ゲーム配信プラットフォーム「Steam」とは?始め方やメリットを解説
Steamって具体的に何ができて、どう始めればいいのか分からないと感じる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Steamの基本情報や利用開始の手順を分かりやすく解説するとともに、利用するメリットや注意点についても解説します。
- 目次
Steamとは
Steam(スチーム)は、アメリカのValve Corporationによって運営されているPCゲームプラットフォームです。
専用のソフトをインストールすることで利用可能になり、ゲームの購入からプレイまでをこのプラットフォーム上で行うことができます。
2003年にサービスを開始して以来、Steamは世界的に非常に人気のあるゲームプラットフォームとなり、現在では同時接続ユーザー数が約3700万人に達しています。
またSteamはゲームの販売だけでなく、コミュニティ機能も充実しており、他のユーザーとのコミュニケーション、ゲームコンテンツの作成やダウンロードも可能です。
Steamでゲームをする7つのメリット
Steamでゲームをするメリットは多岐にわたりますが、特に次の7つが挙げられます。
30,000点以上のゲームがおトクに手に入る
Steamには、誰もが知っているような人気ゲームタイトルが多数揃っています。
ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、モンスターハンターなどの人気ゲームも配信されており、インストールしてプレイできます。
さらに、これらのゲームを割引価格で購入できるのもSteamの魅力です。
Steamでは頻繁にセールが開催されており、人気ゲームを最大100%オフなど、おトクな価格で入手できます。
複数コミュニティへの参加
Steamコミュニティは、Steamユーザーが利用できるソーシャル機能の集合体です。
仲間と交流したり、情報を共有したり、ゲーム関連のアクティビティを楽しんだりできる場となっています。
コミュニティグループでは、共通の興味を持つユーザーがグループを作成し、情報交換やイベント企画を行うことができます。
また、各ゲーム専用のページでは、他のユーザーが作成したコンテンツ(スクリーンショット、動画、ワークショップアイテムなど)を閲覧したり、自分のコンテンツをアップロードしたりすることも可能です。
携帯型ゲーミングPCでどこからでもアクセス可能
Steamは、自宅でのみ楽しむものだと考えられることが多いですが、実際にはそうではありません。
専用の携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」を使えば、外出先でもSteamの豊富なゲームをプレイできます。
さらに、クラウドセーブ機能のおかげで、自宅のPCとゲームの進行状況を簡単に同期できるため、場所を問わずスムーズにゲームを再開できます。
ワークショップでMODのダウンロード
Steamワークショップは、Steamプラットフォーム上で、ゲームやソフトウェアのコンテンツをダウンロード、共有、評価できる機能です。
この機能を使用することで、MOD(モッド)と呼ばれる非公式のアイテムデータを自作し、簡単に公開・ダウンロードして、ゲーム体験を大幅に拡張できます。
8種類以上の支払い方法
Steamの支払い方法は主に次の8種類があります。
支払い方法によってはポイントが貯まり、手数料がかからないため、おトクにゲームを購入できます。
支払い方法 | 詳細 | おすすめ度 |
---|---|---|
クレジットカード | 対応ブランド: Visa、Mastercard、JCB メリット: 手数料なし、即時決済可能、ポイントが貯まる | ◎ |
QRコード決済 | 対応サービス: LINE Pay、メルペイ、PayPay、au PAY 注意点: 事前チャージまたはクレジットカード紐付けが必要 | ◯ |
電子マネー(WebMoney) | 購入方法: コンビニやドラッグストアで購入可能 注意点: 審査不要だが、事前チャージが必要 | ◯ |
Steamプリペイドカード | 概要: Steam専用のプリペイドカード 特典: チャージ時のクレジットカード利用なら手数料無料 | ◯ |
コンビニ決済 | 対応店舗: セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど 注意点: 185円の手数料がかかる | △ |
PayPal | 概要: オンライン決済サービス 条件: 18歳以上限定、クレジットカードまたは銀行口座の紐付けが必要 | △ |
銀行振込(ペイジー) | 概要: オンラインバンキング可能 注意点: 190円の手数料がかかる | △ |
nanacoギフト | 概要: nanacoカードやアプリに登録して利用 特徴: 電子マネーとして直接支払い可能 | △ |
選択する支払い方法によっては、事前準備(プリペイドカードの購入など)が必要な場合があるので、自分の状況に合わせて選択してください。
全てのゲームの返金対応
Steamでの購入品は、購入から2週間以内かつプレイ時間が2時間未満であれば、原則として返金可能です。
DLCやゲーム内購入、サブスクリプション、バンドルなども条件付きで返金に対応しています。返金は1週間以内にSteamウォレットか元の支払方法に返されます。
ただし、返金システムの濫用は認められません。
キーボードとマウスを使っての操作
Steamのメリットとして、キーボードとマウスでのゲーム操作を高く評価するユーザーの声が多数あります。
キーボードとマウスを使うことで、アナログスティックよりも正確に照準を合わせることができ、特にFPSやTPSでは、視点の移動や照準の微調整が簡単になります。
また、キーボードには多くのキーがあり、それぞれに異なるアクションを割り当てることができるため、複雑な操作が必要なゲームでもスムーズにプレイできます。
Steamの使い方
1.インストール: Steamの公式サイトからSteamアプリをインストールします。
2.アカウント作成: アプリインストール後、Steamを起動し「新しいアカウントを作成」を選択します。必要な情報を入力し、アカウントが作成されます。
3.購入: プレイしたいゲームが見つかったら、そのゲームのページに移動し、購入ボタンをクリックします。支払い方法としては8種類のなかから自由に選択できます。
Steamで遊ぶ際の注意点
Steamで遊ぶ際の注意点は、次の2つです。
ネット環境が必須
Steamでゲームを楽しむには、適切なネット環境が必須です。特にオンラインゲームやマルチプレイでは、安定した高速回線が必要です。IPv6やIPoEに対応した光回線が推奨されます。
FPSやアクションゲームなど、反応速度が重要なゲームでは、回線速度が勝敗を左右することもあります。また、大容量のゲームデータをダウンロードする際にも高速回線は必要不可欠です。
PCスペックがある程度は必要
ゲームによって必要なPCのスペックが異なるため、購入前に各ゲームの最低スペックと推奨スペックを確認しましょう。
また、Steam内でユーザーが使用する人気ハードウェアが紹介されています。
まとめ
この記事では、PCゲームプラットフォームSteamの概要、使い方、メリット・注意点について解説しました。
初めてSteamを利用する方でも、3万本以上のゲームのなかから、自分に合ったタイトルを簡単に見つけることができます。また、返金制度もあるので、安心してゲームを試すことができます。
おトクにゲームを楽しみたい方は、まずは公式サイトからアプリをインストールしてみましょう。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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