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2021.04.27 そのルーター、寿命かも?交換する理由と故障を疑った際にとる行動をご紹介

Wi-Fiなど無線インターネットの利用が多くなる中、ルーターを設置した家庭が増えてきています。ルーターを設置してしまえば通信制限がかからない限り、無線インターネットは使い続けられると考える人がいるでしょう。

しかし、ルーターは1度の設置で使い続けられるわけではなく、定期的に交換する必要があります。なぜルーターは交換する必要があるのでしょうか。

こちらの記事ではルーターを交換する理由と、故障を疑った際にとるべき行動をご紹介いたします。

POINT

  • ルーターの寿命は4~5年ほど
  • ルーターの交換は回線速度を上げるために必要
  • ルーターの交換はセキュリティ面でも大切
そのルーター、寿命かも?交換する理由と故障を疑った際にとる行動をご紹介

ルーターはなぜ交換しなければならないのか

ルーターはなぜ交換しなければならないのか

なぜルーターは交換しなければならないのでしょうか。
理由はルーターに限らず精密機器には寿命が存在するからです。

精密機器の寿命は約4~5年ほどとされており、日常的に使う機器であれば寿命を迎える前に買い替えるのが一般的です。製品の寿命を超えて使用するとインターネット接続時に回線速度が遅くなる、または唐突に接続が切れる場合があります。

精密機器の寿命以外にも、ルーターを買い替える理由は他にもあります。

通信規格

まずは通信規格です。
通信規格は約2~6年間隔で新しくなっており、規格によって速度が異なります。古いルーターを使用していれば新しい規格に対応できず、回線速度に支障が出てきます。

ちなみに2021年3月時点で使われている規格は下記の通りです。

●規格:IEEE802.11ax
・最大通信速度:9.6Gbps
・対応周波数:2.4GHz帯/5GHz帯

●規格:IEEE802.11ac
・最大通信速度:6.9Gbps
・対応周波数:5GHz帯

●規格:IEEE802.11n
・最大通信速度:600Mbps
・対応周波数:2.4GHz帯/5GHz帯

●規格:IEEE802.11g
・最大通信速度:54Mbps
・対応周波数:2.4GHz帯

●規格:IEEE802.11a
・最大通信速度:54Mbps
・対応周波数:5GHz帯

●規格:IEEE802.11b
・最大通信速度:11Mbps
・対応周波数:2.4GHz帯

●規格:IEEE802.11
・最大通信速度:2Mbps
・対応周波数:2.4GHz帯

最大通信速度はMbpsよりもGbpsの方が良く、数値が高ければ高いほど速いです。周波数が2.4GHzの場合は遠くまで電波が届きやすい反面、家電やBluetoothなどの機器も利用する周波数帯なので電波強度が弱まる恐れがあります。

5GHzはWi-Fi専用の周波数帯で他の家電などの影響は受けませんが、壁などの障害物に弱い性質を持っています。周波数で困った時は、どちらも対応している規格を選ぶと良いでしょう。

セキュリティ面

次にセキュリティ面です。
ルーターを使った通信は、他人から情報を盗み見られないように暗号化してから電波を発信しています。暗号化の規格で新しい方式が出るのは2~5年ほどで、古い方式から順にセキュリティの寿命がやってきます。

時代が進む中、古いセキュリティ規格は解析ソフトを使って暗号が解析されるようになるので、新しい規格が出てくると同時に使用する方式を変えると良いでしょう。使われる暗号化方式としては、下記が挙げられます。

●規格:WEP
・暗号化方式:WEP

●規格:WPA/WPA2
・暗号化方式:TKIP

●規格:WPA/WPA2
・暗号化方式:AES

規格と暗号化方式がWEPの場合は、無線LAN出始めに使われていましたが、2021年3月時点では数分で解読されるようになっているため、使用に適していません。

規格がWPA/WPA2で暗号化方式がTKIPの場合は、WEPよりも暗号解読は難しくなりましたが、時間をかければ解読される組み合わせとされています。

最後の規格がWPA/WPA2で暗号化方式がAESの場合は、新しく設計された方式であるため、2種類の組み合わせに比べて解読は困難です。

規格がWPA/WPA2で暗号化方式がAESの組み合わせ以外の無線通信でクレジットカードの情報を記録させていると、不正に買い物をさせられるなどの危険性があります。できるだけセキュリティは最新のものを使うと良いでしょう。

