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2021.07.21 IPv4 over IPv6でインターネットが快適に!対応するプロバイダは?

「IPv4 over IPv6」というワードは一見すると難しく感じられ、専門性の高い用語のようにもみえますが、インターネットを快適に利用するために知っておくと役に立つ言葉なのでぜひ理解しておきたいところです。

「IPv4 over IPv6」とは、具体的にはどのような技術なのでしょうか。「IPv4」や「IPv6」など、関連性のあるワードについて知っておくとより理解が深まります。

また「IPv4 over IPv6」に対応しているおすすめのプロバイダについても紹介します。サービスを利用するうえでの注意点についても理解して、インターネットを快適に利用しましょう。

POINT

  • IPv4 over IPv6は2種類の通信方式に対応 高速のインターネットが利用可能に
  • IPv4通信がv4/v6を利用することで高速のIPoE通信ができる
  • IPv4 over IPv6のサービスに申し込みたい場合は、プロバイダが対応しているかチェック

IPv4 over IPv6とは?

IPv4 over IPv6とは、IPv6環境下でもIPv4アドレスによる接続の両方を可能にする、新しい接続方式のことです。なお、プロバイダによってはこの技術を「v6プラス」と呼ぶことがあります。

IPv4 over IPv6を利用するメリットは、高速のインターネットを利用できることです。IPv4 over IPv6についての理解を深めるために「IPv4」と「IPv6」のそれぞれについて説明します。

IPv4とは?

IPv4とは「Internet Protocol version 4(インターネットプロトコルバージョン4)」という名称を略した呼び方でインターネットの通信規格のことです。

IPv4はこれまでに広く利用されてきたバージョンで、利用できるIPアドレスの数は約43億個あります。この数字は2の32乗にあたる数値です。

43億という数字は非常に大きい数字ではありますが、パソコンやスマートフォン、Iot機器などは1台に最低1つのIPアドレスを割り当てする必要があります。インターネットの世界的な普及を背景に、ネットに接続する機器の数は爆発的に多くなりました。

全世界でこれらの機器が利用される事で、約43億個のIPアドレスだけでは不足する事態となっています。その対策として「IPv6」という新たな通信方式が開発されました。

IPv6とは?

IPv6とは、「Internet Protocol version6(インターネットプロトコルバージョン6)」という名称を略した呼び方でIPv4の後継バージョンの通信規格となります。

IPv6は、IPv4に次ぐ新たな通信方式で、IPアドレスの数は2の128乗で約340澗(かん)、指数で表すと3.4×10の38乗という途方もないほどの大きな数字となります。

340澗は340兆×1兆×1兆で計算できるため、IPアドレスの割り当て可能数はほぼ無限にあると考えてもよいでしょう。

IPv4 over IPv6の技術は必要不可欠

IPアドレス枯渇問題に直面しているいま、今後の有用性を期待されている通信方式がIPv6です。

しかしながら、IPv4とIPv6はそれぞれが異なる通信方式であり、互換性はありません。また、現時点でIPv4のみに対応しているデバイスが存在している以上、完全にIPv6への移行を終えるまでの過渡期について、IPv4とIPv6の両方に対応し得る通信方式が求められるようになりました。

そこで登場するのが「IPv4 over IPv6」です。この新方式はIPv4とIPv6を臨機応変に切り替えられる新技術です。

接続方式「IPoE」と「PPPoE」

ここからはIPv4とIPv6を語るうえで欠かせないインターネットの接続方式「IPoE」と「PPPoE」についても理解しておきましょう。これらの接続方式とIPv4・IPv6の関係についてみていきます。

IPoEとは?

IPoEとは「Internet Protocol over Ethernet(インターネットプロトコルオーバーイーサネット)」の頭文字をとったもので、イーサネットを利用した接続方式のことです。イーサネットとはコンピュータネットワークを有線で利用する場合の規格を指します。

IPoEの接続方式の特徴は、先に述べたPPPoE方式とは異なり、網終端装置を経由しなくてもインターネットに接続できる点です。

通信処理遅延のボトルネックとなる網終端装置を経由しなければ通信時の混雑は発生しません。これにより通信速度が維持され、インターネットを快適な状態で利用できます。

IPoE方式はもともとイーサネット通信に使用する前提で開発されているため、IPv6しか対応していません。ところがIPv6対応のWebサービスはまだ数が少なく、依然IPv4が主流です。

PPPoEとは?

PPPoEは「Point-to-Point Protocol over Ethernet(ポイント・トゥ・ポイント・プロトコルオーバーイーサネット)」の頭文字をとったもので、従来の通信方式をイーサネットへ対応させる為に作られた方式です。この方式の特徴は、従来の通信方式を踏襲するにあたりインターネットに接続するときに網終端装置を経由する必要がある点です。インターネットの利用者が少ない時間帯であれば、網終端装置を通過する通信が少ないため、インターネットの速度には影響が及びません。

しかし網終端装置一つひとつの通信容量には限界があります。利用者の少ない時間帯の使用は問題ありませんが、利用者が多くなる夜などには網終端装置を通過する通信が増えるため混雑することがあります。

IPv4 over IPv6を利用する場合の注意点

新しく開発された「IPv4 over IPv6」は、IPv6にしか対応していないというIPoE接続のデメリットを補う技術です。つまりIPv4形式のデータをIPv6形式に変換したうえでIPoE方式で通信を行います。2つの方式を切り替えて通信できる利便性から、現在多くの光回線で適用が進められています。

IPv4 over IPv6を利用するには提供している接続業者や利用するルーターがIPv4 over IPv6に対応していなければなりません。接続業者によって採用する技術に違いがあるため、オプションの申し込みや追加料金が必要になることもあります。IPv4 over IPv6への切替を検討しているなら、接続業者が対応しているかどうか、専用ルーターが別途必要かどうかなどについて確認しておくと万全です。

現在利用しているルーターが対応していない場合は、プロバイダから専用のルーターをレンタルします。

IPv4 over IPv6に対応しているおすすめプロバイダは?

IPv4 over IPv6に対応しているサービスをSo-netを例に紹介します。

現在So-netでは、主に光コラボレーション「So-net 光 プラス」があります。新規契約するとIPoE+IPv4 over IPv6である「v6プラス」を特別な申し込みや設定、追加料金なしで利用し、次世代通信方式で快適にインターネットを楽しむことができます。

なお以前よりSo-netを利用しているユーザーで、この新方式に対応していないルーターを設置している場合でも、公式ページからの新設同時申し込みで、月額440円(税込)のルーターレンタル料が永年無料になる特典があります。もちろんv6プラス利用に関して追加料金は一切発生しません。

So-net 光 プラス

まとめ

まとめ

IPv4 over IPv6は、閲覧するコンテンツがIPv4方式かIPv6方式であるかを問わず、データを自動変換してIPv6でアクセスできます。これによりコンテンツを選ぶことなく幅広い閲覧が可能となります。

またIPv4 over IPv6を利用する最大のメリットは、通信速度が速くなる可能性があることです。夜など利用者が増え混雑する時間帯などには、アクセスが集中する網終端装置を経由しないIPv4 over IPv6が、インターネットの快適な利用に役立つでしょう。

インターネットをストレスなく快適に利用するなら、お得で早いSo-netの「v6プラス」のサービスがおすすめです。

※本記事で紹介しているキャンペーンは、2021年7月時点の内容になります。

PHOTO:PhotoAC/Unsplash/Pixabay/Pexels
TEXT:PreBell編集部

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