【マンガ】JKの間でもプチブーム!? 20年前に流行していた人工知能が意外とスゴかった
わたしたちの生活のさまざまな場面で使われている人工知能。iPhoneに搭載されたSiriやAndroidに搭載されたGoogleアシスタントも、わたしたちが慣れ親しんでいる人工知能です。
近年生まれた、最新のテクノロジーというイメージの強い人工知能ですが、実は20年前にも人工知能はブームになっていた!?
1999年のJKと2019年のJKが登場し、インターネットによるライフスタイルの変遷を紹介する連載マンガ企画。今回のテーマは「人工知能の違い」についてです。
【JKのデジタルライフシリーズ】
●20年前はどうだった?1999年のJKと2019年のJK
第1回
▶【マンガ】1999年の「プリクラ」と2019年の「TikTok」。20年でJKの放課後はどれだけ変わった?
第2回
▶【マンガ】約9割がスマホで勉強した経験アリ!? 20年でJKの試験勉強はどれだけ変わった?
第3回
▶【マンガ】「長電話」は死語に? 20年でJKの電話はどれだけ変わった?
●10年前はどうだった?2008年のJKと2018年のJK
第1回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、デジタルライフはどう変化した!?
第2回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、好きな人への連絡方法はどう変化した!?
第3回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、写真の撮り方はどう変化した!?
第4回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、写真の撮り方が意外と変わってないって!?
第5回
▶【マンガ】2018年のJK、独り言の理由はいったい…!?
第6回
▶【マンガ】2008年と2018年のJK、好きな人との繋がり方
第7回
▶【マンガ】2008年と2018年の女子高生、音楽の聴き方はどう変化した!?
登場するのは、2019年を生きる女子高生、みらいちゃんと1999年に生きる女子高生、かこちゃんです。
人工知能の違い
人工知能の歴史は意外に古く、なじみのある例では、ビデオゲームのコンピューター対戦も、人間に代わってゲームをプレイする人工知能の1つと言えます。
とはいえ、わたしたちのイメージする人工知能と言えば、人間のように意志を持ち、会話ができるアトムやターミネーターのような存在。そういった意味で、20年前の時点で非常に人工知能“的”だったのが「シーマン」ではないでしょうか。
セガ・エンタープライゼス(当時)の次世代ゲーム機、ドリームキャスト対応のゲームとして発売されたシーマン。ドリームキャストはプレイステーションほど普及しませんでしたが、ゲーム好きの人たちから熱狂的な支持を得ているゲーム機でした。しかし、シーマンは「しゃべる人面魚」という独特の世界観が話題になり、かこちゃんのようなゲーム好きでない層にも、広く認知されていました。
音声認識技術が用いられ、シーマンとの会話を楽しむという当時としては斬新なコンセプト。Siriも気の効いた返答で話題になることがありますが、シーマンの生意気で、でもどこか気になってしまう返答は、今見てもコミュニケーションとしては非常に高度なものに感じられました。開発者である斎藤由多加氏は、現在「シーマン人工知能研究所」を立ち上げ、会話エンジンの開発に携わっているそうです。
人工知能がもたらすのは脅威?癒やし?
ターミネーターの世界のように、発達した人工知能が人類の脅威になる、なんて話もありますが、Siriのようにわたしたちの生活をアシストしてくれたり、AIBOのように癒やしを提供してくれる人工知能もいます。
人工知能を学習させるのが人間や周囲の環境だとすれば、どう育つかはわたしたち次第。人工知能が、わたしたちの生活を豊かにする存在であり続けるのか。わたしたち自身が試されているのかもしれません。
TEXT:PreBell編集部
マンガ:さといも屋
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