光テレビとは?5つのメリットと、2つの注意点を解説
光テレビは、光回線を利用して地上波から専門チャンネルまで、豊富な番組を安定した画質で楽しめるサービスです。
ケーブルテレビと比較して月額料金が安い場合が多く、アンテナ不要で手軽に利用できる点が特徴です。
本記事では、光テレビの仕組みやメリット・デメリットについて解説します。
- 目次
光テレビってなに
光テレビとは、光回線を利用したテレビサービスのことです。
通常、インターネットサービスプロバイダや光回線事業者が提供するオプションサービスとして契約します。
そのため、単体での契約はできません。
ご利用するには、まずお住まいのエリアに対応した光回線と契約し、そのオプションとして光テレビを申し込む必要があります。
テレビアンテナやケーブルテレビとの違い
テレビアンテナは、アンテナで電波を受信して地デジを視聴します。
ケーブルテレビは、ケーブル回線を使ってテレビを視聴します。
それぞれ、光テレビと比較したときの主な違いは以下のとおりです。
光テレビ | ケーブルテレビ | テレビアンテナ | |
---|---|---|---|
アンテナ設置 | 不要 | 不要 | 必要 |
視聴可能チャンネル | 地デジやBS・CS放送、専門チャンネルなど | 地デジやBS・CS放送、専門チャンネルなど | 地デジ |
画質 | HD、フルHD、4K、8K | HD、フルHD、4K、8K | HD、フルHD |
月額料金 | 825円+回線料金3,400円〜(*1) | 4,950円(*2) | 0円 |
(*1)So-net 光 Sプランの場合
(*2)J:COM TV シン・スタンダードの場合
このように、光テレビ、ケーブルテレビ、テレビアンテナには、それぞれ異なる特徴があります。
どれを選ぶかは、各家庭のニーズによって異なりますが、豊富なチャンネルをおトクに楽しむのなら一般的に光テレビは月額料金が安いのでおすすめです。
光テレビの仕組み
光テレビの仕組みとしては、光ファイバーケーブルを通じて受信したテレビ信号を映像用回線終端装置(V-ONU)で変換し、テレビに映し出すというものです。
光テレビでは、地デジやBS・CS、専門チャンネルなどのテレビ信号が光ファイバーケーブルを通じて家庭に届けられます。
この光ファイバーは、従来の電波や同軸ケーブルではなく、光を使った高速な通信手段を採用しているため、安定した品質を保つことができます。
光テレビのメリット5つ
光テレビには、主に5つのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット1.アンテナが不要で、外観や設置の悩みを解消
アンテナの設置が難しい、または設置したくないというお悩みをお持ちの方には、光テレビがおすすめです。
集合住宅にお住まいで、管理規約によりアンテナ設置が制限されている方や、戸建て住宅でも、外観を損ねる大きなアンテナを設置したくない方にもぴったりです。
光テレビなら、従来のようにアンテナ設置に頭を悩ませる必要がなく、お住まいの外観をスッキリと保つことができます。
メリット2.悪天候にも強く、映像が常に安定
衛星放送をご利用中の方なら、台風や大雪のたびにテレビの映像が乱れてしまうといった経験があるのではないでしょうか。
光テレビは光ファイバーを通じて信号を伝送するため、天候や電波障害の影響を受けにくく、常に安定した高品質な映像を視聴できます。
楽しみにしていたアニメが豪雨で映らない、そんなストレスも光テレビならなくなります。家族全員がいつでも快適にテレビを楽しめる安定性は、光テレビの大きなメリットです。
メリット3.地上波から専門チャンネルまで、豊富なコンテンツ
家族それぞれが、見たい番組が違う…なんて悩みはありませんか? たとえば、お子さんはアニメ、奥様は海外ドラマ、そして旦那様はスポーツ観戦といった具合に、家族の好みはさまざまです。
そんなとき、従来の地デジやBS放送だけでは、家族全員が満足する番組を見つけるのは難しいかもしれません。
光テレビなら、地上デジタル放送やBS放送に加えて、スポーツ、映画、音楽、アニメなど、さまざまな専門チャンネルを視聴できます。
さらに、4K・8Kの高画質放送に対応しているため、まるで映画館にいるかのような臨場感あふれる映像を、自宅で楽しむことも可能です。
メリット4.コストパフォーマンスに優れている
「初期費用が高そう」「毎月の支払いが増えるのはちょっと不安…」といった心配の声も聞こえてきそうですが、光テレビはインターネット回線とのセット契約でコストを抑えられる場合が多く、むしろ長期的に見ると経済的な選択肢といえます。
アンテナ設置工事にかかる費用が不要なうえ、多くのプロバイダがセット割引やキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
思ったより費用がかからず、すぐに使えたという声も多く、節約志向のご家庭にもおすすめです。
メリット5.家中で安定したネット環境を実現できる
スマホやタブレットで動画をよく見る家庭では、複数のデバイスを同時に使用すると回線速度が遅くなってしまう、といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか? 光テレビは光回線を利用しているため、家庭内の複数のデバイスを同時に使用しても、安定した通信環境を維持できます。 テレビだけでなく、家族全員が快適にインターネットを利用できるという点でも、光テレビは現代のライフスタイルにぴったりの選択肢です。
光テレビのデメリット2つ
光テレビは便利ですが、以下のデメリットもあります。
デメリット1.光回線がエリア外の場合、利用できない
光テレビの利用できるエリアが限られている点に注意が必要です。
特に地方や郊外では、インターネットの光回線は使えても、光テレビのサービス対象外というケースがあります。
「契約を検討していたけれど、エリア外で諦めた」という方も少なくないようです。まずは事業者の公式サイトや問い合わせ窓口で、お住まいの地域が対象かどうか確認することをおすすめします。
デメリット2.マンションオーナーにより、光回線の導入ができない場合がある
賃貸マンションでは、光回線を導入するためにオーナーや管理会社の許可が必要です。工事の申し込みをしたら許可が下りなかったというケースも見られます。
また、建物の規約や設備の関係で、特定の事業者しか利用できない場合もあります。
事前にオーナーや管理会社に工事の可否を確認し、説明をしてみましょう。
同じような問題を抱えた方の中には、事前確認を徹底することでスムーズに解決できたという例もあります。
光テレビを観るなら「So-net 光」がおすすめ
本記事では、光テレビの仕組みやメリットと注意点について解説しました。光テレビはアンテナ不要で手軽に利用でき、悪天候に強く、家族全員が満足できる豊富なコンテンツを楽しめる一方、エリアや建物の制約に注意が必要です。
また、「So-net 光」はインターネットと光テレビをおトクに楽しめるサービスで、スカパー!との同時申し込みで接続工事費が無料になる特典も。まずはエリア確認をし、迷った際はSo-net 光を検討してみてください。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:Freepik
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