【マンガ】2019年のJKに現金は不要!?この20年で変わった「お金」のカタチ
駅の改札やコンビニエンスストア、飲食店など、さまざまな場面で電子マネーが利用できるようになりました。
小銭でお財布がいっぱいになることもなく、お会計時にレジの前でもたつくこともなく、タッチするだけで支払いが完了する便利な電子マネー。日本で今後も普及していくことが予想されています。
1999年のJKと2019年のJKが登場し、インターネットによるライフスタイルの変遷を紹介する連載漫画企画。今回のテーマは「支払い方法の違い」についてです。
【JKのデジタルライフシリーズ】
●20年前はどうだった?1999年のJKと2019年のJK
第1回
▶【マンガ】1999年の「プリクラ」と2019年の「TikTok」。20年でJKの放課後はどれだけ変わった?
第2回
▶【マンガ】約9割がスマホで勉強した経験アリ!? 20年でJKの試験勉強はどれだけ変わった?
第3回
▶【マンガ】「長電話」は死語に? 20年でJKの電話はどれだけ変わった?
第4回
▶【ユーザーのエピソードがマンガに!】スマホの着信メロディ、設定してる? 20年前と今のJKの「着信音の違い」
●10年前はどうだった?2008年のJKと2018年のJK
第1回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、デジタルライフはどう変化した!?
第2回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、好きな人への連絡方法はどう変化した!?
第3回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、写真の撮り方はどう変化した!?
第4回
▶【マンガ】2008年のJKと2018年のJK、写真の撮り方が意外と変わってないって!?
第5回
▶【マンガ】2018年のJK、独り言の理由はいったい…!?
第6回
▶【マンガ】2008年と2018年のJK、好きな人との繋がり方
第7回
▶【マンガ】2008年と2018年の女子高生、音楽の聴き方はどう変化した!?
登場するのは、2019年を生きる女子高生、みらいちゃんと1999年に生きる女子高生、かこちゃんです。
支払方法の違い
私たちの暮らしに浸透している印象のある、電子マネーによるキャッシュレス決済ですが、実は海外と比較すると日本におけるユーザーのキャッシュレス決済の利用は遅れています。同じアジアの韓国が89.1%、中国が60.0%なのに対して、日本のキャッシュレス決済比率(ユーザーがお会計にキャッシュレス決済を利用する比率)はなんと18.4%(経済産業省『キャッシュ・レスビジョン』2015年)。
昔から海外と比べてクレジットカードの利用が盛んでなかったり、小切手の文化がなかったり、現金主義として有名な日本人。今でも1999年のJK・かこちゃんのようにお買い物は現金という人も少なくないようです。
調査結果によると、ユーザーがキャッシュレス化に反対する理由の第1位「浪費しそうだから」、第2位「お金の感覚が麻痺しそうだから」、第3位「お金のありがたみがなくなりそうだから」と、お金に対して慎重な国民性が起因していることがわかります(博報堂総合研究所「お金に関する生活者意識調査」2017年)。
いっぽうで、2020年の東京オリピックに向けて、政府はキャッシュレス化の推進を掲げています。漫画では2019年のJK・みらいちゃんが募金をできなくて困っていますが、今後キャッシュレス決済のための端末は個人店にも普及し、電子マネーやスマホで決済できるお店は増えていくことが予想されます。
キャッシュレス時代、お金との向き合い方もアップデート!?
今や私たちは、スマホやカード1つで外に出かけることも増えています。現金を持ち歩かなくなったいま、私たちはお財布ではなく、アプリやWebサービスを用いて自分のお金を管理します。これまでよりも、自分の個人情報やパスワードの取扱いには注意が必要になります。
ITの進化に合わせて、私たちのお金との向き合い方も進化させる必要があるでしょう。
TEXT:PreBell編集部
マンガ:さといも屋
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