新時代のコンビニエンスストアへの挑戦
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2024.02.18 新時代のコンビニエンスストアへの挑戦

KDDIはローソンおよび三菱商事と手を組み、コンビニエンスストアの未来を切り開くための大胆な一歩を踏み出した。

この資本業務提携により、KDDIの通信技術とテクノロジーの力をローソンの全国1万4000店舗のネットワークと組み合わせ、ECサイトでの迅速な商品配送や、多様なオンライン相談サービスの提供を実現することを目指す。

KDDIの高橋誠社長は、ただ商品を売るための提携ではなく、ローソンを魅力的な店舗へと変貌させることを主眼に置いた提携であると述べ、これによりKDDIも利益を得られると強調した。

「マチの"ほっと"ステーション」の創造

三菱商事とKDDI、ローソンの3社は、ローソンが展開するコンビニ事業のさらなる強化として「リアル×デジタル×グリーン」を融合した新たな価値の創出を目指している。

ローソン店舗を訪れる顧客とKDDIの顧客データベースを連携させ、生活者の様々なシーンに寄り添うサービスの提供に加え、社会課題の解決に貢献する持続可能なサービスを提供する計画だ。

また、ローソン店舗でのリモート接客やKDDIの通信商材の取扱いなど、リアル店舗でのメリットを最大限に活かしたサービス展開が予定されている。

高橋社長は、今後の人手不足に対応するためにも、こうしたオンライン化の推進が重要だと述べた。そして、顧客にとって最良のサービスを提供することが最終的な目標だと、ローソン竹増貞信社長も同調した。

【関連リンク】

・三菱商事・KDDI・ローソン、資本業務提携契約を締結(KDDI)
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2024/02/06/7237.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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