ネットのギモン・お悩み

2020.03.24 今使っているネット回線は引っ越し先でも継続できる?新規契約が必要?手順や注意点、回線の選び方まで解説

引っ越ししたらインターネット回線はどうするか?これは早めに決めておきたいことのひとつです。今使っているネット回線が引っ越し先で継続して使える場合もありますが、使えない場合もあります。事前に公式サイトや問い合わせ窓口などで確認しておきましょう。また、工事の予約も必要なので、早めに動いたほうが新生活もスムーズに進みます。

今回は「引っ越しの際のインターネット契約はどうするか」について、手順や注意点、回線の選び方などをご案内します。

POINT

  • 引っ越し先でも現在利用中のネット回線を利用する場合、引っ越し先の条件を確認し、継続手続きをする。
  • 引っ越し先で新規でネット回線を契約する場合は、解約手続きと同時に、新規契約の初期費用、自分に合ったプランをチェック。
  • 引っ越し先で快適なWi-Fi環境をつくるポイントは、ルーターの選び方や置き場所。

引っ越し先のネット回線。最初に考えることは?

引っ越し先でもインターネット回線を利用する場合、2つの方法が考えられます。

1.引っ越し先でも現在利用中のネット回線を利用する
2.引っ越し先では新たな(別の)ネット回線を契約する

それぞれについて詳しくご説明します。

現在利用中のプロバイダーを継続利用する場合の注意点と手順

引っ越し前から利用しているネット回線を継続して利用する場合は、以下の点に注意して手続きを進めましょう。

・注意点

「慣れているから同じ回線を継続して使いたい」という方は多いと思います。ですが、エリアや建物によっては「使いたくても使えない」ということもあります。次のようなことに注意しましょう。

1.引っ越し先のエリアでも使えるのか確認

契約しているインターネットプロバイダーが、サービスを提供していないエリアである可能性があります。プロバイダーのホームページなどで確認しましょう。プロバイダーとは別に回線事業者と契約した場合には、その両方に確認を取る必要があります。

2.引っ越し先の条件確認。戸建てか集合住宅かで契約内容が異なる

契約可能なエリアであっても、戸建てか集合住宅かで契約内容が異なる場合があります。特に、マンション・アパートの場合は回線事業者によって設備が入っていないケースもあるため、注意しましょう。工事が発生する場合には、オーナーに確認を取る必要があるかどうかも確かめておく必要があります。

3.移転手続きに関する諸経費がかかる

光回線は多くの場合、工事費が発生します。その他、移転手続きには経費が発生しますので、事前に確認しておきましょう。

4.プラン変更などが安く利用できるケースがある

現在のネット回線がエリア外で利用できない場合でも、ご利用中のプロバイダーで利用できる他のネット回線があるかもしれません。契約しているプロバイダーのホームページで確認してみましょう。

なお、So-netをご利用中で、引っ越しのご予定がある場合には、こちらのサイトをご確認ください。

継続手続きの手順

継続する場合の手続きは、以下の通りです。

①移転の手続き

プロバイダーや回線事業者に連絡して移転手続きを行います。その際、費用や今後の手順についての説明がありますので、スムーズに進められるようしっかり把握しておいてください。内容を理解している場合はプロバイダーのホームページで手続きできる場合もあります。

3.引っ越し先のインターネット手続きは1ヶ月前には始める』でもお伝えしますが、早めに手続きを開始することをおすすめします。

②切り替え作業

基本的には引っ越し前の家の回線を撤去し、引っ越し先の回線工事を行うことになります。機器については、利用中の機器を継続する場合と、新しい機器と交換する場合があります。ネット回線の種類により異なりますので、プロバイダーからの案内を受けるようにしましょう。付属ケーブルなどを含め、レンタルした機器を処分しないように気をつけてください。

③端末をインターネットにつなぐ

ネット回線の工事が完了したら、端末をインターネットにつなぎ、きちんと利用環境が整ったかどうか確認します。接続方法についてはプロバイダーや回線事業者からマニュアル(書面・サイト)に従ってください。ルーターの設置、Wi-Fiの設定などについては、次の記事を参考にしてみてください

