【厳選】議事録アプリおすすめ3つ!AIを活用した自動文字起こしで生産性アップ
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2024.06.11 【厳選】議事録アプリおすすめ3つ!AIを活用した自動文字起こしで生産性アップ

会議や商談、インタビューなどで、もっと効率的に議事録を作成したいと思ったことはありませんか?

そんなときに役立つのが、AIを活用した「議事録アプリ」です。

議事録アプリは、会議の音声を自動でテキスト化してくれるアプリケーションです。

参加者の発言をリアルタイムでテキスト化し、会議の直後に議事録が完成している、そんな体験を提供してくれます。

しかし、会議はさまざまな環境で行われ、専門用語や業界用語も多く使用されます。

本当に正確な議事録を作成できるのでしょうか? セキュリティは安全なのでしょうか?

本記事では、厳選した3つの議事録アプリを紹介しながら、議事録アプリのメリットや導入する際の注意点を詳しく解説します。

議事録アプリとは

議事録アプリとは

議事録アプリとは、AIを活用して会議やインタビュー、商談などの会話を自動的にテキスト化するアプリケーションのことです。

議事録アプリを使用することで会議中にメモを取ったり、録音をやり直して手動で文字起こししたりする必要がなくなります。

議事録アプリには、個人向けのスマートフォン専用アプリをインストールするだけで使用できるものがあるほか、企業向けにPCを使用してクラウド上で音声認識や編集タスクを実行するものがあります。

おすすめの議事録アプリは、次の章で解説します。

議事録アプリおすすめ3つ

本記事でおすすめする議事録アプリは、次の3つです。

Notta

Notta

Nottaは、AI技術を活用した音声自動文字起こしサービスです。

主な特徴は以下のとおりです。

  • アプリ版(iOS/Android)、PC版、Chrome拡張機能版があり、さまざまな環境で利用可能
  • 日本語や英語を含む50以上の言語に対応
  • GPT-4による漢字変換や句読点追加、文章要約機能など高精度な文字起こしを実現
  • 単語登録、再生速度調整、無音スキップ、発言者振り分けなど便利な機能が充実
  • 3日間の無料トライアル期間がある

リアルタイムの音声入力からの文字起こしはもちろん、録音済みの音声ファイルからの文字起こしも可能です。

さらにはWeb会議の音声やYouTube動画の音声からも文字起こしができるため、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンで活用できます。

セキュリティ面でも安全性が高く、HTTPSなどの暗号化された通信方式を採用しているため、データの漏洩リスクが極めて低くなっています。

CLOVA Note

CLOVA Note

CLOVA Noteは、LINEが提供する無料のAI音声記録・文字起こしサービスです。

主な特徴は以下のとおりです。

  • iOS/Androidアプリ、ブラウザ版がある
  • アプリではファイルアップロードとリアルタイム録音・文字起こしに対応
  • ブラウザ版ではファイルアップロードからの文字起こしに対応
  • 最大180分の会話を変換可能で、3人以上では話者を自動で区別
  • 小規模会議の記録や、クライアント面談、インタビューなどの文字起こしに最適

CLOVA Noteの操作は、LINEアカウントを持っていればスマホアプリをダウンロードするか、ブラウザ版のサイトにアクセスするだけです。

録音データは「ノート」と呼ばれる単位で管理され、どの端末からでも同期して参照できます。

セキュリティ面でも、LINEが運営するサービスだけあって安心です。

現在はオープンベータ版として提供されており、月間300分までは無料で利用できます。

AI GIJIROKU

AI GIJIROKU

AI Gijirokuは、オルツ社が提供するオンライン会議のAI音声認識を活用した議事録作成ツールです。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 最大20名までのグループ収録が可能
  • 専門家による手動修正サービス「AI GIJIROKU100」を用意
  • Zoomとの連携で字幕表示やリアルタイム翻訳が可能
  • 料金は個人16,500円/年、企業327,800円/年から2,200,000円/年
  • 議題ごとのセクション分け機能や、個別メモを残せる自由メモ機能が充実

AI Gijirokuは、音声認識と自動文字起こし・議事録作成に加え、AIによる高付加価値機能を備えています。

たとえば「AI要約機能」では、議事録の自動要約を行い、人手で修正を重ねることで独自のAIがさらに学習し、精度を向上させることができます。

また、「ブックマーク機能」で重要発言をマーキングし一覧化でき、「議題機能」では議事次第に沿って議事録をセクション分けしたり、そのセクションから再生できたりするなど、効率的な議事内容の把握が可能です。

このようにAI Gijirokuは、単なる音声認識・文字起こしツールではなく、AIによる要約や発言管理、会議の見える化など、議事録活用を最大化するための高度な機能を備えた、ハイスペックなサービスだと言えます。

議事録アプリを導入するメリット

議事録アプリを導入するメリット

議事録アプリを導入するメリットは、以下の3つです。

会議の効率化

議事録アプリを使えば、参加者はメモを取る必要がなくなり、議論や発言に集中できます。

発言内容を正確に録音・文字起こしできるので、重要なポイントを見落とすリスクが大幅に低減し、生産性の向上につながります。

時間の大幅な節約

従来の手書きや手入力による議事録作成は非常に手間がかかりますが、AIによる自動文字起こし機能のおかげで、会議後すぐに議事録がほぼ完成した状態で出力されます。

要点のみの要約機能もあれば、さらに時間が節約できます。

情報の一元管理と共有

議事録アプリでは、すべての会議の記録がクラウド上に一元的に蓄積・共有されます。

関係者全員がいつでもその内容を参照でき、プロジェクトの重要な決定事項や経緯の追跡が簡単になります。

情報の散在を防ぎ、チーム内でのナレッジ共有を促進できます。

議事録アプリを導入する際の注意点

議事録アプリを導入する際の注意点

議事録アプリを導入する際の注意点は、以下の3つです。

セキュリティとプライバシー対策

機密情報や個人情報が含まれる可能性が高いため、セキュリティ対策は最重要です。

アプリ側のセキュリティ対策はもちろん、データの保管場所や社内でのアクセス制限などの運用面での対策も必要になります。

音声認識の精度

議事録作成の根幹は音声認識の精度にあります。

業界用語、発音の違い、騒音環境など、実際の使用状況で十分な精度が確保できるかを事前に確認する必要があります。

アプリの機能と使いやすさ

文字起こし機能に加え、議事録編集機能、翻訳機能、録音可能時間など、目的に合ったアプリの機能面での充実度と、実際の操作性の良さも重要なポイントです。

無料体験版があれば、まずは確認してみることをおすすめします。

まとめ

おすすめの議事録アプリ3つと、導入するメリットと注意点を解説

本記事では、おすすめの議事録アプリ3つと、導入するメリットと注意点を解説しました。

今回紹介したアプリは次の3つです。

・Notta
・CLOVA Note
・AI GIJIROKU


議事録アプリを導入することで、正確な発言内容の記録が可能になり、手書きによる聞き漏れや書き落としを防げます。

ただし、導入における注意点も存在します。

機密情報の取り扱いに関するセキュリティ対策、使用環境での音声認識精度の確保、目的に合ったアプリの機能面での充実度と操作性の良さが重要なポイントとなります。

本記事を参考に、自社の用途に適したアプリを選定し、業務効率化と生産性向上につなげてください。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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