Googleがオンラインコミュニケーションシステム「Project Starline」を発表!
GoogleとHewlett Packard(HP)は5月13日、GoogleがI/O 2021で発表したオンラインコミュニケーションシステム「Project Starline」を2025年に商品化すると発表した。
Project Starlineは、3D画像や高解像度カメラ、深度センサーなどの先進技術を使い、遠隔地にいる相手が目の前にいるような臨場感を体験できるビデオ通話ブースである。
GoogleはHPと連携することで、同社が持つコンピューティング技術とPolyvコミュニケーションサービスのノウハウを活かし、「革新的な体験をグローバルに提供できる」としている。また、Zoom等の一般的なWeb会議アプリとの連携も図るという。
現在はフィードバック収集中
同プロジェクトのゼネラルマネージャーは、「Project Starlineは、遠隔でもつながれる世界への重要な一歩」と、述べた。一方で、パンデミック収束に伴いオフィス勤務への回帰が進む中で、当初想定の「ハイブリッドオフィス」向けに需要があるかは不透明だ。
しかし、オフィス間の会議などに活用できれば、一定の顧客は確保できるかもしれない。実際に、Googleはすでに100社以上の企業にプロトタイプをテストしてもらっている。今年の5月15日2時(日本時間)に開催されるGoogle I/Oで詳細を公表する予定としている。
【関連リンク】
・Google本社で「Project Starline」を体験した 「本人」感ある3Dビデオ通話(Impress Watch)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1502157.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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