スマホの充電がすぐ減る?原因と簡単にできる対策を徹底解説!
「朝フル充電したはずなのに、昼過ぎにはもうバッテリー残量が20%…。」そんな経験はありませんか?スマホの充電がすぐに減ってしまうと、外出先で困ったり、頻繁な充電にストレスを感じたりすることもあります。
実は、スマホのバッテリーの減りが早い原因は一つではなく、さまざまな要因が絡んでいます。劣化したバッテリーや消費電力の大きいアプリ、設定の見直し不足など、思いがけない理由が影響しているかもしれません。
本記事では、スマホの充電がすぐ減る主な原因と、それを防ぐために誰でも簡単にできる対策を詳しく解説します。
- 目次
スマホの充電の減りが早い原因とは?

スマートフォンのバッテリーの減りが早いと感じることはありませんか?その原因はいくつか考えられます。ここでは、主な要因について解説します。
バッテリーの劣化が進んでいる
スマホのバッテリーは充電と放電を繰り返すことで徐々に劣化していきます。
特に長期間使用している場合、バッテリーの最大容量が低下し、フル充電しても使用できる時間が短くなることがあります。
設定メニューからバッテリーの状態を確認し、必要に応じて交換を検討しましょう。
充電を消耗するアプリがバックグラウンドで動作
一部のアプリは、使用していなくてもバックグラウンドで動作し、バッテリーを消費することがあります。
特にSNSアプリや位置情報を利用するアプリは、定期的にデータを送受信するため、電力消費が多くなる傾向があります。
設定でバックグラウンドの動作を制限すると、バッテリーの消耗を抑えられます。
スマホの設定がバッテリーを消耗している

画面の明るさが高すぎたり、不要な通知が多かったりすると、バッテリーの消耗が早まります。
また、BluetoothやWi-Fi、GPSを常にオンにしていると、電力を消費しやすくなります。
設定を見直して、必要ない機能はオフにすることでバッテリーの持ちを改善できます。
ウイルスや不要なプロセスが電力を浪費
スマホがウイルスに感染していたり、不必要なアプリやプロセスが動作していたりすると、バッテリーの消耗が激しくなることがあります。
定期的に不要なアプリを削除し、ウイルススキャンを実施することで、安全かつ効率的にスマホを使用できます。
通信環境の影響(電波が悪い・5G通信の負担)
電波が弱い場所では、スマホが常に電波を探そうとするため、バッテリーの消耗が激しくなります。
また、5G通信は高速ですが、4Gよりもバッテリーの消費が多い場合があります。
通信環境が安定しない場合は、Wi-Fiを利用するか、設定で4Gに切り替えることを検討しましょう。
気温や使用環境によるバッテリーの負荷
スマホのバッテリーは、極端に高温または低温の環境では性能が低下し、充電の減りが早くなることがあります。
特に夏場の直射日光や冬場の寒い屋外では、バッテリーの劣化が早まる可能性があるため、適切な環境で使用することが大切です。
スマホの充電の減りを抑える対策

スマホのバッテリー持ちを良くするためには、日頃の使い方を見直すことが大切です。
ここでは、充電の減りを抑えるための具体的な対策を紹介します。
まずはバッテリー状態を確認する
スマホのバッテリーが劣化していると、フル充電しても持ち時間が短くなることがあります。
以下の手順で、バッテリーの状態を確認してみましょう。
iPhoneの場合
1.設定アプリを開く
2.「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」を選択
3.「最大容量」の数値を確認(80%以下の場合は交換を検討)
Androidの場合(機種によって異なる)
1.設定アプリを開く
2.「バッテリー」→「バッテリー情報」を選択
3.「最大容量」の数値を確認(80%以下の場合は交換を検討)
電力消費の激しいアプリを特定して制御する
一部のアプリはバックグラウンドで動作し続け、バッテリーを大きく消耗することがあります。
スマホの設定から電力消費の多いアプリを特定し、適切に制御しましょう。
確認方法(iPhone・Android共通)
1.設定アプリを開く
2.「バッテリー」メニューを選択
3.アプリごとのバッテリー使用量をチェック
4.使用頻度の低いアプリのバックグラウンド動作を制限
設定を見直してバッテリー消費を抑える
3つの設定を見直してバッテリー消費を抑える方法をご紹介します。
画面の明るさ・自動調整機能を活用
画面の明るさを抑えることで、バッテリーの持ちが向上します。
明るさの自動調整機能を活用すると、適切な明るさを維持しつつ消費電力を抑えられます。
設定方法
・iPhone:「設定」→「画面表示と明るさ」→「明るさのTrue Tone」をオン
・Android:「設定」→「ディスプレイ」→「明るさの自動調整」をオン
Wi-Fi・Bluetooth・位置情報の最適化
使用しないときはWi-FiやBluetoothをオフにし、位置情報の利用も必要なアプリに限定すると、バッテリーの消耗を抑えられます。
設定方法
・Wi-Fi:使用しないときはオフにする
・Bluetooth:不要なときはオフにする
・位置情報:アプリごとに許可設定を見直す
省電力モードの活用
確認方法(iPhone・Android共通)1.設定アプリを開く
2.「バッテリー」→「低電力モード」をオン
不要なアプリやキャッシュを削除する
使っていないアプリやキャッシュデータが溜まると、スマホの動作が遅くなり、バッテリーの消耗も増えます。
定期的に不要なデータを整理しましょう。
削除方法
・アプリ:設定アプリから不要なアプリをアンインストール
・キャッシュ:設定アプリのストレージ管理からキャッシュを削除
スマホがウイルスに感染していないかチェックする
ウイルスに感染すると、スマホの動作が不安定になり、バッテリーの消耗も激しくなります。定期的にセキュリティアプリを使ってチェックしましょう。たとえば、信頼できるセキュリティアプリでスキャンを実施したり、不審なアプリはすぐに削除したりすることが重要です。
また、公共Wi-Fiを利用する際はVPNを活用することもおすすめです。
関連記事:VPNって何?セキュアな通信を実現する仕組みと利用方法、メリットを解説
まとめ|それでも改善しないならバッテリー交換を検討しよう

本記事では、スマホの充電がすぐ減る原因と対策について解説しました。
設定の見直しやアプリ管理を行えば、多くのケースでバッテリーの持ちを改善できます。それでも改善しない場合は、バッテリーの劣化が原因かもしれません。
スマホの「バッテリー状態」を確認し、最大容量が80%以下であれば交換のタイミングです。
無理に使い続けるより、適切な対応をすることで快適にスマホを使えるようになりますよ。
関連記事
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
- tag
この記事を気にいったらいいね!しよう
PreBellの最新の話題をお届けします。
