YouTubeのスパチャとは？メリットから6つの注意点まで徹底解説！

このシステムを使えば、あなたの応援の気持ちが色と文字で画面に現れ、配信者との新しいつながりを生み出すことができます。

しかし、iOSとAndroidで異なる料金設定、手数料の存在、そして返金不可など、知っておくべき重要なルールもあります。

スパチャで配信者を応援する醍醐味とともに、賢く使いこなすためのポイントを、本記事でくわしく解説します。

スパチャはYouTubeの投げ銭機能で、視聴者は金額を決めて、コメントとともにライブ配信中の配信者に送ることができます。

YouTubeの収益化システムには動画の再生数に基づいたものが存在しますが、2017年にスーパーチャットという投げ銭システムが導入されました。

このシステムでは、スパチャを通して送られた視聴者のコメントと金額が配信画面に表示されます。

スパチャは配信者の収益化手段として活用され、視聴者は気に入ったコンテンツへのサポートや応援の意思を示すことができます。

スパチャの金額は利用端末で異なります。

それぞれくわしく解説します。

iOS端末では160円〜78,800円となります。

PCやAndroid端末では100円〜50,000円までです。

これらの料金には、YouTubeに支払う手数料が発生します。

この手数料は基本的にスパチャの約30％です。

さらに、視聴者がiOS端末のユーザーである場合、YouTubeの手数料が引かれる前にApp Storeへの手数料も発生します。

そのため、iOSでは料金が高く設定されています。

YouTubeのスパチャの支払い方法は以下のとおりです。

ただし、18歳未満の方はクレジットカード、デビットカード、PayPalの利用ができません。

クレジットカードを持っていない・作れない未成年の方は、デビットカードやプリペイドカードをご利用ください。

PCやウェブブラウザでスパチャを購入する際は、クレジットカードの代わりにultra payカードの情報を入力することも可能です。

支払い方法の設定は、YouTubeメンバーシップから編集をクリックし、別のカードを追加します。

スパチャのメリットは配信者(YouTuber)側と、視聴者側それぞれにあります。

スパチャを通じてリアルタイムで視聴者の反応を知ることができるため、配信者のやる気につながります。

送られる金額が増えるほど収益にもつながり、やりがいも感じられるでしょう。

また、スパチャの数や金額はファンの応援の指標にもなります。

自分の名前やメッセージが配信画面に表示されることで、配信者への感謝や応援の気持ちを伝える満足感が得られます。

これにより視聴者と配信者の間で深いコミュニケーションが生まれます。

通常のコメントとは異なり、送信されたスパチャはチャット欄に色付きで表示され、さらに一定時間チャット欄の上部にも固定表示されます。

そのため、コメント付きスパチャは配信者から読まれやすいという特徴があります。

視聴者は、一部の配信者がスパチャを通じて、自分の名前とコメントを読み上げることで、直接反応を得る機会を持ちます。

これは視聴者にとって大きなメリットであり、配信者との親密な交流を楽しむことができます。

特に、自分の名前が読まれたときの喜びは格別です。

スパチャの利用方法は以下のとおりです。

1.YouTubeのライブ配信画面を開く
2.チャット画面右下の「￥」マークをクリックする

3.「SuperChat」を選択する

4.好きな金額を選び、メッセージを入力する
5.「購入ページへ進む」をクリックする

6.カード情報を入力して「購入」する

「￥」マークが表示されていない場合は、配信者側がスパチャの利用条件を満たしていないか、受け取るための設定をしていない可能性があります。

配信者に確認をとり、送れるように設定をしてもらいましょう。

スパチャに関する注意事項をまとめると以下のとおりです。

スパチャは一度送信すると、その後のキャンセルや返金はできません。

送信前に金額をよく確認し、誤送金のないよう注意が必要です。

送信されたスパチャの金額とコメントは、配信者だけでなく、視聴している全員に公開されます。

プライバシーに配慮し、個人情報などは含めないようにしましょう。

ライブ配信が終了すると、いかなる固定時間が残っていてもコメントの固定は解除されます。

配信の終了時間を意識してスパチャを送ることが望ましいでしょう。

iPhoneアプリからのスパチャは、Appleによる手数料が発生するため、配信者が受け取る金額が減少します。

配信者へのサポートを最大限にするためには、手数料のことも考慮して送金方法を選ぶと良いでしょう。

配信者に届く利益は、手数料などを差し引いた後の約70%以下となります。

サポートする際は、配信者に実際に届く金額が少なくなる可能性があることを理解しておくことが重要です。

1日に送れるスパチャの上限金額は、iOS端末で78,800円、PCやAndroid端末で50,000円までです。

大きな額を送る際にはこの上限を超えないよう注意しましょう。

本記事ではスーパーチャット（スパチャ）について解説しました。

スパチャはYouTubeのライブ配信中に視聴者が配信者に対して金額を決めてコメントとともに送る機能であり、2017年に導入されました。

金額はiOS端末で160円から78,800円、PCやAndroid端末で100円から50,000円となっており、YouTubeに支払う手数料の約30%が含まれます。

スパチャのメリットとしては、配信者にとってはモチベーション向上や収益化の手段、視聴者にとっては配信者へのサポートやコミュニケーションの機会となります。

しかし、返金不可や手数料の発生など、いくつかの注意点があります。

これらを理解した上でスパチャを活用し、配信者を応援してみましょう。