NTTドコモなど大手キャリアの社長の年頭所感。
セキュリティ通信

2023.01.21 NTTドコモなど大手キャリアの社長の年頭所感。

NTTドコモ代表取締役社長である井伊基之氏が、2023年の年頭所感を公開した。

この所感によれば、新ドコモグループが設立されてから早くも1年が経ったドコモだが、2023年は「変革のNEXTステージ」としていくのだという。

井伊氏は、新しいビジネスを創出して引っ張っていく中で、さまざまな分野で社会に貢献し、世界をワクワクさせる仕事を通して顧客と喜びを分かち合えるようなグループを目指していると述べている。

また、2022年には、メタバースやWeb3へ進出すると発表していたドコモ。

これから大きな成長が見込まれるこの市場に積極的に投資し、いつの日か収益の柱となることを目指すという。

ほかのキャリアの年頭所感について

大手キャリア「KDDI」、「ソフトバンク」、「楽天」のそれぞれの社長も年頭所感を公開している。

KDDIは、中期経営戦略の2年目を迎える2023年には、サステナビリティ経営を実践するとともに、顧客が信頼できるような5Gネットワークのもと、従来の常識にとらわれることのないワクワクするサービスを提供していくという。

Softbankは、2022年度の連結営業利益から「V字回復」する1年にしたいと述べている。携帯料金の値下げの影響を受けてきたこれまでとは打って変わって、2023年はどれほど攻めの姿勢を貫くことができるかが重要となり、今年は勝負の年になるという。

楽天は、2023年をさらなるイノベーションへのチャレンジが求められる年と考えているといい、楽天エコシステムの進化が加速することが見込まれるだけでなく、「完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク」を軸にした、通信プラットフォーム事業の世界展開が本格的になることが期待される1年になるだろうと述べている。

【関連リンク】

・年頭所感2023:NTTドコモ井伊社長(ケータイ Watch)
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1467554.html

・年頭所感(KDDI株式会社) 
https://onl.sc/QQnGrAw

・年頭所感(ソフトバンク株式会社)
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2023/20230101_01/

・年頭挨拶(楽天グループ)
https://rakuten.today/blog-ja/new-year-speech-2023-j.html?lang=ja

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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