TIPS 2017.10.31 【保存版】インターネット回線を安定させるには?正しいルーター設置場所からプロバイダ選びまで完全網羅!

スマホにパソコン、ゲーム機などをネットに接続するのがあたりまえとなった昨今、毎日使う回線の速度は、そのまま生活の質にもつながってきます。みなさんのご自宅のネット回線は、快適に使えていますか? プチプチ途切れたり、ちょっと接続が遅いと感じても、「うちの回線はこんなもの」とあきらめていませんか? 原因を考えてみたら、対処法は意外と簡単かもしれませんよ。

この記事では、インターネット回線を不安定にさせるさまざまな問題を取り扱い、専門家の意見を聴いたうえで、たしかな解決法を紹介していきます。家の回線は遅いものと諦めている方、引っ越し予定・引っ越し中で新たにネット環境を整備しようと考えている方にも、オススメの方法をご紹介。

目次

正しいインターネット回線を選ぶ4つのポイント

快適なネット環境を作るためには、ネットの利用状況や居住地に合わせたプランの選択が必須。どう選ぶべきなのか、So-netの回線選びのコンサルティングサ―ビス、ネットライフアドバイザーに4つのポイントを聞きました。

1.最初にチェックすべきは加入条件!

ネット回線を契約する際、なにはあっても最初に自分の住まいの条件を確認する必要があります。居住地や家の種類(一軒家かマンションか)などで、加入できるプランが変わってくるのです。

インターネット回線のプランの中には「一都六県や関西圏でしか加入できない」「マンションタイプの住居では加入できない」「建物の階数に制限がある」という条件がついてくることがほとんど。気に入ったプランなのに加入できない…という悲劇は、事前のチェックで潰しておけます。

2.ほとんどの人は「1Gbpsの光回線」を契約すれば間違いなし

インターネット回線には、大きく分類するとADSLと光回線があります。どちらを選べば良いのでしょう?

ご安心ください、家庭でネット環境を整えるなら、光回線で最も一般的なプランである「ダウンロード時の通信速度が最大1Gbpsプラン」というものを選べばOK! このプランなら、データなどをダウンロードするならば最大1Gbps、最低でも100Mbpsという通信速度が出るので、家庭で動画や音楽のネット配信サービスを利用するなどの範囲内であれば十分な速度です。

グラフィックデザイナーのように、大容量のデータをやり取りする人や、オンラインゲームが趣味で速度にこだわりたいという人は、さらに通信速度が出る2Gbpsや10Gbpsのプランを検討してみてください。

3.ライフスタイルにあったプロバイダーのプランを選べばオトク

さて、通信速度は光回線の1Gbpsに決めました。では、どのプロバイダーが提供しているプランを選べばよいのでしょうか。光回線は、おなじ1Gbpsのプランであっても多くのプロバイダーがさまざまなプランを出していますが、オトクに使うには自分のライフスタイルから選ぶのがいいんです。なぜかと言うと、スマートフォン料金や、ガス、電気などとセットで契約することで、料金が安くなるプランが準備されているから!

たとえばSo-net(ソネット)では、以下のようにご利用のスマートフォンや携帯電話に応じたオトクなプランを提供しています。

4.光回線ではなく高速モバイル通信という選択肢も

快適な光回線も、引っ越しが多い方には不便に思える場合があります。それは、契約期間が2〜3年で設定をされていること。もし契約が満期になる前にネットを解約しようと思ったら、解約金がかかる場合があるのです。

さらに、光回線には工事が必要なことがありますが、工事料金は契約期間の2〜3年のあいだに分割で支払うものがほとんど。たとえ工事後に引越しをしてその回線を使わなくなった後でも、その残債は支払う必要があります。

そんなときに活用したいのが高速モバイル通信を利用した据え置き型ルーターです。

据え置き型ルーターソネットのWiMAX 2+ Speed Wi-Fi HOME L01(ホームルーター)

転勤などですぐに引っ越しをする予定がある、大学のキャンパスが学年によってかわるなどという方にはこちらがオススメ。

このホームルーターは、家にポンと置けば、その日からネット利用が可能。基地局と無線で通信するため、工事が必要ありません。気になる速度はSo-netのWiMAX 2+の場合、下り速度は440Mbps。光回線とは差がありますが、家庭での通常利用であれば十分な速度です。

無線LANルーターはどうやって選べば失敗しない?

