Etsyとは?世界最大級のハンドメイドマーケットプレイスの特徴や販売方法を解説
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2023.12.07 Etsyとは?世界最大級のハンドメイドマーケットプレイスの特徴や販売方法を解説

従来では、「ハンドメイド」で創業をするとなると店舗を構えたり、大きな投資が必要でした。

ですが、「メルカリ」等のネットサービスが登場してから個人が簡単にハンドメイドが売れるようになりました。

「メルカリ」等の日本国内のサービスでは日本市場のみがターゲットです。

一方で、世界の市場をターゲットにハンドメイドマーケットができるEtsyと呼ばれるマーケットプレイスをご存じでしょうか?

今回の記事では、Etsyとは何か、その特徴や販売方法について徹底解説していきます。

  • Etsyはオンラインのマーケットプレイスで、手作り品等のコレクションが世界中から集まるマーケットプレイス
  • Etsyでの購入側には「ユニークな商品が多く存在する」、「特注がしやすい」、「世界中のクリエイターをサポートできる」等のメリットがある
  • Etsyでの出品側には「グローバルの市場で販売ができる」「創業の敷居が低い」等のメリットがある
  • EtsyはPayoneerのアカウント、クレジットカード、電話番号等があれば簡単に始めることが可能
Etsy記事のポイント

Etsyとは

Etsyとは

まず初めに、Etsyとは何かについて解説をしていきます。

Etsyは、2005年にニューヨークで設立されました。

オンラインのマーケットプレイスで、手作り品やヴィンテージ商品、アート等のコレクションが世界中から集まるマーケットプレイスです。

グローバル版「メルカリ」と考えて貰えれば分かりやすいです。

個人のクリエイターや小規模なビジネスが、自分の製品を販売するためのプラットフォームとして利用しています。

Etsyはコロナ禍に「手作りマスク」等の販売で急激に業績を伸ばしています。

Etsyの購入側のメリット

Etsyの購入側のメリット

Etsyを利用する際には、メルカリと同じように「購入側」と「販売側」で利用することができます。

購入側には以下のようなメリットが存在します。

  • ユニークな商品が多く存在する
  • カスタマイズと特注
  • サポートクリエイターの支援ができる

以下に詳しく解説していきます。

1.ユニークな商品が多く存在する

1.ユニークな商品が多く存在する

Etsyでは、他ではなかなか見つけることのできないユニークな商品が多くそろっています。

その中でも「手作り」のアイテムの種類が多く存在します。

コロナ禍に急激に業績を伸ばした「手作りマスク」等の販売はそのうちの1つです。

通常の店舗を持たない個人が作った手作りのアイテムや個性的なデザインの製品が多く、普通の店舗では手に入らないような品を見つけることが可能です

2.カスタマイズと特注

2.カスタマイズと特注

Etsyで購入すると、商品の製作者やショップオーナーと直接やり取りすることが可能です。

Etsyの場合はショップオーナー自身が作成した商品が売られていることが多いです。

そのため、カスタマイズや特注の注文等も可能になっています。

日本でもメルカリといったサービスではショップオーナーとコミュニケーションを行うことができますが、中古品を販売しているケースが多いです。

したがって、Etsyの方がショップオーナーとより深くコミュニケーションをしてカスタマイズや特注がしやすいものになっています。

3.サポートクリエイターへ支援ができる

3.サポートクリエイターへ支援ができる

購入者としてはクリエイターやアーティストが作成するものを購入することで、間接的に支援することが可能です。

Etsyに出品している多くのクリエイターは自身の手作り品等を販売しています。

こういった手作り品を購入することで小規模なビジネスやクリエイターの成長を後押しすることができます。

加えて、クリエイターの多くは日本国内にとどまらず、世界中にいます。

自分がサポートしたいクリエイターを世界中から見つけ、継続的にサポートできるのは購入側のメリットの1つです。

Etsyの販売側のメリット

Etsyの販売側のメリット

Etsyの販売側のメリットは以下のようなものがあります。

  • グローバルの市場で勝負できる
  • 創業の敷居の低さ

以下に詳しく解説していきます。

1.グローバルの市場で勝負できる

1つ目のメリットは、グローバルの市場で勝負できるという点です。

Etsyはグローバルのプラットフォームであり、世界中の購入者に自分の商品を届けることができます。

これにより、日本の市場のみで販売するよりも大きな売り上げを立てることが可能になってきます。

2.創業の敷居の低さ

2.創業の敷居の低さ

2つめのメリットが、自分の店を持つ敷居の低さです。

実際の店舗を持つとなると、家賃や販管費等大きな投資が必要になってきます。

ですが、Etsyを使えば小規模なビジネスや個人が比較的容易にショップを開設し、商品を販売することが可能です。

加えて、世界を相手に手軽にビジネスをすることができます。

専業でやることはもちろん、趣味や副業としても活用できます。

Etsyの始め方

Etsyの始め方

Etsyでは、2021年4月から日本からの新規出店を受け付けていませんでした。

ですが、2023年11月より販売が再開となりました。

ここまで読んでみて、Etsyで出店してみたいと思った方に必要なものを紹介します。

  • ショップ名を決めること
  • 出品する商品を作成する
  • Payoneerアカウントの作成
  • クレジットカード
  • SMSが受け取れる電話番号を用意すること

まず最初に必要なのが、「ショップ名を決めること」です。

ショップ名に関しては、あとで登録をすることや後に変更は可能ですが決めておくと出店がしやすいです。

出品する商品および商品説明文を作成すること

次が「出品する商品および商品説明文を作成すること」です。

Etsyで出品をするためには最低1つの商品登録は必須となっています。

商品画像と商品説明文も登録のために必要になってくるので、併せて用意をしておきましょう。

加えて、Etsyはグローバルプラットフォームのため商品タイトルや商品説明文は、英語で登録をした方が売り上げが上がります。

次に「Payoneer」の登録です。

Payoneerは国際送金を受け取る際のプラットフォームです。

Etsyはグローバルプラットフォームのため、日本の銀行口座で送金を受け取ることは難しいです。

そのため、事前にPayoneerのアカウントの登録をしておきましょう。

最後に「クレジットカード」と「SMSを受け取れる電話番号の登録」です。

Etsyのサイト上にクレジットカード情報の登録をして、最後にEtsyから確認メールを受信して認証したら出店完了です。

まとめ

ユーザー同士のコミュニティを形成することも可能

Etsyは、個性的な商品やハンドメイド品を販売するためのグローバルプラットフォームです。

クリエイターやアーティストが自分の作品を世界中に販売できる場を提供しています。

さらにユーザー同士のコミュニティを形成することも可能なプラットフォームです。

もし手作り品や独自の商品を探している人や、自分の作品を販売したい方がいたらEtsyを試してみるのはいかがでしょうか?

PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部

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