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東京ゲームショウ開催、持ち運びゲーム機が話題

世界最大級のゲーム展覧会「東京ゲームショウ(TGS)2023」が9月21日から24日にかけて開催された。コロナ禍は規模を縮小していたため、千葉県の幕張メッセ全館での開催は4年ぶりとなる。出展者数は787社と過去最大を記録した。

4日間の来場者数は24万人を超えた。コロナ禍前の2019年には惜しくも届かなかったが、22年と比べると10万人以上増えた。このほかオンラインでの来場・出展もあった。

TGSはゲーム業界関係者向けのビジネスデイと一般向けの開催日を分けて実施。世界44カ国からの出展があり、ゲームや周辺機器が展示された。大手メーカーの新作発表もあり、会場は大きな盛り上がりを見せた。

パソコンを中心とするメーカーの「ASUS(エイスース)」は携帯ゲーム機を発表した。名前は「ROG Ally(アールオージー エイライ)」。米マイクロソフトのパソコンに搭載されている基本ソフト(OS)を搭載しており、高い性能を誇る。

「プレイステーション(PS)」を展開するソニーグループはスマートフォン「Xperia(エクスペリア)」でもプレイできる環境を提供した。従来は家庭用据え置き機でしか遊ぶことができなかったが、外出先でも気軽にPSのゲームで遊べるようになる。

こうした「ハード要らず」のプレイスタイルはユーザー離れを防ぐ効果が期待されている。マイクロソフトは専用ハード「Xbox(エックスボックス)」用のソフトのみならず、パソコンやスマホで遊べるゲームを展開している。

ゲーミング家具にも熱視線

TGSの中で異彩を放っていたのは「ゲーミングライフスタイル」コーナーだ。ゲーミングチェアやデスクなどゲームをプレイする環境を整えるための家具が展示されていた。

家具メーカーのニトリはゲーミング家具に力を入れる。同社によると、ゲーミング家具の売り上げは前年比1.5倍ほどだという。TGSでは統一感のある「ゲーム部屋」を丸ごとディスプレイし、来場者を集めた。

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https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2309/22/news125.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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