ポケモンスリープで睡眠改善
アプリ開発を手がけるポケモン社(東京都港区)は7月20日、スマートフォン向けの睡眠計測アプリ「Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)」を公開した。ゲーム感覚で眠りの深さや睡眠時間を計測でき、改善に繋げることができる。早くも利用者たちの間で盛り上がりを見せている。
就寝前にスマートフォンでアプリを起動し、枕元に置いて使う。睡眠を促進する音楽や目覚めを良くするアラームが搭載されている。
寝言や歯ぎしり、いびきなど睡眠中に一定以上の音声を検知した場合、自動的に記録する機能もある。録音データは次回の睡眠計測時か24時間経過後に自動的に削除される。
毎日の睡眠で大人気キャラクター、ポケットモンスター(ポケモン)の「カビゴン」を成長させていく。睡眠タイプは眠りが浅い方から「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3タイプに分けられる。睡眠タイプに合わせて集まってくるポケモンたちの寝顔を集め、「寝顔図鑑」の完成を楽しむことができる。
ポケモンスリープは呼吸や体の動きを感知し、睡眠の深さを計測している。1日の最高点は100点で、8時間30分以上の睡眠が必要となる。健康的な睡眠習慣を形成するために役立てることができる。
アプリは基本的に無料で利用できる。一部課金機能を使えば、ポケモンの育成や収集をスムーズに進めることも可能だ。
睡眠改善アプリとして期待が高まる
健康的な生活を送る上で睡眠は欠かせない。米国医学研究所の調査によると、アメリカでは7000万人以上の成人が睡眠障害を抱えているという。原因としては不安、睡眠時無呼吸、マットレスの不具合などが挙げられる。
ポケモンスリープは睡眠に悩むすべての人の助けになることが期待される。Twitterでは「足つった音声がしっかり記録されてた」「同じベッドで2人で寝ると睡眠タイプと睡眠スコアが同じ値になる」などの感想が寄せられた。
【関連リンク】
・「スマホを触らなくなった」 ポケモンスリープ体験談、SNSに続々(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20230721/k00/00m/020/123000c
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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