最適な回線を選んでも、それを無線化して部屋全体に飛ばす無線LANルーター選びを間違えてしまっては意味がありません。失敗してしまったかも、という人のために、So-net社員がオススメする最適な無線LANルーターの選びかたを、順を追ってご紹介します。

1.ルーターを買い換える前にチェック。その遅さ、ほんとにルーターのせい?

ネットが遅いので、さあ、ルーターを買い換えよう!…の前にちょっと待って下さい、それって本当にルーターが原因ですか? 買い替えの前に原因をチェックしてみましょう。

■チェックポイント その1:そもそもの通信速度は?

プロバイダと契約している回線によっては、そもそも速度が遅い場合が。特にお住まいが集合住宅の場合、入居時に最初から契約しているプランでは、最大通信速度の上限が低い場合も多いので注意が必要です。

■チェックポイント その2:無線LANに同時接続している人数は?

あまりに多くの人や機器が同時接続してしまうと、通信が混み合うことで無線LANの速度は低下してします。大家族、また来客が多い人はこのポイントも確認してみてください。

2.無線LANルーター選びの基本は“最新”

2つのチェックポイントを確認してみてもあてはまらない場合は、無線LANルーターの買い替えを検討してみてもよいかもしれません。しかし、無線LANルーター選びでつまづきやすいポイントが通信規格。通信規格には11g、11a、11n、11acなど、さまざまな規格があります。これはスマホで言えば4GやLTEといったことを表していて、簡単に言えばスピードが違います。しかし、どれを選べばよいのやら…?

これは意外と簡単で、この通信規格、基本的にはスピードが速い順に、11ac > 11n > 11a = 11g > 11b となっています。ルーターを購入する時に迷ったら最新の規格である11acタイプ(2017年10月現在)を購入しておけば問題はないでしょう。

おまけ. 新たな無線LANルーターを導入したら、実測値を図ってみよう!

インターネット接続に成功したら、実際にどれくらいの速度が出ているのかを調べてみましょう。スマートフォンで無線LANを利用するのであれば、「speedtest.net」など通信速度計測用のアプリがあるのでそれを使ってみるのが分かりやすく簡単です。

PCからであれば、契約しているプロバイダーが速度測定用のサイトを提供していることが多いので、それを使ってみることをオススメします。

障害物は避けろ!自宅のWi-Fiルーターの正しい設置場所

ネット回線のプランが決まり、最適なWi-Fiルーターを選ぶことができました。これでOK! と、思いきやまだ通信速度が遅い…。もしかしたらWi-Fiルーターの設置場所に問題があるかもしれません。

1.電波は反射してしまう

Wi-Fiの電波はどんな障害物もすり抜けてスマホなどのデバイスに届くと思っていませんか? 実は、壁やガラスなどの障害物を隔てるとWi-Fiの電波は弱くなってしまうんです。なので、ルーターは①ふだんスマホやPCなどを使う場所に近い②ルーターと接続機器のあいだに障害物がない環境を作りましょう。

2.水回りは絶対にNG

Wi-Fiルーターを水回り付近に設置することは避けましょう。Wi-Fiの電場は水を透過しません。キッチンに風呂場、水槽周りなど…。水場は意外と多いので、注意しておいてください。

3.カバーをかけるなんてもってのほか!床に置くのもNG

最近はWi-Fiルーターを収める収納家具が売られていますが、材質等により電波が通り辛くなってしまう場合もあるので注意が必要です。

同様に、最近の家庭で導入されはじめている情報分電盤の中にWi-Fiルーターが設置されている場合にも要注意。配線するには便利ですが、情報分電盤の場所が家屋の中心になっていない事も多いですし、ボックスのなかに収納することで、ボックスが障害物となってしまいデバイスまで電波が届きにくくなってしまうこともあるのであまり良い置き場とは言えません。

