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2020.04.07 お部屋のムードも、変幻自在!ルームセンサーのおかげで、家電たちと仲良く快適な環境で暮らしています。【IoTでスマートな暮らし】

ネットにつながるIoT家電・ガジェットを試す本連載。今回、斎藤さんが試したのは、お部屋の温度や湿度、明るさなどの環境を「見える化」して、最適な状態へと導くルームセンサー「eSensor(イーセンサー)」と、スマートリモコンの「eRemote(イーリモート)」。eRemoteをインターネットにつなげば、外出先からの操作やスマートホーム化が可能。またこれらの製品は組み合わせて使うこともできるんだとか。そんなIoTアイテムは斎藤さんの暮らしにどんな変化をもたらすのでしょうか。

これはとんでもない道具がやって来た…!すべての家電をIoT化してしまうという「スマートリモコン」の驚異

まず、PreBell編集部から送られてきたのは、「eRemote」というスマートリモコン。エアコンやテレビなど自宅のすべての家電(※)をIoT家電へと早変わりさせるという何やらすごい機械です。インターネットにつなぐことで、声やスマホを通じて家電を操作することができ、いろいろな家電製品のリモコンを一元管理することもできるんだそう。さっそく使ってみることにしました。
※一部の特殊な赤外線は登録できない可能性があります。

スマートリモコンの「eRemote」が家に来た
スマートリモコン「eRemote」

これがスマートリモコンのeRemoteです。片手で持てるくらいのサイズで、近未来的なデザインをしています。こういうデザインが好きな方って多いんじゃないでしょうか…。

「eRemote」は赤外線で家電と通信するために、障害物のない場所に置く必要があります。

赤外線で家電と通信するために、障害物のない場所に置く必要があります。僕はテレビの台の上の右の方に置きました(黒くてわかりにくいかもしれませんが)。

eRemote を操作する「eHome」のアプリ画面

eRemote は、eHomeというアプリを通して操作します。さっそく、家にあるリモコンをまとめて使えるようにするためにテレビのリモコンの情報を登録してみました。リモコンの情報を登録するには、「テレビ」「エアコン」など家電の種類を選択し、メーカーを選択。

eRemote を操作する「eHome」のアプリ画面

これはテレビのリモコンの画面です。テレビのメーカー名を入力すると、1分※もしないうちにセッティングが完了。すぐにリモコンとして使えるようになりました。
※一部メーカーや機種によっては、操作に時間がかかる場合もあるようです。

eRemote を操作する「eHome」のアプリ画面

エアコンと照明のリモコンも登録してみました。これで我が家の家電はすべてスマホから動かすことができるようになりました。これは便利です。

めんどくさい「リモコンどこ?」とはもうおさらば! 声だけでテレビのチャンネルだって自由自在

「eRemote」はスマートスピーカーと連携できる

eRemoteはスマートスピーカーと連携して操作することもできます。
特に便利だったのがテレビです。僕はリモコンをすぐにどこかにやってしまうので、その都度探すのが大変でした。
「テレビを消したいのに、リモコンがどこにあるのか探すのが面倒…」なんてときは、いまのチャンネルでやっている番組に飽きても、そのまま我慢して見続けるようなことがありました。

eRemoteとスマートスピーカーのおかげで、声を使って家電の操作ができるようになるので手間がぐっと減り、自分好みに動かせるようになりました。こんなにラクになってしまったら元の生活には戻れなくなりそうです…。

ルームセンサーでお家の環境をコントロール。お部屋の状態をどこでもいつでも確認できちゃうんです。

ルームセンサーの「eSensor」が家に来た
ルームセンサーの「eSensor」

次にPreBell編集部から送られてきたのは、ルームセンサーのeSensor。これは家の中の温度、湿度、明るさ、音、空気の質を計測し、その情報をもとにして、eRemoteに指示を出すことができるのです。

eSensorを操作する「eHome」のアプリ画面

eSensorはeHomeというアプリを使って操作します。ネットを経由させ、セットアップ完了です。

さて、eSensorを使って部屋の中の情報を感知すると一体どんなことができるのか…。それは次の4コマをご覧ください。

まるでもう一人の自分? スマートセンサーがお部屋の環境を自分好みに自動で最適化してくれる

スマートセンサーがお部屋の環境を自分好みに自動で最適化してくれる

eHome を使って、eSensorとeRemoteを連携させます。すると、設定した自分好みの環境にするため自動で家電を操作してくれるようになるのです。たとえばこんなことが可能になります。

部屋が【暗くなった】ことをeSensorが感知したら、eRemoteが明かりをつける
夢中で本を読んでいたら、いつの間にか部屋が暗くなっているなんてことがしばしばあります。そこで電気の点灯時間を設定して最適な明るさで本を読めるようにしました。

部屋が【寒くなった】ことをeSensorが感知したら、eRemoteが暖房を入れる
妻は寒がりなので、部屋が寒くなる前に暖房がつくようにしたいです。事前に温度を設定しておけば最適な温度にしてくれます。

・部屋の【空気が汚れた】ことをeSensorが感知したら、eRemoteが空気清浄機をつける
花粉症の僕はくしゃみが出てしまいます。設定によって自動で空気清浄機が起動し、素早く対処してくれます。

このように勝手に家電が動いてくれるので、自動的に快適な環境が作り出せるのです。本当に何もしなくていいので、最初は謎の焦りさえ感じました…。

それにしても、僕のために家電が自動で動いてくれるのは、おもしろいですね。きめ細やかに動いてくれることで、なんだか家電との距離がいままでよりぐっと近付いたような気もします。自動で細かくオンとオフをすることにより、電気代の削減も期待できそうです。
さらに、めんどくさがりな僕にとっては複数のリモコンを一つにまとめられるのもいいですね。

マンガ・文:斎藤充博

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