Facebook、トレーニング受ければ警告解除 意図せぬ違反による制限を軽減
米Metaは、Facebookで規定に違反したクリエイターに対し、講習をうければ表示された警告を解除できる機能を8月7日(現地時間)に発表した。
今回の更新された機能は、Facebook上でクリエイターが初めてコミュニティー規定に違反した投稿をすると、違反したポリシーに対する教育トレーニングをアプリで受けることができるというもの。意図せぬ規則違反で収益を制限される可能性を軽減することが目的だ。
違反した投稿をするとプロフィールに警告バッジが表示される。なにもしなければ警告バッジが取り除かれることはないが、侵害したポリシーに関する教育トレーニングを完了することで警告バッジが削除される。
1回目の違反のみ対象 性的搾取など深刻な違反は対象外
ただし、警告バッジが削除されるのは1回目だけで、初回トレーニング後1年以内に再度違反を侵すと警告は取り消すことはできない。さらに違反を繰り返すと、アカウントのリーチが減るなど、収益の機会が制限される可能性もある。リーチは閲覧数のことで、Facebookを収益化しているクリエイターにおいて非常に重要な指標だ。
この機能は、「プロフェッショナルモード」を有効にしているクリエイター向けに先行して展開される。プロフェッショナルモードはインサイト分析や予約投稿などができるもの。対象は数ヶ月中に順次拡大する予定だという。
なお、性的搾取、高リスク薬物の販売、危険な組織や個人の賛美といった深刻な規約違反を侵した場合は対象外となり、機能を利用できない。
【関連リンク】
・Facebook、規定違反クリエイター向け“講習を受ければ警告解除”開始(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2408/08/news094.html
関連記事
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
この記事を気にいったらいいね!しよう
PreBellの最新の話題をお届けします。