YouTubeが便利になる拡張機能おすすめ5選、導入するメリットや注意点など解説
YouTubeをもっと便利に使いたいと思ったことはありませんか?
長時間の動画視聴や情報収集の効率化を図りたいと考える方にとって、YouTubeの拡張機能は心強い味方になります。しかし、どれを選べばいいのか分からなかったり、導入時の注意点が気になることもありますよね。
この記事では、YouTubeをさらに使いやすくする拡張機能のおすすめ5選、拡張機能を導入するメリットや注意点について分かりやすく解説します。
これを読むことで、YouTubeの使い勝手が格段に向上し、自分の目的に合った拡張機能が分かります。
- 目次
YouTubeが便利になる拡張機能おすすめ5選
Video Speed Controller「スピード調整」
Video Speed Controllerは、YouTubeやAmazonプライムビデオなどのHTML5ビデオの再生速度を細かく調整できる便利な拡張機能です。【主な特徴】
- 再生速度の微調整: 0.1倍刻みで速度を変更できるため、YouTube標準の速度設定よりも細かく調整できる
ショートカットキー: 再生速度の変更、早送り、巻き戻しなどをキーボードで操作できる
カスタマイズ: ショートカットキーと速度変更の刻み幅を自由に設定できる
対応サイト: YouTubeだけでなく、Amazonプライムビデオやディズニープラスなど、多くの動画サイトに対応している
動画を自分のペースで視聴したい人、キーボード操作で効率的に動画を視聴したい人などにおすすめです。
YouTube Summary with ChatGPT & Claude「文字起こし」
「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」は、YouTubeの動画を自動で文字起こしし、要約してくれるChromeの拡張機能です。
【主な特徴】
- 自動文字起こし: 動画の音声をAIが自動でテキスト化し、タイムスタンプ付きで表示できる
自動要約: 文字起こしされた内容を元に、AIが動画の要約を生成する
複数AIモデルの活用: ChatGPT、Claude、Mistral AI、Geminiなど、複数のAIモデルから選択できる
プロンプトのカスタマイズ: 要約に使うプロンプトをカスタマイズできるフォローアップ質問: 要約後に追加質問を促すプロンプトの設定ができる
文字数制限への対応: 長い動画の場合、どの部分を要約に使うかを設定できる
この拡張機能を使えば、動画を視聴しなくても、重要な情報を確認することができます。
また、字幕がない海外の動画でも、内容を理解することが可能です。
さらに、イヤホンがない環境でも、文字起こし機能によって内容を確認できます。
時間がない方、効率的に情報収集したい方、あるいは学習や研究のために動画コンテンツを活用したい方には、最適な拡張機能と言えるでしょう。
Enhancer for YouTube「再生画面のカスタマイズ」
Enhancer for YouTubeは、YouTubeの視聴体験を大幅に向上させるChrome/Edge/Firefox拡張機能です。【主な特徴】
- 再生速度変更: 0.1倍速から16倍速まで、細かい速度調整ができる
音量ブースト: 音量を通常のレベル以上にブーストできる
画質変更: 通常再生時、プレイリスト再生時、フルスクリーン表示時など、状況に応じた画質設定ができる
ミニプレイヤー表示: コメント欄までスクロールすると、画面左上にミニプレイヤーが表示される
シネマモード: コメント欄などを非表示にし、動画以外を黒背景にすることで、動画視聴に集中できる環境を提供する
スクリーンショット: スクリーンショットをPNG形式で保存できる
ビデオフィルター: ガウスぼかし、輝度、コントラスト、グレースケール、色相、色反転、彩度、セピアなどのフィルターを動画に適用できる
再生速度、音量ブースト、画質調整、ミニプレイヤー、シネマモード、スクリーンショット、ビデオフィルターなど、多彩な機能がこの1本に集約されています。
注意点として、以前は広告ブロック機能がありましたが、現在は削除されています。
Felo字幕「ライブ翻訳」
Felo字幕は、YouTube、Zoom、Google Meet、Teamsの動画サイトでリアルタイム翻訳字幕を表示する拡張機能です。【主な特徴】
- リアルタイム翻訳: 字幕を日本語にリアルタイムで翻訳表示する
多言語対応: 英語、フランス語、中国語など、12の主要言語に対応している
文字起こし機能: 音声を認識し、リアルタイムで文字起こしを行う
字幕のカスタマイズ: 字幕の表示場所、サイズ、フォント、色などを自由に調整できる
自動保存機能: 字幕を自動的に保存することができ、後から見返すことができる
