楽天から「Rakuten PLAY」の登場!これで、どの動画配信サービスから映画やドラマが配信されているか一目でわかる
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2024.06.29 楽天から「Rakuten PLAY」の登場!これで、どの動画配信サービスから映画やドラマが配信されているか一目でわかる

2024年6月20日、楽天グループは動画配信サービスを横断的に検索できる「Rakuten PLAY」を開設した。この無料サイトは、Rakuten TV、ABEMA、Hulu、U-NEXTなど、国内の主要な動画配信プラットフォームのコンテンツ情報を1か所に集約することで、利便性を大幅に向上させることを目指している。

Rakuten PLAYの登場は、日本の動画配信市場が抱える課題に対する解決策として位置付けられている。楽天は、国内に数多くの動画配信サービスが存在し、同じコンテンツが複数のプラットフォームで同時配信されている現状を指摘。

各社のオリジナルコンテンツや独占配信作品も増加する中、利用者がどのコンテンツがどのサービスで視聴可能かを把握することが困難になっているという認識を示した。

このような複雑な状況を解消し、ユーザーがより簡単にコンテンツを発見できるようにするのが Rakuten PLAY の主な目的だ。サービス開始時点では、ABEMA、Hulu、U-NEXT、WOWOWオンデマンド、Rakuten TV、Rチャンネル、NBA Rakuten、Rakuten パ・リーグ Special の8つのプラットフォームが対象となっており、今後さらなる拡大が予定されている。

Rakuten PLAY、コンテンツ発見と経済的メリットを提供

Rakuten PLAYでは、インターネットアンケート調査をもとに独自に算出される「コンテンツ総合ランキング」機能がある。このランキングは、プラットフォームの垣根を越えた人気コンテンツを一目で確認できる画期的な機能で、2024年6月の時点では、「鬼滅の刃 柱稽古編」が1位、「怪獣8号」が2位、「水曜日のダウンタウン」が3位となっており、アニメとバラエティ番組の人気の高さがうかがえる。

また、ユーザー参加型のコンテンツ推薦システムも注目を集めている。視聴したコンテンツを他のユーザーに推薦する記事作成機能や、興味関心が似たユーザー同士で新たな作品を発見できる機能など、コミュニティ主導のコンテンツ発見をサポートする仕組みが整えられている。

Rakuten PLAYは単なる情報集約サイトにとどまらず、楽天エコシステムとの連携も強化している。ユーザーがRakuten PLAY経由で各有料動画配信サービスに会員登録すると、楽天ポイントが付与されるキャンペーンを実施。現在は、U-NEXTでは600ポイント、WOWOWでは1000ポイントが獲得可能だ。

【関連リンク】

・楽天、ストリーミングガイドサービス「Rakuten Play」を発表 あらゆるコンテンツ情報を集約(MarkeZine)
https://markezine.jp/article/detail/46023

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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