OpenAIとは?「ChatGPT」を開発したAI企業の全貌を徹底解説
ネットのギモン・お悩み

2024.07.05 OpenAIとは?「ChatGPT」を開発したAI企業の全貌を徹底解説

「OpenAI」は世界的に有名な対話型AIツール「ChatGPT」を開発するAI企業です。同社はAI技術の進化を牽引する存在として、急速に注目を集めています。

この記事では、そんなOpenAIについて徹底解説します。

  • OpenAIやChatGPTについて詳しく知りたい
  • OpenAIの将来性が気になる
  • OpenAIのライバルとなる企業はあるの?

このような疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

概要:OpenAIとは?

概要:OpenAIとは?

OpenAIは2015年に設立した、人工知能(AI)の開発および普及を目的とした非営利研究機関です。

アメリカのサンフランシスコに拠点を構えており、創業者はサム・アルトマンです。他にも創業当初メンバーにはイーロン・マスクなどの著名人が名を連ねており、AI技術の発展に大きく寄与している企業だと言えます。

OpenAI社を最も有名にしたのは、世界的に話題になった「ChatGPT」のリリースでしょう。OpenAIでは他にも画像生成AIの「DALL-E」やコーディングAIの「Codex」などがありますが、一般層でも利用しやすいAIとしてリリースされたChatGPTは世界中を激震させました。

​2023年3月時点に​「GPT-4」を発表しましたが、2024年5月には「GPT-4o」を発表し、現在も進化を続けています。

OpenAIの歴史

前述したように、OpenAIの創業者にはイーロン・マスクやサム・アルトマンなどの著名な人物が含まれます。現在は営利団体としての側面もあるOpenAIですが、設立当初は非営利団体としてスタートしました。

しかし、AI研究には莫大な資金が必要になります。そこで、多額の投資をしたのがマイクロソフトです。また、同時期にOpenAIは非営利団体にこだわるのをやめ、商業利用を視野に入れてAI研究を前進させました。その結果、ChatGPTという誰でも簡単に使えるAIツールのリリースに成功しました。

OpenAIが注目されている2つの理由

OpenAIが注目されている2つの理由

OpenAIのこれまでの成功の裏では、同社の中での対立も目まぐるしく起こっていました。事実、OpenAI社から抜けたアモデイ兄妹はライバル企業の「アンソロピック」を設立し、ChatGPTに対抗する形で「Claude」というAIをリリースしています。

しかし、世間的には「ChatGPT」や「OpenAI」の名前を知っている方のほうが多いでしょう。では、なぜOpenAIはこれほどまでに世間の注目を集められたのでしょうか。

その理由としては、以下の2つが挙げられます。

  • 理由①:一般層でも利用できるAI(ChatGPT)を開発した
  • 理由②:APIなどを無料で公開している

ひとつずつ見ていきましょう。

理由①:一般層でも利用できるAI(ChatGPT)を開発した

OpenAI社がリリースした「ChatGPT」は、AIについて詳しくない一般層でも利用できるAI技術として開発しました。

ChatGPTは自然な対話を実現し、対話を通してAIに指示が出せるという画期的なAIツールです。本来であれば、専門的な知識を有したうえでコーディング作業をする必要がありますが、チャットをするだけでAIを使えるようにしたことで世界中の人に利用されるようになりました。

理由②:APIなどを無料で公開している

OpenAIはAPIを無料で公開していることも、注目を集めている要因のひとつです。これにより、多くのユーザー・開発者がOpenAIの技術を簡単に利用できるようになりました。

通常、ChatGPTのような機能を開発して利用することは、世界的な大企業のように資金がないと実現できません。しかし、APIを無料で利用できるため、OpenAI社のリソースが元となって、新たな技術・テクノロジーの開発が進んでいるのです。

非営利団体ではなくなったOpenAIですが、その名の通り「便利なAIツールを誰しもにオープンな形で提供する」ことで、多くの信頼・注目を勝ち取っています。

ChatGPT以外の主なAIツール【競合会社は?】

ChatGPT以外の主なAIツール【競合会社は?】

ここからは、OpenAI以外のAI企業が提供するAIツールについて見ていきましょう。

1. Gemini

「Gemini(旧名:Bard)」はGoogleが開発する対話型AIツールです。ChatGPTのようなサービスで、言語モデルには「LaMDA」を採用しています。

Googleは自社サービスにもどんどんAIを導入中です。既に大きなプラットフォームを有するGoogleの今後のAI開発は注目を集めています。

2. BLOOM

「BLOOM」はAmazonが運営するAWS​(Amazon Web Services)などが開発に関わっています。BLOOMは大規模言語モデルで、世界中のAI研究者のために開発され、オープンソースで提供されています。

3. Claude

「Claude」は2021年に設立したスタートアップ企業「アンソロピック」によってリリースされた対話型AIツールです。

前述したように、元々はOpenAI社で開発に携わっていたアモディ兄妹が創業者のため、OpenAI社のライバル企業に当たります。

2023年初頭には​Googleが​​500億円ほどの​投資をしており、​OpenAI&マイクロソフトとアンソロピック&Googleという対立構造には目が離せません。

OpenAIとChatGPTの今後の展望・将来性は?

OpenAIとChatGPTの今後の展望・将来性は?

では、OpenAIやChatGPTの将来性はどうなっているのでしょうか。

これからも、AI技術を進化させる動きは加速すると予想されます。ライバル会社も多く台頭しており、より熾烈なAI技術の競争が起きるでしょう。

ただし、その一方で「AIの安全性」について疑問を唱える風潮も増しているのが事実です。AIの発展は、私たちの生活を大幅に効率化させました。しかし、「AIが生成した文章・イラストの著作権は?」「AIが本当のことを行っているとは限らない」など、AIによって生じる問題も多くあります。

そのため、これからはAIを使用する我々のリテラシーも非常に重要だと言えるでしょう。

便利だからという理由で考えなしに使うのではなく、しっかりファクトチェックをしてください。自分の頭で考えた上でその補助としてAIを使うことで、AIリスクを少なくできます。

まとめ

今回は、OpenAI社について徹底解説

今回は、OpenAI社について徹底解説しました。

OpenAI社はアメリカで今最も勢いのあるIT企業のひとつで、今後も世界中の話題の中心に居続けるでしょう。

AIは非常に便利なツールです。ぜひこの機会に、ChatGPTなどを自分たちの生活に活かすことを考えてみてください。

しかし、ただ闇雲にAIを導入することはリスクも伴います。安全性と利便性を天秤にかけつつ、適切にAIと付き合っていきましょう。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

この記事を気にいったらいいね!しよう

PreBellの最新の話題をお届けします。

ページトップ