世界中の高級ホテルに割引価格で泊まれる「Hotwire」について徹底解説
Hotwireとは、ホテル名を非公開にすることで、通常よりも大幅に割引された料金で世界中のホテルに宿泊できるサービスです。
日本ではまだ馴染みのないサービスですが、海外の旅行好きから多くの注目を集めており、お得に海外旅行をしたい方は必須のサービスとなっています。
この記事では、Hotwireのサービス概要から利用によるメリット・デメリット、利用方法について網羅的に解説します。
「海外のホテルにお得に宿泊したい」「高級ホテルに安く泊まりたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 目次
ホテルがお得に泊まれる「Hotwire」とは?サービス概要を解説
「Hotwire」は世界的なオンライン旅行会社として有名なExpedia(エクスペディア)を親会社とするアメリカの格安ホテル予約サイトです。
trivagoなどの予約サイトと違う点は、通常の価格よりも大幅に割引された料金で宿泊できる点にあります。Hotwireは予約で埋まらなかった客室だけを厳選してラインナップしているサイトです。しかし、ホテル側としてはただ漠然とセールをするわけにはいきません。
なぜなら「予約が埋まらない」「大幅に値下げして販売している」という事実はブランド価値を下げてしまうからです。特に、大手の高級ホテルはブランディングを大事にしているため、公に値下げを謳うことは難しくなっています。
とは言え、客室が空室のままでは利益が出ません。そこで活躍するのが「Hotwire」です。本サービスでは予約時にホテル名が非公開で、ユーザーからホテル名が知られることはありません。ユーザーは予約後にホテルがわかるため「あの有名なホテルが値下がっている」と認知されることがないのです。
この仕組みにより、特に大都市で多くのユーザーに利用されており、人気のあるブランドホテルも登録しています。ホテルの売れ残り部屋を安く販売することで、ホテル側は空室を埋めることができ、利用者は格安で宿泊できるため、Win-Winの関係を実現しているのです。
以上が、Hotwireのサービス概要でした。次にHotwireを利用するメリットとデメリットについて解説します。
Hotwireを使う3つのメリット
Hotwireを使えば、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、以下の3点について詳しく解説します。
- 最大60%オフの割引価格でホテルに宿泊できる
- 宿泊するホテルのクラスを選べる
- 大手有名ホテルも対象となっている
ひとつずつ見ていきましょう。
メリット①:最大60%オフの割引価格でホテルに宿泊できる
Hotwireの最大の魅力は、通常料金から大幅に値引きされた価格でホテルを予約できる点です。最大で60%オフという破格の割引率の客室も存在し、旅行者にとっては非常に魅力的な選択肢になり得るでしょう。割引率はホテルの空室状況に応じて変動し、特に予約日が近づいてくると、大きな割引が期待できます。
さらに、アプリでの予約やHotwireのメルマガに登録することでクーポンも配布され、そちらの利用でさらなる割引も可能です。この大幅な割引により、普段なら手が届かないような高級ホテルにも宿泊できる可能性が広がります。
メリット②:宿泊するホテルのクラスを選べる
Hotwireでは予約時にホテル名を知ることはできませんが、ホテルのクラス(星の数)やゲスト評価で検索結果をフィルタリングすることは可能です。
名前が非公開であっても、自分の希望や予算に合ったホテルクラスを選択できます。割引率が高すぎると「安全なホテルなの?」と不安になるかもしれませんが、Hotwireではそのような心配をする必要がないのは嬉しいポイントです。
名前が非公開であってもホテルクラスやユーザー評価を確認できるため、旅行の目的や予算にあわせて、安全なホテルを予約できます。
メリット③:大手有名ホテルも対象となっている
Hotwireは大幅な割引価格でお得にホテルに泊まれる予約サイトですが、割引されるホテルの種類もレベルが高いのが魅力です。ヒルトンやハイアット、マリオットホテルといった有名ホテルチェーンも対象となるため、通常では高額な料金が必要な人気ホテルに格安で宿泊できる可能性があります。
2つ目のメリットで説明したように、ホテルのクラスを指定して検索すれば、高級ホテル飲みを表示することも可能です。一定の品質やサービスレベルが保証されているため、割引額が大きくても安心して利用できます。
以上が、Hotwireを利用する3つのメリットでした。次にHotwireを使うデメリットについて解説します。
Hotwireを使う2つのデメリット
高級ホテルチェーンの客室にお得に宿泊できるHotwireですが、デメリットもいくつか存在します。そのデメリットというのがこちら。
- 予約するまでホテルの詳細がわからない
- 予約後のキャンセルができない
Hotwireの悪い面についても正しく理解し、メリット・デメリットを天秤にかけて利用するかどうかを検討してみてください。
デメリット①:予約するまでホテルの詳細がわからない
Hotwireの最大の特徴であり、デメリットでもあるのが、予約完了までホテル名が非公開であることです。そのため、利用者はホテルに関する詳細な情報を予約前に知ることができません。
- ホテルの所在地
- ホテル名
予約時には大体のエリアとホテルランク、価格帯と口コミ情報を基にホテルを予約しなければいけないため、特定のホテルに宿泊したい方やホテルの立地や設備に細かいこだわりがある方には不向きです。
デメリット②:予約後のキャンセルができない
Hotwireでホテルを予約すると、基本的にキャンセルや変更ができないのもデメリットのひとつです。大幅な割引の代償として、仕方がない部分だと言えるでしょう。
キャンセルしても返金を受けられない可能性が高いため、旅行日程が確定していない段階での予約は避けるべきです。
しかし、旅行の日程・場所が明確に決まったうえで「そこそこ良いホテルに安く宿泊したい」という方はHotwireのメリットを最大限に活かすことができます。
以上が、Hotwireを使う2つのデメリットでした。最後に、Hotwireの使い方を解説します。
Hotwireの使い方
次に、Hotwireでお得にホテルを予約する方法を計3STEPで解説します。
- 宿泊するエリアとホテルのランクを選択する
- Hot Rateでホテルを探す
- 宿泊するホテルを予約する
ひとつずつ見ていきましょう。
STEP①:宿泊するエリアとホテルのランクを選択する
まず、宿泊したいエリアを選びます。エリアを選択することで、その周辺のホテルだけが表示され、探しやすくなります。また、エリアだけでなくホテルの星の数(評価)や価格で詳細検索でき、よりお好みの条件に合ったホテルだけを厳選できますよ。
STEP②:Hot Rateでホテルを探す
Hotwireの「Hot Rate」を適用すると、ホテル名が隠された状態で通常より安く予約が可能です。予約日が近づいているホテルほど割引率が高いため、お得に宿泊したい方はHot Rateを活用して検索しましょう。
しかし、何度も述べている通り、Hotwireでは具体的なホテル名を予約前に知ることはできない点には注意してください。
STEP③:宿泊するホテルを予約する
ホテルが特定できたら、Hotwireで予約をすれば完了です。
この3ステップを踏むことで、Hotwireをより効果的に利用し、理想のホテルをお得に予約できます。
まとめ:Hotwireで世界中のホテルをお得に宿泊しよう
今回は、世界中のホテルを大幅な割引額で宿泊できる予約サイト「Hotwire」について解説しました。
まだ日本では馴染みのないサービスですが、海外ではお得に海外旅行をしたい方々に人気を博しています。
本記事で紹介した3STEPを参考に、高級ホテルに安く宿泊しましょう。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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