新SNS“mixi2”の登場!2007年〜2011年に流行したMIXIが進化
MIXIは、新たなSNSプラットフォーム“mixi2”を発表した。iOSおよびAndroid向けアプリが提供開始され、完全招待制で利用が可能となる。mixi2は、短文テキストを中心に日々の出来事を手軽に共有し、リアルタイムでの繋がりを重視した設計が特徴だ。
mixi2では、フォローしたユーザーや参加したコミュニティから得られた投稿が「ホームタイムライン」に集約される。タイムラインは、フォロー中の投稿が時系列順に表示される「フォロー」タブと、新たな情報や見逃した話題を発見できる「発見」タブの二つに分かれている。これにより、ユーザーは関心のある情報を効率的に取得し、日常のコミュニケーションを強化できる。
また、「エモテキ」という機能を通じて投稿に感情を込めることが可能だ。要は、絵文字などを用いたリアクション機能で感想を表現できる。これらの機能は、イベントやコミュニティごとにカスタマイズが可能で、より親密な繋がりをサポートする。
mixi2は、オンライン・オフラインのイベント作成機能も備えており、同時視聴会やリアルな集まりなど、さまざまな形で参加者同士の交流を深めることができるという。さらに、非公開設定や投稿の非表示設定、ブロック機能など、プライバシー保護機能も充実しており、安心して利用できる環境を提供する。
mixiとの違いは?
mixi2は、従来の“mixi”と同じMIXIが運営するサービスだが、両者の設計思想には大きな違いがある。mixiが“心地よいつながり”を目指したコミュニケーションの場であるのに対し、mixi2は“今を共有し、すぐ集える”をテーマにしている。そのため、リアルタイム性を重視した機能が充実しており、友人や知人との手軽で密な繋がりを可能にする。
特に、mixi2は「フォロー」タブをデフォルトとし、レコメンドよりもユーザーが構築したタイムラインを優先している。これにより、利用者は信頼のおける友人や知人との交流を中心にSNSを活用できる。一方で、既存のmixiとはデータの共有や連携は行われず、完全に独立したサービスとなる。
MIXIは、今回の新サービスのリリースによって、SNS市場での競争力をさらに強化することを目指している。既存のSNSとは異なるアプローチでユーザーの繋がりを深めるmixi2は、今後の展開次第で新たな交流の形を築いていくかもしれない。
【関連リンク】
・MIXIが提供する新SNS“mixi2”がリリース。アカウント登録は、身近な友人知人を誘って利用開始する招待制を採用(電撃オンライン)
https://dengekionline.com/article/202412/27812
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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