2024.08.03 AIがあなたの心を読む!? Google Discoverによる情報提供
Google Discoverは、スマートフォンユーザーにとって重要な情報源となりつつある。多くのAndroidデバイスではホーム画面から簡単にアクセスでき、iOSユーザーもGoogleアプリを通じて利用可能だ。このサービスは、ユーザーの興味や行動履歴に基づいて、パーソナライズされたコンテンツを提供する。
Google Discoverの特徴は、ユーザーが能動的に検索しなくても、関心のある情報を自動的に表示することにある。天気予報、スポーツの試合結果、最近検索した場所の情報など、ユーザーにとって価値のある情報を適切なタイミングで届ける。
また、検索履歴、アプリの使用状況、位置情報などを分析し、AIがユーザーの興味を推測する。その結果、ニュース記事、ブログ投稿、動画など、個々のユーザーに合わせたコンテンツが表示されるのだ。
Google Discoverをカスタマイズしてより高度な情報収集
Google Discoverは高度にカスタマイズ可能だ。例えば、表示される記事に「いいね」をつけたり、興味がないコンテンツを非表示にしたりすることで、フィードの精度を向上させることができる。興味のあるトピックを直接管理することも可能で、これにより関連性の高い情報だけを受け取ることが可能だ。
メディア関係者にとっても、Google Discoverは新たな重要なチャネルとなっている。ユーザーの興味に合致したコンテンツを提供することで、大きな流入を得られる可能性がある。あなたが、サイト運営者であればGoogle Discoverからの流入を分析し、コンテンツ戦略に活かすことができる。
今やGoogle Discoverの月間アクティブユーザー数は8億人を超えており、その影響力は無視できない。ユーザーにとっては便利な情報源となり、コンテンツ提供者にとっても新たな機会を生み出すプラットフォームとして、Google Discoverの重要性は今後さらに高まっていくだろう。
【関連リンク】
・Google Discoverのフィードを自分好みにカスタマイズする方法。サクッとできて便利になる!(Lifehacker Japan)
https://www.lifehacker.jp/article/2407-google-discover-feed-more-useful-than-you-think/
【関連記事】
- Gmailに導入を検討中の新機能「サブスクフィルター」、購読メールを自動分類
- GoogleのBardに「Gemini Pro」搭載 日本語にも対応
- 「Assistant with Bard」、Googleアシスタントの進化版!
- GoogleがAIシステムの脆弱性発見に報奨金を提供!最大3万ドル
- Googleが会話型AIサービスを発表。翌日にはMicrosoftもイベントを開催。
- Google ChromeのAI機能強化
- Google、テキストや画像から超リアルな動画を生成する高品質な動画生成AI「Lumiere」を発表
- Google検索の生成AI機能SGEに新たな2つの機能を追加
- 日本でも生成AIを使ったGoogle検索がスタート
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock