Amazon Q で企業の生産性向上を加速
昨年11月にAmazon Web Services(AWS)が発表した生成AI搭載アシスタント「Amazon Q」が、この度一般公開された。Amazon Qには、ソフトウェア開発者向けの「Amazon Q Developer」とビジネスユーザー向けの「Amazon Q Business」の2つのタイプがある。
Amazon Q Developerは、コーディングの手間を大幅に軽減し、開発者がコード作成とイノベーションに専念できるよう設計されている。既存のコードベースから開発者のニーズを学習し、高度にパーソナライズされたサポートを提供する。BT GroupやNational Australia Bankなど多くの企業で採用が進んでいる。
Amazon Q Businessは、企業のデータへの容易なアクセスと、従業員のタイムリーな意思決定をサポートする。Amazon QuickSightと連携し、自然言語による操作でBIダッシュボードの作成も可能だ。
AIが牽引するAWSの第1四半期売上高は過去最高を記録
AIブームに後押しされ、AWSが第1四半期に過去最高の売上高を達成したことでAmazonの業績が大きく押し上げられた形だ。AWSの売上高は前年同期比17%増の約250億ドル、営業利益は84%増と急成長を遂げた。
CEOのアンディ・ジャシー氏は、AWSのAI機能が事業の再加速を牽引しており、現在の年間売上高が1,000億ドルに達していると述べている。生成AIは今後のAmazonの主要な成長エンジンとなる可能性があり、RufusというAIショッピングアシスタントの導入などでeコマース事業の強化も図っていくという。
【関連リンク】
・AWSが「Amazon Q」を一般公開、生成AIのアシスタントで生産性を80%向上(日経クロステック)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00681/
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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