Googleトレンドで検索動向を分析!最新キーワードをチェックしよう ネットの疑問・お悩み

Googleトレンドで検索動向を分析!最新キーワードをチェックしよう

Googleトレンドは、SEO対策に有効なツールの一つです。このツールを使えば、記事作成やリスティング広告に役立ちます。

一方、Googleトレンドを使わないと、検索キーワードやトピックの動向がわからないため、需要のないコンテンツを作ってしまう可能性があります。

Googleトレンドの具体的な使い方について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

Googleトレンドとは?

Googleトレンドとは?(Googleトレンドより)

Googleトレンドは、2006年5月にGoogleが公開した無料ツールで、世界中の検索トレンドをグラフで表示できます。アカウント登録は必要ありません。

2023年3月8日にGoogleトレンドがアップデートされ、1日1回の更新から1時間毎に更新されるようになり、より使いやすくなりました。

Googleトレンドの機能や使い方

Googleトレンドの機能や使い方

Googleトレンドの機能については、以下の3つがあります。

・気になるワードを調べる
・急上昇ワードを理解する
・年代ごとに振り返る

それでは、一つずつ詳しく見ていきます。

①気になるワードを調べる

①気になるワードを調べる(Googleトレンドより)

「調べる」の機能では、自由に検索ワードを追加して調べられます。

プルダウンメニューから以下の項目を選択・指定することもできます。

・国の指定
・日付の指定
・カテゴリの指定
・メニューの指定

この例では、「Google」というワードを追加して検索してみると、「人気度の動向」がグラフで表示されました。

Googleトレンドで検索動向を分析!最新キーワードをチェックしよう	「人気度の動向」がグラフで表示(Googleトレンドより)

グラフにカーソルを合わせると、0〜100の指数で表されます。

0の場合は十分なデータがないことを示し、50の場合は人気度が半分、100の場合は人気度が最も高いことを示しています。

次に、「小区域別のインタレスト」を見ていきましょう。

「小区域別のインタレスト」(Googleトレンドより)

ここでは、地域別にキーワードの人気度を比較できます。

この例では、過去30日のデータを表示しています。

検索したユーザーが最も多い地域は、東京であることがわかりました。

人気の高い地域を特定することで、その地域に絞ってリスティング広告やローカル検索広告などの有料広告を打つことができます。

さらに詳しく調べたい場合は、地域をクリックすると詳細なデータを取得できます。

さらに詳しく調べたい場合は、地域をクリックすると詳細なデータを取得できる(Googleトレンドより)

例えば、プログラミングスクールを運営する企業であれば、プログラミングスクールへの関心が高い地域に広告を出し、広告の費用対効果を向上させることが可能です。

これらの各グラフは、CSVとして保存したり、HTMLとして埋め込んだり、共有ができます。

各グラフは、CSVとして保存したり、HTMLとして埋め込んだり、共有ができる(Googleトレンドより)

②急上昇ワードを理解する

②急上昇ワードを理解する(Googleトレンドより)

続いては、急上昇ワードを知ることです。

「毎日の検索トレンド」では、1日のトピックの検索数を確認できます。

急上昇ワードを理解する(Googleトレンドより)

「リアルタイム検索トレンド」では、Google 検索のほか、TwitterやYouTubeなどのソースからデータを取り込み、世界中で今最も人気のあるトピックをリアルタイムで追跡します。

「リアルタイム検索トレンド」では、Google 検索のほか、TwitterやYouTubeなどのソースからデータを取り込み、世界中で今最も人気のあるトピックをリアルタイムで追跡します。(Googleトレンドより)

③年代ごとに振り返る

③年代ごとに振り返る(Googleトレンドより)

最後に、「Year in Search」の使い方についての説明です。

Year in Searchでは、トピックごとに急上昇したワードをランキング形式で表示しています。

・急上昇ランキング
・〇〇とは
・人物
・スポーツ選手
・方法
・メイク
・映画
・ドラマ
・アニメ

年代を変えるには、ページを下までスクロールし、「2022年に最も注目を集めた検索トレンドをチェック」をクリックしてください。

「2022年に最も注目を集めた検索トレンドをチェック」(Googleトレンドより)