設置する部屋の環境によっても問題は発生する

ルーターを長年利用していない場合でも、設置している部屋や空間の環境によって本来の動作をしてくれない時もあります。

部屋を長期間掃除していなければ、ホコリが原因でWi-Fiルーターが発する熱の排気口を防がれ、思うように廃熱できず動作不良を起こします。

風通しの悪い環境であれば湿気で内部の部品を劣化させ、錆の発生につながっていくのです。新しいルーターを購入した際には、設置環境をできるだけ風通しの良い場所で定期的に掃除するようにしましょう。

ルーターに異常を感じた際に試した方が良い行動

ルーターに異常を感じた際に試した方が良い行動

ルーターの寿命が近い時に発生する症状は下記の通りです。

・通信が頻繁に途切れる
・通信速度が非常に遅い

症状が発生した時、ルーターに原因があると判断した場合は、これからご紹介する操作を試してみると良いでしょう。試しても改善がなければ、ルーターの交換をおすすめいたします。

ルーターの再起動

精密機器の動作不良は、端末の再起動をすると改善する場合が多いです。
様々な対応を行う前に、電源を切って数分経った後に再び電源を入れてみましょう。

Wi-Fiルーターのドライバを再インストール

Wi-Fiルーターには機器を動かすために『ドライバ』と呼ばれるプログラムがインストールされています。ドライバを再インストールすると、通信状況が改善する可能性があります。

実際にドライバを再インストールする場合は、購入したWi-Fiルーターの説明書に記載されているかと思いますので、チェックしながら対応しましょう。

Wi-Fiルーターのソフトウェア更新

プログラムで動く精密機器には、端末を動かすためにソフトウェアが入っている場合があります。

ソフトウェアを正常に動かすには最新の状態に保っておくのが必要で、古いバージョンであれば更新しましょう。ソフトウェアが最新であっても改善されない場合は、別の対応をとると良いでしょう。

ルーターに接続する端末数を減らす

ルーターに複数の機器がインターネット接続されていると、端末に負荷がかかります。

負荷がかかった結果、ルーターは本来の性能を出せない状態になってしまうのです。同時に接続する機器の数を減らし、回線速度が向上するかを試してみましょう。

減らした上で改善されない場合はルーター本来の性能、または寿命を迎えて通信が不安定になっている可能性があります。

モデムに不具合がないかをチェックする

ルーターに問題がないと分かった場合、次に疑うのはモデムです。

モデムを再起動し、変化がなければ端末をLANケーブルで直接つないで原因特定を行いましょう。モデムに原因がある様子であれば、端末を貸し出したインターネット通信サービスに連絡を行います。

ルーターが故障した場合はどうするのか

ルーターが故障した場合はどうするのか

ルーターの操作を一通り試しても回線速度に改善が見られない場合は、端末が故障している可能性があります。

ルーターが故障した場合は、どのような対応をとれば良いのでしょうか。対応手段としては下記の2点です。

1.修理

1つ目は修理に出すことです。

ルーターによって方法は異なりますが、インターネットで修理申し込みができる商品もあります。

契約したインターネット通信サービスから貰った資料、またはWebページから問い合わせてみましょう。

2.ルーターの買い替え

ルーターが古い規格のセキュリティであれば、新しいセキュリティ規格を採用した端末に買い替えると良いです。

通信回線の規格にも影響があるため、ルーターも最新の端末を買うと良いでしょう。

ルーターと一緒に回線の見直しも

ルーターと一緒に回線の見直しも

新しい通信規格とセキュリティ規格に対応するルーターに合わせて、新しい接続方式であるIPv6に対応した光回線の契約も検討するのも良いでしょう。

IPv6は従来の接続方式であるIPv4とは異なった接続の仕方をしており、快適にインターネットを利用できます。

中でもプロバイダのSo-netが提供するSo-net 光 プラスがおすすめです。So-net 光 プラスを契約するメリットは下記の通りです。

・ IPv6対応の通信サービスで快適なインターネット生活
・『So-net 光 プラス』に加入して2年間はお得な料金
・『So-net 光 プラス』は最大1Gbpsの高速通信を制限なく利用できる
・ v6プラス対応のWi-Fiルーターが永年無料


ぜひ、So-net 光 プラスの詳細ページをご覧ください。

まとめ

まとめ

今回はルーターを交換する理由と、故障を疑った時にとる行動についてご紹介しました。

快適で安全なインターネットを利用するには、ルーターの交換が必要な場合もあります。

ルーターはできるだけ新しい端末を用意し、4~5年単位で交換することがおすすめです。

PHOTO:PhotoAC/So-net
TEXT:PreBell編集部

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