Chromeのブラウザ版に「Googleレンズ」などの3つの新機能を追加 米ユーザー向け
米Googleは、デスクトップ版のChromeブラウザに「Googleレンズ」など3つの新機能を追加すると現地時間の8月1日に発表した。新機能は米国のChromeユーザーに向け、発表以降数週間のうちに提供される予定だ。
追加されるのはGoogleレンズ、別々のタブを比較する「Tab compare」、閲覧履歴のAI検索の3つだ。「Gemini」モデルや「Google AI」を活用することで実現した機能である。
Googleレンズはアイコンバーに表示 Tab conpareでは商品の比較が簡単に
Googleレンズはモバイルアプリとしては2017年から提供されており、画像内の情報をAIが解析し、検索する。デスクトップ版ではアドレスバーの右端にGoogleレンズのアイコンが表示され、アイコンを選択してから検索したい対象をクリックすると、画像情報と近い検索結果が表示される。マルチ検索機能でテキストを追加し、検索を絞り込むことも可能だ。
「Tab compare」は、複数のタブ上の情報をAIがまとめて表示し、比較しやすくする機能だ。オンラインで商品を購入する際、複数のタブを開いて商品を比較したい時に、各タブからAIが生成した価格、仕様、レビュー、機能などの商品概要を1つのタブにまとめて表示する。
過去に検索したもので正確な情報を思い出せない場合、自然な会話の形式で質問できる機能も追加される。「先週見たアイスクリームショップはどこだっけ?」などとアドレスバーに入力することで過去に訪れたWebサイトを検索できる。なお、Chromeの検索履歴が残っていなければこの機能は有効にならないため、シークレットモードで閲覧したものについては対象外となる。
【関連リンク】
・デスクトップChromeブラウザにGoogleレンズやGemini採用の検索機能追加(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2408/02/news122.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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