ページが変わると、年代を変えるドロップダウンリストが表示されるので、そこで調べたい年代を選択できます。

年代を変えるドロップダウンリストが表示(Googleトレンドより)

「調べる」や「急上昇ワード」、「Year in Search」は、以下の場合に役に立ちます。

・トピックの人気度の判断
・最新情報の入手
・ターゲットユーザーに関連するコンテンツの作成
・マーケティングキャンペーンの計画
・ソーシャルメディアの傾向の追跡

GoogleトレンドをSEOに活用する方法

GoogleトレンドをSEOに活用する方法

Googleトレンドは、SEOに役立つ強力なツールです。ここでは、Googleトレンドの有用性を示し、3つの活用方法をご紹介します。

キーワードを比較する

キーワードを比較する

「調べる」メニューでは、最大5つのキーワードに関連したトピックの評価を比較することが可能です。

似ているキーワードを入力し、どちらの方がより検索されているのかを知ることでSEO対策が可能になります。

最大5つのキーワードに関連したトピックの評価を比較することが可能(Googleトレンドより)

例えば、「熱海温泉」と「草津温泉」というキーワードのトレンドを比較してみます。

グラフを見れば、赤色の草津温泉の方が多く検索されていることがわかりますね。

例「熱海温泉」と「草津温泉」(Googleトレンドより)

しかし、地域で見てみると、静岡県や福島県では、熱海温泉の方が人気度が高いようです。

Googleトレンドでは、あるエリアでの相対的な数でキーワードを比較するため、人口数に影響されることなく、そのエリアでのキーワードの人気度を測れます。

時期の変動を調べる

時期の変動を調べる

季節ごとのキーワード選定もSEOにとって重要です。

例えば「マフラー」という検索キーワードの推移を見てみると、11月ごろから徐々に増え始め、12月にピークになっていることが分かりますね。

例「マフラー」という検索キーワードの推移(Googleトレンドより)

「マフラー」でSEO対策を行う場合、11月には「マフラー」を含む対策キーワードを集中投下する必要があります。

しかし、該当する季節が過ぎ去ってシーズンオフになると、検索ボリュームは徐々に下落します。

シーズンオフであっても集客する必要があり、検索ボリュームの増減に対応するためには、顧客ニーズに合ったキーワードを探し続けましょう。

時間によるユーザーニーズの推測

時間によるユーザーニーズの推測

過去1日で検索すると、特定のキーワードが何時に多く検索されているのかを推測できます。

例「カラオケ」(Googleトレンドより)

例えば、「カラオケ」で検索してみると、夜の20時ごろから検索数が増えていることがわかります。

そのため、「夜に歌いたくなるカラオケソング10選」の記事を作成したり、夜のカラオケイベントのプロモーションを行うことで、より多くの人々にアピールすることが可能です。

また、カラオケ以外のキーワードでも同じように検索傾向を分析することで、さまざまなアイデアを生み出す参考にできます。

Googleトレンドとキーワードプランナーはどう違う?

Googleトレンドとキーワードプランナーはどう違う?

Googleトレンドは、競合他社に関連する単語やフレーズがどれだけ検索されているのか、特定の地域やデバイスで話題になっているトピックやトレンドをチェックするためのツールです。

Googleキーワードプランナー(Googleキーワードプランナーより)

一方、Googleキーワードプランナーは、キーワードの実際の検索回数をより正確にチェックするためのツールです。

まとめ:Googleトレンドを上手に活用してSEO対策を行っていこう

まとめ:Googleトレンドを上手に活用してSEO対策を行っていこう

Googleトレンドは、特定のキーワードの推移や世界的に急上昇しているキーワードなどを知るために最適なツールです。

サイトのアクセス数などは時として変化があるため、トレンドをいち早く理解し、サイト運用に活かすことで競合よりも優位に立てます。

Webサイトの運用やWebマーケティング活動にぜひ活用してください。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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