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2019.03.07 【マンガ】「長電話」は死語に? 20年でJKの電話はどれだけ変わった?

最近、電話代を気にすることがなくなったと思いませんか? インターネット回線を利用したLINEやFacebookメッセンジャーなどのIP電話のおかげで、昔のように電話をしながら通話料金を気にすることは、少なくなりました。

昔も今もおしゃべりが大好きな女子高生ですが、20年前と比較すると、女子高生の「長電話」はどのように変化したのでしょうか?

2019年を生きる女子高生、みらいちゃんと1999年に生きる女子高生、かこちゃんです。

登場するのは、2019年を生きる女子高生、みらいちゃんと1999年に生きる女子高生、かこちゃんです。

長電話の違い

長電話の違い

制限があるからこそ楽しかった、20年前の長電話

20年前、携帯電話を持っているJKはすでに少なくありませんでした。しかし、1999年はNTTドコモがiモードを開始したばかり。まだ携帯電話でのインターネット利用は一般的ではなく、携帯の利用料金といえば、パケット代ではなく通話代でした。

  • *iモード … 携帯電話対応のインターネットサービス

今と比べると通話代が高く、女子高生の多くは携帯電話での通話を控え、長電話をするときは自宅の固定電話を利用していました。それによって、「長電話やめなさい」「先月の電話代○○円だったわよ、お小遣いからひいておくからね」という親娘のやりとりが、各家庭でされていたのです。

相手の家に電話をかける時間をあらかじめ約束したり、子機を内緒で部屋に持ち込んだり。制限はありましたが、それゆえに電話をする時間が貴重で楽しい時間でもありました。

限りなくタダに近づいた通話は、「ながら」がメイン

一方で、IP電話が普及し、自宅にWi-Fiの環境も整備されている今のJKにとって、「通話は無料」という意識が強いようです。

仲の良い友だち同士でグループ通話をしながら漫画を読んでいたり。勉強をしている最中も通話状態にしていたり。「電話をする」ということは特別な行為ではなく、日常に寄り添ったものになっていますす。「長電話」という概念自体がすでに希薄になっているようです。

2020年から5Gでの通信が開始されると、大容量の動画やVRなどのコンテンツがスマートフォンを通してストレスなく楽しめるようになります。そのとき、JKの「長電話」はまた違ったかたちになっているのかもしれません。

TEXT:PreBell編集部
マンガ:さといも屋

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