イーロン・マスク氏のxAI、メンフィスにAI向けギガファクトリー建設へ(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/06/news084.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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