ソフトバンクグループ、PayPayでの給与支払いを開始 9月分から
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2024.09.07 ソフトバンクグループ、PayPayでの給与支払いを開始 9月分から

ソフトバンクグループ各社は、「PayPay」での給与支払いを開始することを発表した。2023年4月に解禁された給与の「デジタル払い」だが、ソフトバンク傘下であるPayPayが厚生労働省の審査を通過し、初の対象事業者として指定を受けていた。

これに伴い8月14日より、ソフトバンクグループの希望する従業員を対象に9月分からPayPayアカウントへの給与支払いを開始する。

同サービスは、ソフトバンクグループ、LINEヤフー、PayPay、SBテクノロジーなど10社のソフトバンクグループ各社で先行して導入される。給与を振り込む事業者は新たなシステム開発やPayPayとの新サービスの契約は必要ないが、労使協定の締結が必要で、従業員への説明や同意取得が求められる。

上限は20万円、超えた場合は指定口座へ手数料無料で振り込まれる

受け取る給与は、「PayPayマネー(給与)」となり、受け取れる給与の上限は20万円だ。上限を超える分は、従業員が指定した本人名義の金融機関口座へ手数料無料で振り込まれる。

また、給与受け取り直後から本人名義の口座へ送金できるが、送金先がPayPay銀行以外の場合は手数料100円がかかる。PayPay銀行であれば手数料はかからない。

なお、万が一PayPayが破綻する場合は、第三者保証機関によって給与受取口座の金額とPayPayマネーアカウントの残高が弁済される。

【関連リンク】

・ソフトバンク系10社「PayPay」でデジタル給与払い開始 デジタル給与払い対応は国内で初めて(TECH INSIDER)
https://x.gd/Xgmhg

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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