海外の動画コンテンツから効率的に最新情報を収集・学習したい方、多言語会議でコミュニケーションを円滑にしたい方などにおすすめです。
ちなみにFelo字幕を提供するFeloは、AIチャットサービス「Felo Chat」、AI検索エンジン「Felo Search」なども提供しています。
vidIQ「分析」
vidIQは、YouTube動画の分析と運用に役立つ拡張機能です。主にYouTube SEOの改善や競合分析に役立ち、海外のYouTuberにも人気があります。【主な特徴】
- スコアカード:閲覧中の動画が 「どれだけ検索エンジンに最適化されているか」 をスコアで表示できる
キーワードツール:特定のキーワードで1ヶ月あたり何回検索されているのか、キーワードの競争はどのくらい激しいのか を調べることができる
いいねパーセンテージの表示:検索結果に表示される動画に、 いいねと低評価の比率を示すパーセンテージ が表示される
競合動画分析:競合の動画のタイトルやパフォーマンスを調べ、どのキーワードやフレーズが効果的かを確認できる
動画の一括最適化:タイトルやタグ、説明文の書き方を変えると、どれくらいスコアが上がるかをシミュレーションできる
vidIQは、YouTubeでの成功に必要な機能を網羅しており、特にキーワードリサーチ、SEO対策、競合分析において効果を発揮します。
しかし、vidIQはあくまでツールであり、成功を保証するものではありません。
YouTubeで成功するためには、質の高い動画コンテンツを作成し、視聴者に価値を提供することです。
YouTubeの拡張機能を導入するメリット
YouTubeの拡張機能を使うと、より快適で便利な視聴体験が可能になります。
主なメリットを紹介します。
好みに合わせて設定をカスタマイズ
デフォルトで動画の画質や音量を設定したり、自動再生をオン・オフにしたり、自分に合った使い方ができます。
見やすい画面を作れる
不要なコメントやおすすめ動画を非表示にしたり、画面をシンプルにカスタマイズして視聴に集中することが可能です。
動画のデータを活用できる
特定の拡張機能を使うと、再生回数や視聴時間などの動画の統計情報を手軽にチェックできます。興味のあるコンテンツや流行を効率よく把握できます。
YouTubeの拡張機能を導入する際の注意点
YouTubeをもっと便利に使うための拡張機能ですが、導入前に以下のポイントを押さえておきましょう。
広告ブロックはほとんど機能しない
現在、YouTubeの広告をブロックする拡張機能は、そのほとんどが機能しなくなっています。有名な「Adblock」でさえ、YouTubeの取り締まりの対象となっています。
YouTubeから広告ブロッカーをオフにするようにという警告を無視して動画を視聴し続けると、最悪の場合、YouTubeの視聴ができなくなる可能性があります。
関連記事:YouTube、広告ブロックアプリへの規制強化
権限をよく確認する
拡張機能が「ブラウジング履歴へのアクセス」や「データの利用」などの権限を求める場合は注意が必要です。不必要な情報が取られたり、プライバシーが侵害されるリスクがあります。
開発元が信頼できるか確認する
拡張機能を作った人や会社の情報をチェックしましょう。評判やレビューを調べ、信頼できる提供元のものを選ぶことで、安全に使えます。
定期的に使わないものを削除する
インストールした拡張機能は、たまに見直すのがおすすめです。不要なものをそのまま放置しておくと、セキュリティ上の問題が生じる可能性があります。
ブラウザの動作に注意
拡張機能をたくさん入れると、ブラウザの動きが遅くなることがあります。動作が重くなった場合は、一度無効にして確認しましょう。
怪しい拡張機能に気を付ける
中には、勝手に動画を再生したり、怪しい広告をクリックさせたりする悪質なものもあります。怪しいと感じたら、インストールしないことが大切です。
まとめ
本記事では、YouTubeをさらに便利にする拡張機能のおすすめ5選、導入のメリットや注意点について解説しました。
今回紹介した拡張機能は、次の5つでした。
- Video Speed Controller「スピード調整」
- YouTube Summary with ChatGPT & Claude「文字起こし」
- Enhancer for YouTube「再生画面のカスタマイズ」
- Felo字幕「ライブ翻訳」
- vidIQ「分析」
使い方次第で時間を有効活用でき、より楽しく効率的な視聴が可能になります。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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