米Microsoft、「Office 2024」発売を発表
米Microsoftは、サブスクリプション型のMicrosoft 365に代わる選択肢として、買い切り型の永続ライセンス版「Office 2024」の発売を発表した。
ラインナップは「Office Home & Business 2024」と「Office Home 2024」の2種類が用意され、価格はそれぞれ3万9,982円と3万1,343円。どちらもWindowsおよびmacOSに対応し、2台までのデバイスにインストール可能で、商用利用も可能だ。
新バージョンでは、Excelにおける「IMAGE」関数の追加や、PowerPointの「カメオ」機能などが新たに搭載され、複数のワークブックを同時に開く際のパフォーマンスも向上している。各アプリケーションでの機能改善が図られ、より効率的な操作が可能になっている。
Office 2024の強化ポイントとアクセシビリティの進化
Office 2024は、前バージョン「Office 2021」から3年ぶりの更新で、さまざまな強化が施されている。Excelでは、複数のワークブックを開いた際の動作速度が改善され、Mac版Outlookではマルチタッチトラックパッドやマジックマウスのジェスチャーのカスタマイズが可能になった。
また、アクセシビリティ機能の進化も注目される。Outlookでは、メールのアクセシビリティを自動的にチェックする機能が追加され、OneNoteではフルスクリーンのペンフォーカスビューが導入された。これらの改良により、Microsoftは安定した機能を求めるユーザーのニーズに応えている。
【関連リンク】
・MS、買い切り版「Office 2024」を発売--「Windows」と「Mac」に対応(ZDNET Japan)
https://japan.zdnet.com/article/35224522/
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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