なぜかスマホが自宅Wi-Fiにつながらない!すぐやるべき3つの解決策 ネットの疑問・お悩み

なぜかスマホが自宅Wi-Fiにつながらない!すぐやるべき3つの解決策

自宅で過ごす癒やしの時間。動画サービスを利用したり、音楽ストリーミングサービスを利用したり、お気に入りのスマホゲームを起動しようと思ったら、まさかのWi-Fiトラブル! き、昨日まではちゃんとつながっていたのに……。

スマートフォンと自宅のWi-Fiが急につながらなくなった。そんなトラブルが発生したときには、どう対処すればいいのでしょうか。

今回はエレコム株式会社協力のもと、「スマホが自宅Wi-Fiにつながらないときにすぐやるべき3つのこと」を紹介します。

  • 無線LANの暗号化規格であるWPA2において脆弱性が発見されました。これは、暗号化された通信であっても、脆弱性を攻撃することによって通信の傍受や改ざんなどが行われる可能性があるもので、WPA2を使用して接続されるほぼすべての無線LAN機器が対象となります。詳細は下記リンクのご確認をお願いいたします。
  • WPA2の脆弱性に関して、エレコム様の調査・対応状況について (2017/10/17付)

目次

スマホなどのデバイスを調べてみる

Wi-Fiがつながらない原因は、無線LANルーターか、スマホやタブレットなどのデバイス側のどちらかにあります。まずはスマホからできる対処法を試してみましょう。主にやるべきことは3つ。

1. スマホと無線LANルーターの距離を確認

スマホと無線LANルーターとの間に距離がある場合、電波を発する障害物などのせいでスムーズに電波を受信できていない可能性があります。なので、まずは無線LANルーターに近づいてみましょう。昨日までは問題なかったのに…という人は、模様替えをしたことで、Bluetooth機器や電子レンジがWi-Fiルーターのそばにあったりしませんか?

実は、Wi-Fiが使用している電波には2.4GHz*と5GHzの2種類があり、2.4GHzの電波は電子レンジやBluetooth機器と干渉することがあるんです。これらの機器はWi-Fiと同様2.4GHzの周波数を使用しているため、無線ルーターの近くに設置したり、使用したりするとWi-Fiが途切れてしまう原因となることがあるので、ルーターからは離しておいたほうがよいでしょう。

それぞれの電波には特性があり、2.4GHzは障害物に強く、遠くに飛ばすのが得意で、5GHzはルーター以外で使用されることが少ない帯域なので、ネットに繋がりやすく安定しているという特性があります。

2. スマホのWi-Fi機能は正しく働いているか

スマホのWi-Fi機能を一度オフにし、ふたたびオンにすると近くのWi-Fiを検索してくれ表示されます。

Wi-Fiの表示画面

スマホ側のエラーやアップデートによる仕様変更でWi-Fiを拾えていなかった可能性もあるので、Wi-Fi機能をオン、オフ、オン、オフ……と何度か操作してみましょう。繰り返すことでWi-Fiの電波をキャッチしてくれるかもしれません。

Androidスマホの場合

Androidの場合は端末の「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」をタップして、Wi-Fiのスイッチのアイコンをタップして「ON」にしましょう。
※機種によって操作方法が異なります。

iPhoneの場合

iPhoneでは、端末の「設定」アプリを開き、Wi-Fiのスイッチのアイコンをタップして「ON」にします。

3. スマホ本体など接続するデバイスのアップデートはしているか

スマホを使用しているときにAndroidの人は「ファームウェアのアップデートを行ってください」iPhoneの人は「ソフトウェア・アップデート」というような通知を見たことがありませんか? これは、スマホのセキュリティ向上や、不具合を改修するために行う必要があるのですが、このファームウェアが古いままだとWi-Fiとの接続が不安定になる場合があるそう。

もし上記の方法を試しても、うまくWi-Fiにつながらない場合は、タブレットなど他のデバイスとWi-Fiの接続状況を確認してみてください。他のデバイスもWi-Fiがつながらないのなら、不調の原因はモデムや親機の無線LANルーターにある可能性が大。

モデムや無線LANルーターの再起動

デバイスに問題がなかったら、次はモデムと無線LANルーターの再起動を試してみましょう。

1. モデム、無線LANルーターは正しく動いているか

再起動の方法は、モデムと無線LANルーターの電源プラグをコンセントから外してから、5分ほど放置しておくだけ。モデムや無線LANルーターに電力を供給しないことで、それぞれの機器の動作制御などをしているソフトをリセットします。結果、Wi-Fiの不調も改善されるそうです。

2. 再起動の際の注意点

ただし1点注意があります。もしモデムやルーターのファームウェアがアップデート中の場合は、絶対にコンセントを抜かないこと。アップデート中のモデムやルーターは、機器本体のランプが点滅することで通知してくれる場合が多いようです。正しい判別方法はお使いの機器の説明書などを確認してくださいね。

ファームウェアのアップデートとは、人間で言うところの頭脳に当たる「機械のシステム」を書き換えている最中なので、いきなり電源が切れてしまうと、モデムやルーターが使えなくなってしまう可能性があります。

さて、5分放置した後はモデム、無線LANルーターの順に再び電源プラグを付けてあげましょう。

ほとんどの不調は、今紹介した2つの対処法によって解決されるはずです。

それでも不調が直らなければ……

もし子機や親機にも問題が見当たらなかった場合は、まわりを観察して「昨日とは違うものは何か」を調べてみましょう。

昨日はWi-Fiがつながっていたのに、今日つながらない理由は一体何なのか?

例えば、近くで電子レンジなど無線LANルーターの電波に干渉する機械が作動している、あるいは家族がBluetoothヘッドホンを購入して、近くでそれを使用しているなどの原因が上げられるかもしれません。

そういった周囲の小さな変化がWi-Fiの不調につながるケースもあります。それでも原因を特定できない場合は、最終手段として使用している無線LANルーターのメーカーにサポートを求めましょう。

例えば、今回取材協力していただいたエレコム株式会社さんにもサポートセンターがあります。ここでは、エレコム商品が関わっている場合、エレコム商品に不具合がなくとも対処法がわかるまで相談に応じてくれるそうです。

どうしても自力での解決が難しい場合は、ぜひ普段使っている無線LANルーターのメーカーのサポートセンターに問い合わせてみてください。以上のようにスマホでWi-Fiがつながらないというときには、様々な原因が考えられます。ひとつずつチェックして、快適なネットライフを送ってください。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO: GettyImages

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