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Meta、第2四半期決算の売上高・純利益がアナリスト予想を上回る

米Metaが第2四半期の決算報告書を7月31日に発表した。広告部門を筆頭に売上高を大きく伸ばした。全体の売上高は前年同期比で22%増の390億7100万ドル。純利益は134億6500万ドルで73%増だった。4四半期連続で20%以上の成長を遂げた。

売上高は383億円、純利益は一株あたり4ドル73セントとのアナリスト予想だったが、売上高と共に純利益も一株当たり5ドル16セントで予想を上回る結果となった。

メタバースのReality Labs部門は約45億ドルの営業損失 AI開発のため設備投資を増大

部門別の収益では広告部門が383億2900万ドル、次いでInstagramなどを運営するFamily of Apps部門が387億1800万ドルだった。

一方、メタバースやVRといった3次元の仮想空間を提供するサービスを行うReality Labs部門の売上高は28%増だったが、44億8800万ドルの営業損失を計上した。これについてMetaは「引き続き製品開発やエコシステムの拡大を進めるため、2024年全体の損失は前年より大幅に増えると予想している」と述べた。

また、AIの研究開発に注力しているMeta。2024年7月には高性能AIモデル「LIama 3.1」をリリースし、メガネ型AIデバイスのRay-Ban Meta AIメガネも引き続き好調だ。

AIの開発にはAI処理インフラストラクチャーの増強が必要なため、2024年の設備投資額の見積もりを370〜400億ドルに引き上げ、2025年はさらに大幅に増加する見通しだ。

【関連リンク】

・Meta、2桁台の増収増益 「Meta AIは年末までに世界で最も利用されるAIに」とザッカーバーグCEO(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2408/01/news085.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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