さらに、Wi-Fiルーターの床へのじか置きも避けましょう。Wi-Fiの電波が床面に反射して電波がまっすぐに機器に届かず、速度にえいきょうしてしまいます。逆に、床や天井など壁面から離れた位置に置くと、電波が室内に広がりやすいのでオススメです。

帰省先で簡単に無線LAN(Wi-Fi)環境を作る3つの方法

親世代だけで暮らしている場合は、いまだに有線LANのみを使い続けているなんて事もありますよね。帰省のタイミングで有線LAN接続が可能なノートPCをもっていれば問題ありません。しかし、Wi-Fiがない環境でスマホやタブレットを使うのは通信速度制限にかかったり、電波状況が悪かったりなどの不便なことがありますよね。帰省のタイミングで実家にも快適な無線LAN(Wi-Fi)環境を導入すれば、自分にも実家の両親にもメリットだらけです。その具体的な方法をご紹介します。

1.有線LANルーターを無線LANルーターに変更する

1つめは無線LANに対応したルーターに買い替えてしまうこと。有線LAN接続でネット利用ができているのであれば、これが最も一般的な手段でしょう。ただ、親世代だけが住む家に設置する場合、設定や機器の相性など、自分が不在のときにトラブルが起きると、すぐに対応できないことがネックです。

2.無線LANルーターはプロバイダーからレンタル

無線LAN機器レンタルサービスを利用するのもおすすめです。多くの場合は無線LANの設定からトラブル時のサポートまで対応してくれるので、無線LANに詳しくない方でも安心して利用できます。ネット環境に詳しくない親世代でも安心です。

たとえばSo-net光(auひかりコース)をご利用なら、下記から無線LAN機器をレンタルすることが可能です。
無線LANレンタル サービス概要

3.持ち運び式の無線LANルーターを購入する

「トラベル無線LANルーター」とよばれる小型の無線LAN親機があります。この機器を有線LANルーターと接続することで、Wi-Fiの電波を飛ばしてくれる無線アクセスポイントとして機能してくれます。代表的な製品には、エレコムの「WRHシリーズ」や、コンセントに直挿しできるプラネックスの「ちびファイ3」といったアイテムがあります。

プロゲーマーが使うネット回線は「安定性」が重要

コンマ何秒の差が勝敗を分けるオンラインゲームの世界。そこで戦うプロゲーマーたちは、ネット回線にも非常に気を使っています。いったい何を基準に回線を選んでいるのでしょうか。

MOBAというオンラインゲームのジャンルは、対戦相手と同じフィールド(画面)上でリアルタイムに行動するゲーム。タイムラグ(時間的なズレ)の発生や、インターネット接続が途切れてしまうとゲームの腕前とは別の要因で敗北してしまうことに…。そういった事態を避けるためにも、安定した通信環境を重視しているそうです。

そのため、通信環境を安定させる方法として、「PCであれば有線LANでプレイをする」「スマホなど無線環境の場合は、電波の障害物を避けるためにWi-Fiルーターの近くでプレイをする」「ほかの無線LAN機器の電源を切っておく」といった手段をとるのだとか。

そして、転送速度(データを転送する速度)が速いルーターを選ぶのも重要です。安価なルーターのなかには、転送速度が遅い製品があります。ルーターのパッケージなどに書かれている速度はあくまで理論値(理論上考えられる最高の速度)で、実際の速度はもっと遅い場合も…。Wi-Fiルーターが通信速度を下げてしまうことがないように、できるだけ理論値の高いルーターを選ぶのがおすすめだそうです。

そして、購入を考えているルーターがあるときは、「製品名 実効スループット(実際に通信ができる最大値のこと)」で検索して、他の人が測った実際の速度を確認してみてください。

みなさんの環境の「全力」を引き出しましょう!

ちょっとした工夫しだいで、驚くほど通信速度が改善することも珍しくありません! この記事で紹介した方法を駆使して、快適なインターネットライフを送ってくださいね。

Photo By:Getty Images
TEXT:PreBell編集部

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