2023年度おすすめのブラウザーとは?近年新規登場したブラウザーも徹底解説
2010年以降のインターネットの急激な成長により、インターネットブラウザーは当たり前のものとなりました。
ネットブラウザーはインターネットを使用するほぼ全ての人が使っていることもあり、数多くのインターネットブラウザが存在しています。
現在、メインのインターネットブラウザーだけで6個(Chrome、Firefox、Edge、Safari、Opera、Samsung Internet)存在しています。
その中でも「Sidekick」、「Brave」、「Opera」等の新しいブラウザーも登場し始めています。
こういった数多くのブラウザーがある中で、どのブラウザーを使えば良いか分からなくなっている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、2023年度おすすめの新しいブラウザーについて解説をしていきます。
- Sidekickとは、仕事の生産性の向上に特化したウェブブラウザーである
- Braveは、セキュリティ面を重視したい、仮想通貨の売買を行っているといった方におすすめのブラウザーである
- Vivaldi は、「使用しているうちにタブが自然と増えてしまう」、「複数のタブを同時に使用したい」といった方におすすめのブラウザー
- Operaは、「Chromeを以前から使用していた」、「使用しているデバイスのバッテリー持ちが悪くなった」という方におすすめのブラウザー
- 今後は、人気のブラウザーが出てきて、現在のChrome、Firefox一強の時代が終わる可能性もある
現在、「Chrome」や「Safari」、「Firefox」といったメジャーなウェブブラウザーを使ってネット閲覧をしている方が多いのではないでしょうか?
こういったメジャーなウェブブラウザー以外にも数多くの新しいウェブブラウザーが登場してきています。
2023年度時点では以下のような新しいおすすめのウェブブラウザーが登場してきています。
・Sidekick
・Brave
・Vivaldi
・Opera
以下に詳しく解説していきます。
1つ目のウェブブラウザーが、「Sidekick」です。
「Sidekick」の特徴は、仕事の生産性を徹底的に向上させることを目的に作られたウェブであるという点です。
主に2点の方向性から生産性を向上させることが出来ます。
1点目は、「広告のブロック機能」です。
通常ウェブブラウザーを使ってネットサーフィンをしていると、必ず広告にぶつかります。
この広告に気を取られてしまい、仕事の生産性が落ちることがあります。
Sidekickのブラウザーには、「Ad blocker」という広告をブロックする機能が標準搭載されています。
2つ目は、「よく使うページの表示ボタンをブラウザーの傍に常に表示させることが可能」であるという点です。
常に表示させることで、必要なウェブアプリやページを素早く開くことが可能です。
通常のブラウザーは「お気に入りを選択」→「新しいタブで開く」という手間がかかるので、こういった手間をカットすることが可能になっています。
2つ目のブラウザーはBraveというブラウザーです。
Braveの特徴は、「プライバシー」を重視しているという点です。
広告をブロックするAdblock機能に加えて、「アンチトラッキング」という機能も標準搭載されています。
通常ウェブブラウザーを使用していると、ある程度の使用状況はそのブラウザーの開発会社に渡ります。(例:Google Chromeを使用している場合、Googleに情報が渡る)
こうした情報を使って、Googleはその人に合わせた広告を打ち出すということをしています。
この機能は「トラッキング機能」と呼ばれます。
Braveにはこのトラッキング機能をブロックする機能が標準搭載されています。
また、仮想通貨のウォレットをブラウザーで使用することができるため、一部の仮想通貨ユーザーからも人気を集めています。
セキュリティ面を重視したい、仮想通貨の売買を行っているといった方におすすめのブラウザーです。
3つ目がVivaldiと呼ばれるウェブブラウザーです
Vivaldiの特徴は「ブラウザーの使いやすさ」です。
具体的には、ブラウザーで開いているタブを別のタブの上にドラッグすることで、重ねておくことが出来ます。
通常のウェブブラウザーだと、タブを同時に開くことは出来ても、重ねた状態で使用することが出来ません。
たとえば、Chromeで2つ以上のページを開いて重ねた状態で使用すると、操作しているページが最前面に出てきてしまい、もう一つのページが隠れてしまいます。
Vivaldiは重ねた状態でもWebブラウザーを自由に使用することが可能です。
画像のように、小さいページをたくさん表示した状態で使用することも可能です。
この機能は「タブスタック機能」と呼ばれ、Vivaldiにしかない独自の機能です。
「使用しているうちにタブが自然と増えてしまう」、「複数のタブを同時に使用したい」といった方におすすめできるウェブブラウザーです。
4つ目のブラウザーは「Opera」と呼ばれるウェブブラウザーです。
Operaのブラウザーの特徴は「バッテリーの持ちが良くなる」という点です。
OperaはChromeと同じ、Chroniumというコードを使用して作成されているため、使い勝手はChromeと大差がありません。
ですが、Operaには「省エネ機能」が搭載されています。
この機能の使用によって、使用されていないタブ等を省エネモードにでき、最大35%消費バッテリーを抑えることが可能になります。
広告とトラッキングブロックに加えて、通常は外部サービスを使用する必要があるVPNオプションも内蔵されています。
「Chromeを以前から使用していた」、「使用しているデバイスのバッテリー持ちが悪くなった」という方におすすめのブラウザーです。
今後、人気のウェブブラウザーが変わってくる可能性があります。
現在、ネット利用者に人気のブラウザーは、Google ChromeやSafari、Firefox等です。
この記事を読んでいる方も、この3つのブラウザーのいずれかを使用しているかと思います。
ですが、以前はほとんどのネット利用者がInternet Explorerを使用していた時代もありました。
そのため、人気のブラウザーが出てきて、現在のChrome、Firefox一強の時代が終わる可能性もあります。
現在のネット利用者の多くはChrome、Safari、Firefoxを使用していることが多いです。
ですが、「Sidekick」、「Brave」、「Opera」等の新しいブラウザーも登場し始めています。
こういったブラウザーはChromeやFirefox、Safariにはない機能があります。
Internet ExplorerがChromeに取って代わられたように、こういった新しいブラウザーが新しいブラウザーとなる可能性もあります。
ぜひこの記事を参考にして自分でも最適なウェブブラウザーを使用しつつ、今後のウェブブラウザーの動きにも注目してみてください。
PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部
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