BeReal(ビーリアル)とは?使い方と注意点について解説
2023年現在、大流行中のBeReal(ビーリアル)は、日常の瞬間をランダムにキャプチャして共有する新感覚SNSアプリです。
BeRealは、自分がどこにいて何をしているかを友達にシェアし、ランダムな写真を毎日1枚だけ投稿することができるため、常に最新の活動を共有できます。
本記事では、BeRealの特徴、使い方や注意点を分かりやすく解説します。
目次
BeRealは、2020年にフランスでリリースされ、Z世代を中心に注目を集めているSNSアプリです。
BeRealの最大の特徴は、あなたのリアルな日常を投稿することです。
1日1回、不規則なタイミングでアプリから通知が届き、2分以内に「今何しているか」を撮影し、投稿します。
この独特のシステムにより、投稿のタイミングを自分で選ぶことはできません。
つまり、BeRealでは、通知が届いた瞬間の自分の現状を投稿するしかなく、他のSNSのように「映える」写真を狙って撮影したり、写真を加工したりすることはできないのです。
その結果、自分を偽らず、相手にも偽りなく、リアルな日常生活の一部をシェアすることで大人気となりました。
フィルターなしのリアルな投稿や、フォロワー数を増やしたり、企業や不特定多数の注目を集めるのではなく、信頼できる友達やコンテンツを共有したい人だけに向けたこのシステムは、従来のSNSに慣れている方にとっては新鮮な体験となるでしょう。
BeRealでは、他ユーザーの投稿や友人の投稿を見るためには、1日に1回の投稿が必要で、2分以内に送ることが条件となっています。
時間を過ぎてから投稿することも可能ですが、その投稿は遅刻した宿題のように扱われ、「〇〇分遅れ」というメッセージが表示されます。
BeRealに投稿した写真は1日ごとに消去され、当日の投稿にすべて置き換えられます。
過去の写真を見返したい場合は、メモリーズという機能で確認できます。
BeRealの主な機能は次のとおりです。
・カメラ : 正面の写真と自撮り写真を撮影できるアウトカメラまたはインカメラを使用します。
・ディスカバリー(共有) :他ユーザーと写真を共有できます。
・メモリーズ(記録) : 過去に自分が投稿した写真をカレンダーのように見返すことができます。
・コメント : 友達のアカウントにコメントできます。
・RealMoji : 絵文字の代わりに自分の顔写真を撮影して友達の投稿にリアクションできる機能です。
・通知 : 投稿した写真にリアクションが付くと通知が届きます。
・位置情報 : 投稿から、友達の現在位置を把握できます。
BeRealの使い方は次のとおりです。
まずはアプリをダウンロードし、電話番号と名前を登録します。
次に、誕生日とユーザー名を入力します。
ユーザー名はBeRealで表示する名前なので、本名にする必要はありません。
その後、連絡先へのアクセスを許可するかを選択します。
連絡先の連携が完了すれば、連絡先に登録しているBeRealユーザーが友達候補として表示され、リクエストを送ることが可能です。
アカウントの設定が完了したら、初めての投稿画面が表示されます。
投稿する写真の公開範囲を、「グローバル」または「友達にのみ表示する」から選び、公開範囲を「グローバル」に設定すれば、撮影した写真は他のユーザーにも配信されます。
最後に、「送る」をタップして投稿が完了です。
自分の写真を投稿した後は、他の人の投稿も見ることができます。
アプリからは1日1回ランダムな時間に通知が届き、2分間のタイマーが動き出すので、その間に写真を撮影し、投稿します。
人気のBeRealは、安全のために次の2つのルールを守りましょう。
・位置情報はオフにする
・個人情報は撮影は注意する
BeRealはInstagramなど他のSNSとは異なり、位置情報がデフォルトでオンに設定されています。
しかし、位置情報を共有すると、個人の特定やストーキングに悪用されるリスクが増します。
そのため、投稿時には安全を確保するために位置情報の共有を無効にすることがおすすめです。
位置情報をオフに設定すると、写真を撮影するたびに、「位置情報を共有しますか?」や「写真を友達だけに、それともBeRealユーザー全員に共有しますか?」という選択肢が表示されます。
選択するのが煩わしく感じるかもしれませんが、リスクを避けるためにも位置情報をオフに設定してBeRealを楽しんでください。
BeRealは一日一回、ランダムなタイミングで通知を送り、通知が届いてから2分以内に今の状況を撮影して投稿することを求められます。
このシステムにより、2分以内に投稿しなければならないというプレッシャーを感じる方もいるでしょう。
しかし、その焦りから、個人情報が写り込んだ写真を投稿してしまうリスクが高まります。
たとえば、部屋の中や書類など、個人を特定する情報が含まれた写真を投稿する可能性があるため、投稿時には十分に注意が必要です。
一方で、BeRealの提供企業は、あくまで「ホスティング企業」であり、サービスと環境を提供するだけで、投稿内容について厳しく監視していません。
これにより、もしも知られたくない情報を誤って投稿した場合、その情報が容易に拡散されるリスクが存在します。
本記事では、BeRealの使い方や注意点などを解説しました。
まとめると、以下のとおりです。
・アプリから通知が届いたら、2分以内に投稿しなければならない。
・写真のシェアを忘れると友達の投稿を閲覧できない。
・個人情報を特定されないためにも位置情報はオフにする。
・撮影時には個人情報を写さないよう十分に注意する。
自分を偽ることができない新感覚SNS、BeRealはZ世代を中心に注目を集めている魅力的なツールです。
これから年代を超えて広がる可能性もあり、ますますの支持を得ていくことが予想されます。
BeRealは今後も注目のSNSとして成長していくでしょう。
ぜひ、あなたも一度使ってみてください。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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