ネット回線を「新規契約」する場合の注意点と手順

今使っている回線を引っ越し先で継続できない場合は利用中のネット回線を解約し、新たな回線を新規で契約する必要があります。その場合の注意と手順についてご説明します。

・新規で契約する際の注意点

次のような点に注意しましょう。費用の問題もありますが、「引っ越し先ですぐにインターネットを使えなければ困る」という方は、契約時期にも注意です。

1.契約更新月でなければ違約金がかかる

携帯電話などと同じように、回線にも「契約期間」、いわゆる「縛り」があり、解約には注意が必要です。契約更新月でないときに解約すると、違約金がかかってしまいます。なお、契約満了まで待たなくとも「違約金が発生しない期間」での解約であれば問題ありませんので、確認してみましょう。

これはあくまで一例です。各プロバイダーにより若干の違いがありますので、注意しましょう。

2.初期費用の発生

契約日や工事費などの初期費用が発生します。工事費は無料キャンペーンなどが行われている場合もありますので、月々の料金との兼ね合いも考えて選択しましょう。初期費用が安くても月々の支払いが高くなってしまうようでは意味がありません。

3.引っ越し先のインターネット手続きは1ヶ月前には始める

インターネットの手続きには時間がかかる場合があります。引っ越しの1ヶ月前には問い合わせをするようにしましょう。3月から4月は引っ越しが多く、申し込みが特に混み合うため注意が必要です。

インターネットネコ

「新規契約」する場合の手順

インターネット回線を新規契約する場合の手順についてご説明します。

①新規契約先を選ぶ

引っ越しが決まった段階で、新規契約先を探し始めるようにしましょう。選ぶ基準としては次のようなものがあります。

・安さ重視で選ぶ
月々の支払いや初期費用の安さで比較してみましょう。携帯電話や固定電話、地デジ・BS放送、CATVなどとのセット割もチェックしてみてください。

・速度重視で選ぶ
自宅でインターネットを使った仕事をする、動画編集を行う、映画などの大きなデータをダウンロードする、マルチゲームをする、といった場合は、速度重視で選ぶとストレスがありません。

・キャンペーンで選ぶ
キャッシュバック、工事費実質無料、家電などのプレゼントキャンペーンを狙って契約する方法です。期間限定、あるいは新規限定、特定のプラン限定など、一定の条件がありますので注意してください。

さらに詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

②現状使用しているネット回線の返却、回線の撤去など

引っ越しの時期に合わせ、現在使用しているインターネット回線を解約します。モデム機器などの返却方法や回線の撤去工事の日程を確認しましょう。

③引っ越し先の開通工事

訪問時間帯や工事実施の確認のための電話やメールで連絡があります。担当者から連絡が来るのを待ちましょう。立ち合いが必要になる場合もあるため、注意してください。

④端末をインターネットにつなぐ

ルーターを設置し、Wi-Fiの設定をした後、パソコンやスマホなどのデバイスにインターネットにつなぎます。それぞれのデバイスでWi-Fiの選択やパスワードの入力、その他インターネットを接続するための設定が必要です。

引っ越し先でWi-Fi環境を使うための注意事項

引っ越し先でWi-Fi環境をつくる際には、次のようなことに注意してください。

1.正しくルーターを設置・設定する

プロバイダーからレンタルする「モデム(ONU)」と、個人で用意した「無線ルーター」をつなぎ、複数のデバイスにWi-Fiを飛ばす環境をつくる必要があります(無線ルーターの機能を持つモデムである場合もあります)。取扱説明書をよく読み、ケーブルを差す場所なども間違えないようにしましょう。

ルーターの置き場所によって電波の強さが異なる場合もあります。電子機器や壁、キッチン(水を使う場所)から離す、ある程度の高さにするなど、置き場所を変えてみてください。

2.デバイスごとにWi-Fi設定を行う

Wi-Fiの設定は、各デバイスによって異なります。接続には必ずWi-Fiの名前である「SSID」と、特定のWi-Fiに接続するための「鍵」となる「パスワード」が必要となります。説明書や機器に貼り付けてあるシールに書いてありますので、確認してみてください。

まとめ

引っ越し先でも快適なインターネット環境をすぐ使えるようにするには、早めの準備が必要です。引っ越しの日が決まったら、できることから進めるようにしましょう。

また、無線ルーターも年々進化しています。「ここ5年ほど替えていない」という方は、この際あわせて新商品のチェックをおすすめします。完全に壊れてしまう前に交換してしまったほうが混乱しませんし、引っ越し先でも慣れたルーターを使うことができます。引っ越しと同時に一気に快適なインターネット環境を手に入れましょう。

TEXT:PreBell編集部
イラスト:くまみね
PHOTO:Getty Images

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